- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797363036
作品紹介・あらすじ
学園最強少女であり、ライトノベル作家の顔も持つ流鏑馬剣。そして彼女のボーイフレンドの与八雲や、イラストレーターで二人の友人でもある市古ゆうなの周囲はいつも賑やかで何かが起きている。剣と市古がなぜか名探偵になる!?八雲と剣は夜の水族館でデートをすることに!?そして八雲の従姉で編集者の与心夏が部署から飛ばされてしまうことになり、大慌ての一同は関係各所を飛び回ることに。次々と生じる騒動は剣や八雲たちをどこへ導くのか…。シリーズ初めての短編集。笑えるものからちょっといい話まで、豊富なバリエーションが楽しめる。
感想・レビュー・書評
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前作の引きをあっさりとかわして、短編集。(^^;
視点人物のバリエーションが楽しかったですね。
学園最強の話はちょっとついていけなかったけれども。(^^;詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今回は短編集です。
第1話は、剣が「探偵部」を設立する話。第2話は、剣に代わってゆうなが探偵を引き受ける話。第3話は、剣とゆうながカレー作りで勝負する話。
第4話は、心夏が合コンに参加する話。第5話は、夜の水族館でおこなわれる大人のためのイベントに、剣と八雲が参加する話。第6話は、極悪ひよこ軍団の支配にカレー戦隊アッターAが立ち向かうという、剣の妄想話。
第7話は、多々湖の作品のアニメ化決定を受けて、剣がアニメ用のシナリオの執筆を引き受け、ラブホテルに取材に出かける話。第8話は、お茄子と細山田の2人が3次元の女の子と付き合おうと決意する話。第9話は、こゆりが新しいカレーを開発する話。
第10話は、宴会の席で上司に粗相をしたため、心夏が剣たちの担当編集を外されて倉庫番に左遷される話。第7巻で登場した水戸敷あるみと剣たちとが初めて出会う場面が描かれています。第11話は、剣が八雲を伴って、母親の墓参りに出かける話となっています。 -
初の短編集である。
内容的に良いものもあるのだけど、正直、なぜこのタイミングで、という思いがある。
物語が前のめりになり、さあラストスパートだ、というところで、ちょっと待ったと足止めされた感がある。
後追いの私には関係ないけれど、リアルタイムで追いかけている人からすると、これはないんじゃないかと思うのではなかろうか。
内容的にも「こゆりの、カレー魔改造道場」などは非常に短編らしい良いものである一方、「学園最強の少女「市古」」のような悪乗り的短編であまりにページを割きすぎていたりもしている。
そのへんを加味して、星三つ半といったところだろうか。水族館デートなど、単品で見れば良いものもあるのだけど。 -
9784797363036 285p 2011・3・31 初版1刷
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ラノたの初の短編集。 またしても剣の妄想……というか願望が炸裂しています。
「まあ剣だしな」(by八雲)は魔法の言葉。
クラスメイト達も主役に負けず劣らずで、妻夫木&小栗が好きですね。
まさかラノたので泣きそうになるとは思わなかった。 ココナツのあのシーンは反則だろ。 -
短編になると剣の残念さが改めて判る気がする。あとがきでも触れられてたけど、ラブコメでこれだけ男キャラが多いのは珍しい気がする。しかも完全端役で。個人的にはどいつもこいつも基本おバカさんなので好きですが(笑)あと小栗さん、ビジュアル化すると意外に美人さんでびっくりした。