迷宮街クロニクル1 生還まで何マイル? (GA文庫)

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著者 : 林亮介
制作 : 津雪 
  • SBクリエイティブ (2008年11月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797350623

迷宮街クロニクル1 生還まで何マイル? (GA文庫)の感想・レビュー・書評

  • 大地震をきっかけに出来た迷宮。
    そこには怪物がいて、それを倒すのを生業にした人がいて。

    当然ですが、登場人物が多い。
    その人視点、の話が始まるので、誰がどうなのか、は
    比較的分かりやすいかと。
    しかし話が話だけに、あちらこちらに説明文が多い。
    そして話がどう進むのかも分かりません。
    人とのふれあいなのか、迷宮について、なのか。

    ネットで公開していたのの文庫化、のようです。

  • 迷宮に入るまで、長くて、恋愛がらみの人間ドラマが長いが、
    何回も繰り返して、読むほど、面白いとは、思えなかった。
    迷宮街では、剣と魔法で、怪物と戦うのですが、
    簡単に拳銃、機関銃を使えば楽なのに、日本で、
    銃砲が禁止されているが、これほど、死亡率が高く、
    相手も人間でないので、銃が禁止されているという設定は、
    動機が薄いと思った。また、web、携帯から、
    この小説が作られていたが、少し、読者に
    寄り添いすぎている内容、筋書きが目立つような気がした。
    今は、いろいろな強力な防護服、例えば、アメリカの特殊警察が使うような
    防護服ならば、銃を防ぐし、ましてや、迷宮街の怪物の剣などは、簡単に
    防ぐことも可能なのになぜ使わないか、不自然だ。守るのに不足だとわかっているのに、綿を詰めただけの防護服を着る理由がない。そして、探索者は、ある程度、お金があり、命を守ることに気を遣っているのだから、ケプラー繊維を使った防護服を着てもいいと思うし、また、かなり、距離を走るならば、原付程度のエンジンが着いた運搬車を使ってもいいと思うが、それも、使わず、徒歩のみで、20キロも歩くなど、不自然極まりない。
    その不自然さに気が付かない読者も読者である。

  • ★現代日本にモンスターがあふれるダンジョンが現れました!★

    要約すればこういうお話。
    現代日本だけあって、ダンジョンへもぐる事が生活へ繋がっているというなんとも不思議な雰囲気。
    モンスターを倒して、死体の一部を削ぎ取れば現代でも合成が難しい物質成分が豊富に取れるため、現代のゴールドラッシュとも揶揄される職業:剣士。
    また、ダンジョンの中にはエーテルという魔力に近いご都合主義物体が漂い、それを使って魔法とかモンスターとか色々出来るようになっている。なので、現代とファンタジーが妙に融合している。

    ただし、RPGと一番大きく違うのが、「死んだら終わり」という現実の不文律。
    回復魔法みたいなものはあれど、死者をいきかえす事は出来ないこの世界。しかしダンジョンには殺意を持ったモンスターがおり、それを倒す事で大金を得る。
    現代日本で生と死が隣合わせの生活をし、実際に登場人物が軽々と死に、例え生き延びてもその冒険者達以外の一般人との意識の齟齬が産まれる事のジレンマ。
    戦闘シーンよりも、どちらかというとその冒険者の街に住む人間描写や、戦闘に挑む迄の過程が多めで、さらにそちらの方が大体面白いのです。

    で、こちらは実は元Web小説が商業化されているものであり、元はWizardry1の同人和風アレンジ小説でした。
    たしか、執筆中は、登場人物全て(主人公含む)に死亡率とダイスロールをしており、容赦なく死なせてたんだそうで。
    Wizardryという元ネタと、その辺の裏事情を知ってると尚面白いかも

    商業版はWeb版にあった場面が削除されてたりするのが難点かな・・・。
    もちろん追加シーンはあるからボリュームは増えてるんだろうけど。

  • リアルぅーーーーーー。洞窟に挑む人間たちの異常さを描く、日常からの描写力は恐れ入ります。どんな熟練者にも平等にふりかかる死亡率。息の抜ける時のない探索シーンはたまりません。

  • 主人公の真壁を始め訳有りの人間が集まる京都・迷宮街を舞台にした死亡率14%の青春群像劇?
    大地震をきっかけになぜか京都の地下に化け物が自衛隊よりも一般人が有効???
    ファンタジーよりも日記形式や様々な視点から見る迷宮街の様子は楽しく切ない。

  • 好きですねぇ……WEB版を見つけたとき以来、何回読み返したことか。何度読んでもあきない。私にとってこれは銀河英雄伝説以来のヒットですね。

  • 作風が好き。久々の当たりでした。

  • ノロノロ読み進める予定だったのに、手のまめが潰れて痛いから読書でもするぐらいしかできない、という理由で読み進めて終わってしまった!

    webで連載していたモノが本になったよ、です。
    元々は古典ゲームのWizardry#1を元に、現代日本を舞台にして書かれたものなので、迷宮の様子とか、パーティの構成とか、敵の種類などは同じですね。
    しかしながら、Wizardryのノベライズ(というには、色々オリジナル要素が元々強かったけれども)というスタンスではないので、ゲーム中に登場する言葉などがクロニクル用語へと置き換えられていて、旧来のファンはそのあたりも楽しいのではないでしょうか。

    好きなゲームのノベライズ、web時代から好きだった、という要素を含めて、個人的には大変満足していますが、Wizardry#1をやったことが無い人にとってはどう感じるものなんだろうな、ということで☆4。

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迷宮街クロニクル1 生還まで何マイル? (GA文庫)の作品紹介

一昨年、突然京都を襲った大地震。それをきっかけに口を開いた大迷宮からは怪物たちがあふれ出し、当初自衛隊に掃討させようとした政府はそれが有効でないと悟るや、一般人の志願者に迷宮の探索を委ねた。怪物を倒し、その身体の一部を換金することで莫大な利益を得る現代のゴールドラッシュ。そのリスクは死亡率14%といった数字になって、志願者のもとに返ってくる。京都・迷宮街。今日もここで様々なドラマが幕を開ける。命を預けるメンバーは、たとえば恐ろしく綺麗な双子の少女。人は様々な思いを持ち、今日も迷宮に降りる-。Webで好評を博した群像劇に大幅な加筆修正を施し、ついに書籍化。

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