鉄道を科学する 日々の運行を静かに支える技術 (サイエンス・アイ新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797362473

作品紹介・あらすじ

安全運転・定時運行・高速走行には高度な技術が必要です。
本書では、鉄道の素朴な疑問から、鉄道車両の種類や構造、新幹線、都市の鉄道と山岳の鉄道の違い、
線路の構造や種類、鉄道の運転と運用まで、鉄道の運行を支える知られざる技術を解説します。

わが国は人口密度が高く、欧米よりも道路や航空の整備が遅れたため、都市部を中心に鉄道が発達しました。
われわれ日本人にとって、鉄道は身近な乗り物ですが、鉄道が人や物を安全に運び、
利用者に快適な旅を提供できるのは、それを陰で支える技術や工夫があるからです。
本書では、誕生から現在までの鉄道の歴史を振り返りながら、
その間に発達した車両や線路、駅、運用などの技術や工夫を紹介し、鉄道がどんな交通機関であるか、
鉄道の素朴な疑問から、鉄道車両の種類や構造、新幹線、都市の鉄道と山岳の鉄道の違い、
線路の構造や種類、鉄道の運転と運用まで、鉄道の運行を支える知られざる技術を解説します。

はじめに
第1章 鉄道とはなにか
第2章 いろんな鉄道車両
第3章 鉄道車両の構造
第4章 新幹線と高速鉄道
第5章 都市の鉄道と山岳の鉄道
第6章 線路の構造と種類
第7章 列車の運転と鉄道の運用
参考文献 索引

感想・レビュー・書評

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  • 最近、見かける駅ナンバリングについても、触れてあり、そこが特に「へぇ!」と思った。

  • ガチガチの鉄道入門書やったから、ちょっと電車が好き程度にはハードルが高すぎた。本としては見開き左に本文、右に図表が一貫されていたので読みやすい構成になっていた。鉄道を走らすシステム面のことをもっと取り扱って欲しかったと思う。

  • 業務上必要になったので。わかりやすい図表も交えて説明しており、初心者には大変良い入門書だと思う。

  • あらゆる技術を網羅的に紹介していて飽きさせない。
    「鉄道工学は総合的な工学」というのも納得。

  • 鉄道が他の交通機関と比べてどのようなメリット・デメリットがあるのか、
    日本の鉄道は海外の鉄道とどう違うのか
    などなど、
    鉄道の技術の特徴を
    図や写真を使って、鉄道についても詳しくない人にもわかるように
    かつ、細かいところまで配慮して、正確に書かれています。

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著者プロフィール

川辺 謙一(かわべ・けんいち)
交通技術ライター。1970年生まれ。東北大学工学部卒、東北大学大学院工学研究科修了。メーカーで半導体材料などの研究開発に従事した後に独立。鉄道・道路・都市に関する高度化した技術を一般向けに翻訳・解説している。おもな著書に『図解・地下鉄の科学』『図解・首都高速の科学』『図解・燃料電池自動車のメカニズム』(講談社ブルーバックス)、『東京総合指令室』『図でわかる電車入門』(交通新聞社)、『東京道路奇景』『日本の鉄道は世界で戦えるか』『東京 上がる街下がる街』(草思社)などがある。

「2022年 『世界と日本の鉄道史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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