マンガでわかる人間関係の心理学 人と会うのが好きになる! 悩みがフッと軽くなる (サイエンス・アイ新書)
- SBクリエイティブ (2010年12月16日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797362022
作品紹介・あらすじ
人生のなかで、幾度となく体験する人間関係の悩み。集団で生活するうえで避けては通れないこの悩みの原因から解消方法までを、心理学と脳科学の両側面から、マンガでわかりやすく解説していきます。本書で第一印象の重要性や、相手との距離を縮める共感能力の磨き方などを学べば、あなたの悩みはきっと解消されるはず。
感想・レビュー・書評
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さるの絵がかわいくて癒される
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かわいいサルが書かれたマンガで、人に好かれるための手法を紹介するもの。第一印象が大事、とか共感の姿勢が大事、相手をほめる、といったことが書かれている。
内容自体はとても一般的で、言われてみるまでもなくそうだよな、と感じることが多いので、そんなに参考になるという感じでもなかった。というかあまりに一般的なことすぎて、印象に残らない。ただ「自己開示の返報性」(p.140)は、あらためて納得した。つまり「人は相手から自己開示を受けるとその相手に好意をもちやすい」(同)という事実で、これはおれもよく使っている気がする。というか自分の弱い所を早く見せてしまいたい、という心理がおれには働く。あとは、結局自分の経験を話すことが自慢話になっているというのも注意したい。それならまずは「自虐ネタ」(p.196)とまでは行かなくても、失敗談を話すところから親密になるというのは、意識したいと思う。
…と言っても、やっぱり内容よりもイラストになっている「ミホンザル」がかわいい。マンガも面白いので、サル好きのおれにとってはそれだけで読むに値する本ということになった。(15/06) -
マンガといってもいろんなレベルがあるなぁ。
サルを主人公にした8コママンガ。心理学の教養で出てくるようなあるある話題。厳密さに欠けてはいても,そんなこともあるかもなと思わせるといいんだろうな。 -
p56口角を上げて笑う 口角の周りをマッサージ、頬の筋肉を動かす ウインクするように頬の筋肉の上下運動→好かれる笑顔
p66 腹式呼吸 胸の周辺を響かせるイメージの低い声はプレゼンなど説得力 頭の位置で音を響かせるイメージの高い声は声が遠くまで通り記憶に残りやすくなる→好かれるよい声
p146 共感能力向上トレーニング
・リズミカルな運動(ウォーキング、階段昇り降り、スクワットなど)特にウォーキングは太陽の光を浴びることでセロトニン神経が活発になりおすすめ
・バランスのよい食事 セロトニンの原料トリプトファンの摂取(肉類、豆類、乳製品に多い)、ビタミンB6
・規則正しい生活 セロトニンは太陽の出ている日中に分泌される
・映画、演劇、小説などの作品に触れ、心を動かす
・できるだけ人と会う
※共感する能力はセロトニンとセロトニンを合成するセロトニン神経が関係し、セロトニン神経が活発になると共感能力が高まる -
四コマ漫画チックな絵のおかげで、読みやすい。人間関係づくりの方針を見つけらるのでは。