ここまでわかった新・太陽系 (サイエンス・アイ新書 131)

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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797350708

作品紹介・あらすじ

地球を含め太陽系に属する天体は、惑星も衛星も彗星もそれ以外も、どれもが太陽を回ることで存在し続けています。しかも、同じ時期に同じ素材からつくられた仲間だったのです。最新の観測技術と惑星形成理論を駆使して描きだされた太陽系は、あなたの常識をくつがえすほどの新事実で満たされています。太陽系外の惑星発見の方法や経緯を含めて、最新の惑星科学の基礎から最前線までを、まるごと解説します。

感想・レビュー・書評

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  • 図がカラフルで多く使っていていい。楽しく読み進められた。身近な太陽系でもまだまだわからないことが多く、改めて宇宙ってすごいなと。

  • 恒星、惑星、衛星。言葉だけは耳にし、最低限知ったつもりでいたことが、まったくの見当違いだったり、まるで理解に達していなかったということを思い知らされた。
    タイトルは太陽系となっているが、中身は星の成り立ちや、惑星の種類など、天文学における基礎的な知識を太陽系をモデルにして説明しているという体になっている。
    文字はさほど多すぎないし、図説と注釈も丁寧で、非常に読みやすい。
    ところどころで『未解決』の謎や問題をさらっと挟んでいるのも好奇心をあおってくれる。

    天文学に興味がなくとも、地球に住んでいる以上は一度目を通しておくと良いかもしれない。

  • 惑星探査機・はやぶさの地球への帰還があって以来、宇宙ものにはまっているので手にした本。かつて百科事典などで得ていた情報に比べても最新の研究結果を基にアップデートされているので、読んでいて興味深い。図解が分かりやすく、太陽系を知るための入門書として最適。

  • きれいな図版入りで、惑星科学のはなしが書いてある。特に、太陽系外惑星についての記述が面白かった。どうやって、遠くの恒星の惑星を見つけ出すのか精密な観測がされているのに驚く。

  • [ 内容 ]
    地球を含め太陽系に属する天体は、惑星も衛星も彗星もそれ以外も、どれもが太陽を回ることで存在し続けています。
    しかも、同じ時期に同じ素材からつくられた仲間だったのです。
    最新の観測技術と惑星形成理論を駆使して描きだされた太陽系は、あなたの常識をくつがえすほどの新事実で満たされています。
    太陽系外の惑星発見の方法や経緯を含めて、最新の惑星科学の基礎から最前線までを、まるごと解説します。

    [ 目次 ]
    第1章 惑星、太陽系、宇宙
    第2章 惑星の調べ方―どうやって調べるか
    第3章 惑星系中心星としての太陽
    第4章 太陽系惑星の素顔その1 岩石惑星
    第5章 太陽系惑星の素顔その2 ガス惑星と氷惑星
    第6章 惑星以外の天体
    第7章 太陽系の外の惑星系
    第8章 惑星の大気と生命存在条件

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    [ 参考となる書評 ]

  • 全体として一貫したひとつの話になっている.私のような初心者にとっては情報量が少し多めかもしれないが,話を順番に理解していくのにちょうどいい堅さ.はるか昔に図鑑でみたのとはまた違う感慨があり,読むと結構わくわくするかも.

  • 私にとっての惑星学におけるリファレンス本として活用できる内容だった。

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著者プロフィール

東京工業大学地球生命研究所教授

「2021年 『太陽系と惑星 第2版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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