神曲奏界ポリフォニカ リベレーション・ブラック 神曲奏界ポリフォニカシリーズ (GA文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797352665

作品紹介・あらすじ

「あたし、変だ」突き上げる憎悪と殺意。止められない拳の震え。マティアは自分の中にある制御不能な衝動に戦慄した。殺したい。今すぐに。目の前のこいつを!密室だった現場に残されていたのは、二人の男性と脱き捨てられた女性の衣服。だが部屋の中に女性の姿はなく、男性の一人は不可解な死体となって転がっていた。そこには女性も凶器も存在せず、精霊の出入りも不可能という状況。捜査が進むにつれ、二転三転していく事実。そしてマティアの異変。いったい何が起きているのか!黒のポリフォニカ第10弾。

感想・レビュー・書評

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  • あともうわずかで2人との付き合いが終わってしまう。
    そう考えると寂しくて仕方がない。

    最終章に向けての伏線回収が始まりつつある。
    マティアの母親の件は、涙目になりつつ読んだ。

    最終刊は「まあぶる」などともかぶる内容の短編集だし
    本編の決着まであと3巻を残すのみ。
    じっくりと大切に読み進めたい。

  • <内容>
    密室の現場に残された脱ぎ捨てられた女性の衣装。存在しない凶器。
    そして謎の憎悪と殺意が湧いてくるマティア……
    いったい何が起きているのか……
    マティアの過去編?

    <感想>
    ポリ黒の最後の持って行き方は毎度毎度感心させられる。
    今回のラストは涙なしでは語れませんね。はい。
    シェリカが出てからと言うものの、解決の糸口の発見があれですが……
    そんなん関係ねぇ。
    これは推理小説じゃないんだ。

    トリック的には完璧な推理小説だけどね〜wwww
    まぁ、推理が肝じゃないってことですね。

    こんな数ページに感動する文章を詰め込めるのは……もうやばいね。
    これだからポリフォニカはやめられねぇ
    まぁ、黒と赤だけどwww

    さてさてお次はマナガ編(らしい)

  • 「死んだ人は、もう笑えない!怒らない!食べられない!!」
    「死んだ人はもう何も出来ない!!悔しいとも言えない!もう帰って来ない!!もう逢えない!!」

    通算三十六冊目。三ヶ月振りの『黒』。大迫さんの『ポリフォニカ』としては二ヶ月振り。
    さて、シリーズ第十弾。遂に二桁の大台に突入。もうそんなに経つのか。
    今回からは三巻構成でマティアとマナガの過去が語られることになるらしい。上巻となる今巻では母親が死亡することとなった交通事故を引き起こした人物とマティアが対峙することになる。

    ここまで来ると、もうミステリーとか要らなくね?つーかトリックが明らかになっても盛り上がらないんだよなぁ。素直にドラマパートだけやってくれれば良いのに。

    そしてマティアの心を襲う異変。謎が増えていくばかりだな。飛行機事故でマティアだけが助かったのも謎と明示されたしなぁ。

    ところで、『リライアンス・ブラック』で登場したシェリカの級友ソノミ・フランネの出番が後書きで言っていた通り、ちょっと増えました。挿絵付きということで優遇されてるな。

    次は『クリムゾンS』三巻。

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