ゼロ年代の論点 ウェブ・郊外・カルチャー (ソフトバンク新書)

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著者 : 円堂都司昭
  • ソフトバンククリエイティブ (2011年2月18日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797362145

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ゼロ年代の論点 ウェブ・郊外・カルチャー (ソフトバンク新書)の感想・レビュー・書評

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  • まさに今の時代のことを取り上げている本を取り上げている本です(笑)本紹介に終始している感じはありましたが、この間読んだ東さんと大塚さんが非常に注目されている批評家同士であること、東さんはゼロ年代の批評においては独り勝ちしていること、少し繋がっておもしろかった。東さんの本読んでみようかな。

  • 「大きな物語」が解体したことや、「都市」と「郊外」の差が如実になってきたことなどで、思想や批評もまた各論としてしか成立しなくなってきたのではと思ったけど、それぞれに手を打ってるんだなぁ。
    取り上げられてる本も読みたくなった。

  • 東浩紀や北田暁大など、ゼロ年代に活躍した批評家たちの仕事を、分かりやすく分類・解説した本です。

    現代思想の解説書としては、本書でも取り上げられている佐々木敦『ニッポンの思想』(講談社現代新書)がありますが、あちらがニュー・アカデミズムから東浩紀までの現代思想の流れをおおまかにたどっているのに対して、本書は主要テーマごとに分類・整理がおこなわれていて、より短いタイム・スパンで現代の批評シーンを概観するのに適しているように思います。その反面、柄谷行人や蓮實重彦、浅田彰といった、ゼロ年代以前の批評への目配りがなく、「思想」的な側面の解説が弱いようにも感じました。

  • 各評論がコンパクトにまとめられていて、良いと思う。俯瞰から振り返るには調度良い補助線。

  • 「なぜケータイ小説は流行したのか」など今まで深く考えたこともない事柄にも、大きな思想が背景としてあってサブカルの形を形成している、といったことが非常に印象的でした。もう一回読んでみようと思います。

  • この一冊でゼロ年代の日本の思想の潮流が掴めるという意味では、かなりお得な新書。東浩紀の重要さを再認識する。でも、ゼロ年代はどうしても311と向かい合わなければならず、そこから何を掴むかによって10年代の思想が出来上がってくるのかなぁと思う。

    そう考えると、思想のスパンを10年で捉えるのは短いような気がする。歴史学的には、一つの世代は20年から30年くらいで交代すると考えられているから、少なくとも20年で物事を見ることが求められるのかな、と思う。

  • 若者相手のお仕事をして、自分の興味の赴くところを掘り下げろ、という課題を出すと、扱う問題系は非常に限られている。
    オタクであったり、音楽(ネット配信の問題、CD売上の問題)、ツイッターのこと(ネットの使用をめぐる問題)などであるが、調べてくる内容がどうもせまい。郊外限定の問題。でも、それを日本全体と思っているふしがあり。
    でも、こちらもうまく伝えられなくて、この本に出会う。自分が補足したいことがすべて入っているではないか!


    2000年代の批評を俯瞰した紹介。ナビ。筆者自身が書いているようにかなりクローズアップされた内容なのだろうが、しかし、わかりやすい。目の前の仕事と育児に追われていることを口実に断片でしか知らなかった2000年代の状況をクリアにつなげてみせてもらう。

    この中から興味を持ったのは、ネット下での表現の問題。ツイッターの有用性をどこにおくのか、表現の価値変化のことなど、ここから読書を発展させられるとよい。とっかかりによい。整理の仕方がわかりやすくて、心配にさせられるのは、おそらく、原著を自分で読みなよ、ということなんだろうな。
    この新書が出されたのが2011年2月。3月11日以後にこの本が書かれていたら、どうなっていたのだろう、。

  • 2010年代はテン年代と呼ばないのかと思う今日この頃(そう呼んでる人も見たことがあるけど、本書では普通に2010年代)
    書名には、"ウェブ・郊外・カルチャー"だけじゃなくて、"萌え"や"オタク"という言葉もいれたほうがよかったんじゃないかと(カルチャーに入ってるのかな?)。

  • ページ数を見てもわかるとおり、そこまで深く本書では入り込んでいない。しかしあとがきの通り、自分の考えの整理及び更新には役立つ本であったと言える

  • 00年代の論点をなめ、整理された本。
    ざっと振り返るのには役立つ。
    その分、個別の批評家やその著書への言及は薄い。
    (取り上げられた本は結構有名なので良いけどね。。。)

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ゼロ年代の論点 ウェブ・郊外・カルチャー (ソフトバンク新書)の作品紹介

ゼロ年代に批評は何を論じてきたのか?注目すべき多くの書籍を通して、ゼロ年代の論点を文芸・音楽評論家が浮き彫りにする。そこから見えてくる従来とは異なる表現のかたちやネットの影響力、そして街並みの変容などは、まさに現在考えるべきテーマだ。本書はブックガイドとしてはもちろんのこと、ゼロ年代に論じられた幾つものポイントをナビゲーションする役割も果たすだろう。

ゼロ年代の論点 ウェブ・郊外・カルチャー (ソフトバンク新書)はこんな本です

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