もう一度恋をしたくて (ソフトバンク文庫 ト 1-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (440ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797350746

感想・レビュー・書評

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  • 野心家の母の気質を受け継いだヒロインは、侯爵のヒーローに恋をして彼の婚約者から奪ってしまう。
    ヒーローもヒロインに惹かれていてヒロインと結婚することになり嬉しさを隠しきれずにいたが、ヒロインの策略を知り結婚直後に姿を消してしまう。
    10年後ヒロインはヒーローに離婚を申し出る。

    同作者の「灼けつく〜」と時も思ったけどこっちの10年も長いなぁ。
    ヒロインのしたことよりも、ヒロインにそういった黒い部分があることに耐えられなかったのかな。青いヒーロー。
    個人的には行動力があるけど繊細で傷付きやすいヒロインは可愛いと思った。

    再会後、大人になったヒロインに比べてあまりそれを感じられなかったヒーローがな。
    コペンハーゲンでの出来事もヒーロー諦めるの早すぎ。
    地の果てでも追いかけて愛してるって言って欲しかった。
    改めて10年が勿体なさすぎる。

    ヒロインの恋人の画家は心が綺麗すぎてヒロインには荷が重かったと思う。
    それにイエスマンだったヒロインより口を挟んでくる女性との方がお似合いだったね。

    娘を公爵と結婚させる!って意気込んでたヒロイン母が、逆に自身が公爵と結婚してしまう、というオチは面白かった。

    ヒロインの元愛人レンワース卿の話は「愛を知った侯爵」(既読)

  • ハマった。イッキ読み。母子共にずっと公爵夫人になる事だけに頑張ってきたヒロイン 「恋?はっ何それ」 みたいな性格だったのにヒーローに出会ってからは、まさしく恋は盲目状態 しかし、ヒーローGetに猪突猛進のあまりとんでもない事をやらかしてしまう。そこまでするか?!と引き気味だったけど10年経ってヒロインの性格にも変化がみられ… 
    ヒロインの母親もいい味出してて読後感は良い。

  • 確かにヒロインが結婚するためにしたことはひどかったかもしれないが、結果的に元カノは他の人と結婚することが決まっていたんだし、そこまでしなくても…。10年は長すぎるだろ〜。引くに引けなくなったというところか。結局ヒーローはお子ちゃまだったのかな。ヒロインが強い人でなければここまで待ってはくれなかったろうに。

  • よくある土下座モノなんだけど、この作家にかかるとひと味違った小説になる。

  • ここまで書くか!(私見)のヒストリカル。定石どおりではないので賛否両論も理解。読ませる作家であることは間違いない

  • 最後まで読んで、ヒーローはそんなにヒロインが好きなら何年もグダグダせずにさっさと告白なり土下座なりすれば良かったじゃないかと思った。
    セルフSM状態というか、ヒロインと別居中で向こうに愛人がいても法的に繋がってるだけで満足とかヒーローMだろうと(苦笑)

    軽い流産描写、ヒロインの愛人が複数登場するのでダメな人には地雷だと思います。

  • 図書館の本

    内容(「BOOK」データベースより)
    貴族と結婚し、上流階級の仲間入りをする―母親の野心を受け継いだ資産家の娘ジジは、ハンサムで快活な侯爵のキャムデンに心を奪われた。彼を婚約者から奪うべくジジは策略をめぐらせ、遂に結婚することに。が、彼女の嘘を知ったキャムデンは、結婚直後に異国へと旅立ってしまう。十年後、離婚を申しいれたジジに彼は驚くべき取引を持ちかけるが…リサ・クレイパス絶賛。大型新人が贈る話題作。

    現在と過去、ジジと母親の話が1章ずついった気来たりしてお話は進みます。どうなんだろう?ほかの小説だとありだけど、ここまで普通にロマンス小説だともうちょっと固めて書いてもいいかなぁと思ってしまったのだ。
    嫉妬心は愛情がないとありえないのにね。
    クロイソスがかわいくて。

    Private Arrangements by Sherry Thomas

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