南極の中国艦を破壊せよ! (上) (ソフトバンク文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797360189

感想・レビュー・書評

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  • 下巻にまとめて書きます。

  • 過去の出来事が今につながるという、相変わらずのストーリー展開だが、衛星撃墜と南極領土までは何とかアルゼンチンという国つながりで分かるが、中国を無理無理、つなげるために鄭和の時代にさかのぼる程の、古代航海時代までが、すべて同じ事件として集約されるというのは、少々、やりすぎ。先の作品でリビアを相手にしたが、その後の政変で、先行きが読めない世界情勢の急変に、ポリティカルスリラー作家たちは、折角、時間をかけた書いた作品の足元をすくわれてしまうという感じで、戦々恐々としているのだろうが、最近は安定した敵役として中国が登場することが多いので、それに倣ったのだろうが、まあ強引。それはそれで良しとして楽しむのであれば良いでしょう。行く先々に、あまりにグッドタイミングで登場できるアルゼンチン少佐も、お約束。

  • ダーク・ピットのシリーズは好きでした。それで手に取ってみたけれど…。
    残念です。

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著者プロフィール

クライブ・カッスラー
テレビ業界から作家に転身、1973年に架空の組織NUMA(国立海中海洋機関)に所属する特殊任務官を主人公とする『海中密輸ルートを探れ』で作家デビュー。同主人公の活躍を描くダーク・ピット・シリーズのほか、幾多のシリーズを送り出し、作品は世界的ベストセラーとなっている。印税をもとに実際にNUMAを設立し、多くの沈没船や行方不明船の発見にも尽力した。2020年死去。

「2023年 『地獄の焼き討ち船を撃沈せよ!(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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