- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797370003
作品紹介・あらすじ
相良良晴を支える二大軍師の竹中半兵衛と黒田官兵衛は、どちらも窮地に立っていた。半兵衛は重い病で倒れ、官兵衛は姦雄・宇喜多直家に捕えられて地下牢に入れられてしまったのだ。迫りくる中国地方の雄である毛利家の大軍を前にして、良晴はいかに戦うのか?一方、良晴の主君である織田信奈も危機に直面していた。信頼関係を築けていたはずの大和の松永久秀が謀反を起こしたのだ。足元を大きく揺さぶられる信奈。しかも、信頼している主だった家臣は、それぞれが日本各地で強敵と戦っていて、自身の身近にいない-。激闘続く天下布武ラブコメディ第9弾。
感想・レビュー・書評
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4巻5巻と同じく8巻とセットの前後編
みんながほめるばかりで実は活躍していなかったノッブが大活躍
というようなことは相変わらず全然ないが
サルが主人公だからわりくうは致し方ない
感情極端はいいけど有能演出はもう少し欲しいかも
89巻は1冊にまとめるべきとはいわないまでも
もう少し構成を何とかしたかった感じ
万見仙千代は如何にも力不足
朝山日乗でフロイスと絡めればよかったのでは
べべべつにフロイスが好きなわけじゃないんだからね勘違いしないでよね -
やっと、黒田と竹中の話が終わった。
ちゅうか、竹中しぶとい。 -
タイムスリップしてしまった高校生と姫武将たちが巻き起こす天下布武ラブコメディの第9弾。
このラノベの面白いところは主人公の女難の相と史実に基づいたズレを楽しむところだと思っています。
けど、今回は女難の相は最後だけだし、歴史はズレまくっていきてしまって収拾がつかなくなってきてしまった印象を受けました。
史実部分と所々でいれてるけど、長くてなんだか・・・ -
???「すべての栗を拾っているのはしゃがらうぢじゃなくて作者でごじゃるにゃ」
死亡フラグ立ってるメインキャラを生かし続けてすごい。史実と創作の両面から膨大な量を研究して描いてると思わせる芸。
誰も死なないけど鹿之介はちょっとうるさい感ある。七難八苦ですね。幼女ばかりの良晴軍団に、武力で支える副将与えたのは面白いけど。 -
久しぶりに?スッキリとした読後感でした。戦闘成分がちょっと不足かな?と思わなくもないですが、ラストの盛り上がりも文句無しです。
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前後編の後編。前巻で散々伏線を張りまくり重い内容だっただけにこの巻の最後にかけての盛り上がりは素晴らしかった。ただ、重い内容が無かったかというとそうでもない。史実が史実だけに松永久秀の扱いをどうするのかなーと思っていたら、そういう解釈で来たかと感心させられた。作者がとても歴史を勉強していて上手く史実とミックスさせて話が練られていることが感じられて好感触。