自衛隊戦闘機はどれだけ強いのか? (サイエンス・アイ新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797355277

作品紹介・あらすじ

航空自衛隊が設立されてから、すでに50年以上が経過している。その間、戦闘機の世代交代が進み、現在ではF‐4EJ、F‐15、F‐2がさまざまな支援のもと、日本の空を守っている。とはいえ、一度も実戦を経験していないだけに、ポテンシャルは、ある意味、未知数といってよい。そこで本書は主力戦闘機を中心に、科学的な視点で、その実力を検証していく。

感想・レビュー・書評

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  •  戦後航空自衛隊が創設されてから、これまでにどのような戦闘機を導入してきたか、部隊配備はどのようになっているか、さらに現在進行中のFX計画について、付録として戦闘機パイロットになるための教育訓練の紹介などが書かれている。どのページにも戦闘機の写真が載っており、好きな人は写真を見るだけでも面白いと思う。
     内容は、戦闘機の性能や配備の状況といった事実が淡々と列挙されているもの。「アフターバーナー使用時の最大推力は32.5kN、ドライ時の最大推力は22.7kNと比較的パワーの小さいエンジンですが、燃費性能にすぐれるという…(略)」(p.110)といった感じで、はっきり言ってマニアかよっぽど戦闘機パイロットになりたい人でもない限りは「???」で終わってしまう。素人的には、HOTAS(p.94)とかインターオペラビリティ(p.189)という考え方とかがあるんだ、F15の「オフボアサイト交戦能力」(p.147)とかってすごいな、とかそういう程度の感想しか持てなかった。とりあえず、これまで6機種(F86,F104,F4EJ,F1,F15,F2)の運用をしてきましたとか、今はF15, F4EJ, F2を使っていますとかいうことくらいは覚えておこうと思った。この本ではFXの候補機として6つ挙がっているが、2011年末に防衛省はF35を採用すると決めたらしい。(13/05/03)

  • 自衛隊の歴代の戦闘機 F-86セイバー、F-104 スターファイター、F-4EJファントムⅡ、三菱F-1、F-15イーグル、三菱F-2、F-X計画についてまとめた本。

    知っている人にはこんなことは当然という本でしょうが、初めて戦闘機について知ろうとする人には、簡単な歴史などがわかってわかりやすいのではないでしょうか。

    他国の戦闘機との比較は載っていないので、自衛隊のみの戦闘機入門書とだと思います。

  • 時間とお金の無駄です。wikiで十分です。制式戦闘機、兵装と飛行隊を並べただけです。しかも、文字でだらだらと書かれても分かりません。su-27との仕様比較とかはないです。86と104の項で、セイバーやスターファイターはあっても旭光や栄光はなしです。

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著者プロフィール

1954年12月、北海道札幌市生まれ。1977年3月、立教大学社会学部卒業。同年4月、航空雑誌出版社「航空ジャーナル社」に編集者/記者として入社。1984年1月、月刊『航空ジャーナル』の編集長に就任。1988年6月、月刊『航空ジャーナル』廃刊にともない、フリーの航空・軍事ジャーナリストとなる。著書は、『航空自衛隊F-4マニアックス』『幻の第5世代戦闘機 YF-23マニアックス』(秀和システム)をはじめ、『旅客機年鑑2022-2023』(イカロス出版)など多数。

「2023年 『幻の国産旅客機 SpaceJetマニアックス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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