マンガでわかる神経伝達物質の働き ヒトの行動、感情、記憶、病気など、そのカギは脳内の物質にあった!! (サイエンス・アイ新書)
- SBクリエイティブ (2011年7月16日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797359916
作品紹介・あらすじ
ヒトの行動を決めるのは脳であり、脳の中では多数の神経伝達物質が各々の役割を担って働いている。では、どういう神経伝達物質があり、具体的にどのように活動しているのだろうか?本書は脳の仕組みから神経伝達物質の種類、そしてこれら神経伝達物質が行動や感情、病気などとどのようにかかわっているのかを、マンガとイラストでわかりやすく解説していく。
感想・レビュー・書評
-
人間が何をどう感じ、どんな気分で過ごすかは脳の中の神経伝達物質に左右されているという事実。健康的かつ合法的に神経伝達物質をバランス良く分泌させることで、生きる上での幸福感を得られるのだと思った。落ち込んだり、イライラしたりすることは誰しもあるが、これを意識するのとしないのとでは大違い。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【内容】
神経伝達物質の働きを軸に感情や記憶について漫画でまとめてあります。オールカラーです。内容は専門用語が結構でてくるので、初心者には難しい感じです。
【ビフォー】
幸せホルモンであるセロトニンやその他のホルモンについて知りたかった。
【気付き】
精神の安定や幸せに欠かせない物質でるセロトニン の約90%が腸などの消化管にあることに驚いた。
セロトニンは朝日を浴びると分泌され出す。夕方になると減少していきメラトニンが分泌される。メラトニンは脳の興奮を沈めリラックスさせる。そして朝日を浴びるとメラトニンは分泌を停止、再びセロトニン やノルアドレナリンが分泌され脳が覚醒される。どちらの物質も必要不可欠であり、このサイクルが大事。
【TO DO】
規則正しい生活を心がけて、セロトニンとメラトニンの分泌を促す。 -
難しい本読めないからイラストとカラーでわかりやすい。しかも例えが多用されていたのがなお良かった。
神経伝達物質についての理解がごっちゃになってたのでうまく整理したかった
ノルアドレナリンは神経伝達物質で
アドレナリンがホルモン
アルツハイマーはアミロイド蛋白が蓄積して神経が障害されて起こる。
その神経が障害されることでアセチルコリンの分泌も低下してしまう。
アセチルコリンのムスカリン受容体は毒キノコの作用と同じことから名付けられたらしい
アドレナリンは日本人が名付けたらしいエピネフリンと同じ意味。
私は日本人として誇りを持っているから日本人の活躍を聞いたらなぜかいつも嬉しくなっちゃう。 -
491.3
学生購入希望 -
マンガというより図が多くてイメージがしやすい良書。脳の大きさ・重さは知能と関係しないが、第一性欲中枢が男性の方が2倍大きいので性欲が強い!というのは人間らしくて面白かった。
-
思ったよりいい。けっこう詳しい。
-
「マンガで」とあるのでとてもわかりやすくて読みやすいことを期待したが、イラストが入っているだけだった。
-
マンガと言いつつ、実際には挿絵程度。でも、絵は可愛い。
素人としては十分楽しんで読めた。後半はうつ病についての原因と対処について割いているページが多く、裏テーマになってる感じ。 -
マンガでわかると書いてあるが、脳についての本は多いが、神経伝達物質に焦点を当てて解説している本自体が少ないので、神経伝達物質について調べたい人にとっては貴重な本だと思う。
内容は、脳と神経伝達物質、神経伝達物質の働き、主な神経伝達物質について、神経伝達物質と心、神経伝達物質と心の病気の5章となっており、脳関係の本で神経伝達物質に興味をもった人には非常に良い本だと思う。 -
S491.371-サイ-213 300218112