- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797369793
感想・レビュー・書評
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言いたいことが伝わらないのは、ほとんどの場合、話し手、つまり自分に原因がある
相手の立場に立って考えたり、相手の視点で物事を捉えることはできると思う。そうすれば、感じ方がずいぶん違ってくるはずである。
かんで含めるように説明する 聞く側に知識がない場合には、基礎的なことからやさしく噛み砕いて、丁寧に話すのが基本で、それが相手にとってもわかりやすい話し方ということになる
ものを考えるとき、話をするときには、自分の常識を疑ってみることも大事です
自分の言いたいことをきちんと話して伝えるようにならなければならない
論理的に物事を考え、相手に伝えるための基本になるのは3つのルールたったこれだけです。
①イコールの関係
②対立関係
③理由付け+因果関係
人間は一度了承したり理解したことに対して、同じ内容を繰り返されても受け付けないという性質がある
論理の飛躍に他人はついてこられない
とにかく、相手に伝えたいとおもったら、筋道を立てて話さなければならない
自分の話は理解されないという前提に立つ
自分の話はわかってもらえないという自覚を持つ
これから大事な話をします、という、サインを送ることが大切。
話をするときは、最初に結論をいったほうがいい
納得してもらうためには、論理的な構成がきちんとしていることが大切
要点は明確でなくてはならない
接続詞と論理ルール
つまり イコールの関係
しかし 対立
したがって 因果関係
なぜなら 理由づけ
話し上手聞き上手
相手の考えや思いを存分に引き出し、自分の主張も相手にしっかりと理解させて、内容の濃密な会話ができる人が聞き上手ということ
聞き上手になるための第一のポイントは、相手の立場を理解して尊重すること
あいづちは、話をきちんと聞いていますよ という合図でもある
相手の意見、疑問にはきちんと答える
大事なことは誠実に議論していくこと、立場が違えども、信頼関係が生まれる
ぶつかりあって、収まらないのは、主張の優劣ではなく、別なことに原因がある
議論では相手を頭から否定したり、完全にやり込めてしまうのは禁物
あがらないようにするには、結局場なれするしかない
声のトーンや、話すリズムも大切
話をするとき、間がとても大切
みんなが集中しているときは、本題をいきなりぶつけてよい
論理的に考えることができなければ、論理的に話すこともできない
論理的思考を身につけるのに、一番効果的なのは、論理的な文章をたくさん読むことだ
論理力がいくらあっても、知識がなければ、論理的に話すことも書くこともできない
知識のストックを増やすには、新聞や本を読んで、ノートやパソコンに入力、保存しておく。そして折をみて、そのストックを読み返す
自信をつけるための近道は、得意分野をつくることだ、自分の型をつくっておくこと、つまり論理的に考えるために、自分の型をもっておくということだ
目次
はじめに―話し方で損をしている人はたくさんいる
ゆいの自己紹介
第1章 なぜ、あなたの話は伝わらないのか?
第2章 伝わる話し方のための論理力
第3章 こんな話し方では損をする!
第4章 伝わる!論理的な話し方実践法
第5章 「話し上手は聞き上手」は真実だ!
第6章 会議を実りあるものにする技術
第7章 多くの人を引きつける話し方の秘訣とは?
第8章 論理的話し方を習得するために普段からできること
おわりに―話し方で人生は大きく変わる
ISBN:9784797369793
出版社:SBクリエイティブ
判型:文庫
ページ数:248ページ
定価:666円(本体)
発売日:2012年06月25日初版第1刷発行
発売日:2013年04月30日初版第6刷発行詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
前作の「論理的に考える技術」同様にわかりやすい内容で、意識さえちゃんとできればすぐに実生活で実践できそうです。
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作ったパワポで一度説明を口に出して行う。
違和感を感じたらテキストに書き起こして客観的否定ができるか自分で確認する。
違和感が拭えない場合はテキストで良いので他の人に見せて違和感があったら教えてもらう。
分析内容が変だという話の場合は別の課題となる -
買った文庫本だから移動中に読もうと思ったら、途中すっかり忘れて、読み始めてから3年近くかかった(笑)内容的にはすぐ読める。大学受験のとき唯一現代文の参考書で買ったのが出口先生の本だった。読んだけど自我が強すぎて論理的に話す自信ない。
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題名通り論理の重要性について書かれた本。
3つのキーワードをもとに話を組み立てることの重要性、相手想いを忘れない聞き上手の重要性、論理力を鍛えるためのトレーニング方法などが主な内容。
読むだけでなく実践しないと価値はない。 -
論理的ではない人は他者意識が欠けていることが原因とのこと。でも今ひとつこうしたら良くなる、というのがわからなかった
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大崎Lib
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人に説明するのが本当に下手で、仕事中に話が相手に伝わらないのを直したくて読んだのだけど、
ほぼ全編を通して「頭ではわかってるけどどうしていいかわからない」ことがたくさん書いてあって、いまいち頭に入ってこなかった。
とりあえず最終章で勧められていた、新聞の一面コラムを意識的に読むことから始めます。 -
論理力とは物事の道筋を理解し、説明する力 自分の主張=具体例・エピソード・引用 イコールの関係 例えば〜 対立関係 天と地 差別化 対比 理由づけ A、なぜならB 因果関係 AだからB 他者意識が薄い 百の言葉を連ねるよりも、核心を突いた一言の方が説得力がある 私はこう考えますと簡潔かつストレートに言えばいいんだ 接続語と論理のルール つまりイコールの関係 しかし対立関係 したがって因果関係 なぜなら理由づけ 聞き手を誘導するという役割 目は口ほどにものを言う 論点のすり替え 西郷や龍馬は譲歩して相手の言い分の一部は認め、徹底的に追い詰めずに逃げ道を用意してやって、相手に自分の主張を受け入れさせた 結局は場慣れするしかない 間の取り方が絶妙 知識のストックが生み出すもの 得意分野のストックが芋づる式に増えて、会話の達人に 自分の型を持っているかどうか ずっと会議で黙って座っているだけの人間と、発言すると決めて、毎回、準備を繰り返した人間とでは、五年後、十年後には大きく差がついている