絵でわかる人工知能 明日使いたくなるキーワード68 (サイエンス・アイ新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797370263

作品紹介・あらすじ

人工知能とは何かという基本的な問いから、人工知能にできること・できないことまで、イラストと文章でわかりやすく解説。人工知能の概念を直感的に理解できます。人工知能用語リファレンスとしても使える一冊です。

■本書で解説しているキーワード
シンギュラリティ / 収穫加速の法則 / ダートマス会議 / 全脳アーキテクチャ / 自動走行 / スマートシティ / 社会的脳(ソーシャルブレイン) / 人工知能と倫理 / 古典的AI / ディープラーニング / 機械学習 / 教師なし学習の重要性 / 強化学習 / 遺伝的アルゴリズム / 人工生命 / IBM Watson(ワトソン) / AlphaGo / エキスパートシステム / 探索エンジン / ディープQ ネットワーク / ネオコグニトロン / ミラーニューロン / ニューラルネットワーク / パーセプトロン / ヘッブ則 / シグモイド関数 / データマイニング / 協調フィルタリング / 検索アルゴリズム / 最良優先探索 / クラウド上の人工知能 / スパース・モデリング、スパース・コーディング / マルコフモデル / 隠れマルコフモデル / ベイズの定理、ベイジアンネットワーク / ゲームAI / 人狼知能 / 完全情報ゲーム / 不完全情報ゲーム / ゲーム理論 / 囚人のジレンマ / モンテカルロ木探索 / エージェント指向 / 知識指向 / 分散人工知能 / サブサンプション・アーキテクチャ / マルチエージェント / 自動会話システム / 人工無能 / オントロジー / セマンティック / LDA / 知識表現 / 自然言語処理 / 反射型AI 、非反射型AI / 意思決定アルゴリズム / ボイド / サイバネティクス / 画像認識 / 群知能 / 人工知能と自然知能 / シンボリズムとコネクショニズム / チューリングテスト / フレーム問題 / 心身問題、心脳問題 / 強いAI、弱いAI / シンボルグラウンディング問題 / 中国語の部屋 / 最急降下法 / 局所解 / ファジー理論 / カオス

第1章 人工知能ってなんだろう?
第2章 社会と歴史の中の人工知能
第3章 学習・進化する人工知能
第4章 人間を超える人工知能
第5章 人間の脳を真似る人工知能
第6章 ビッグデータと予測する人工知能
第7章 ゲームの中の人工知能
第8章 人工知能のさまざまなかたち
第9章 おしゃべりをする人工知能たち
第10章 意思決定する人工知能
第11章 生物を模倣する人工知能
第12章 人工知能の哲学的問題
第13章 人工知能が用いる数学
終章 人工知能にできること、できないこと

感想・レビュー・書評

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  • ニューラルネットワークは卒論でやった。20年も前に。
    しかしかなり進化しているようだ。

    最近、ネットを利用していて思うことは、データ分析して出てくる広告が偏りすぎてつまらないということ。
    youtubeでも出てくるおすすめがいつも一緒で面白みがない。
    こういうのがお好みのようですけど、あなたの性格からするとこれも合うんじゃないかなみたいな分析のできる人工知能の開発を!

  • 人工知能の概念や歴史を知るのに丁度いい本でした。

  • うまいこと、網羅的に深すぎず浅すぎず書かれてると思う。
    教師なし学習の説明は間違ってると思うけど。

  • 人工知能の何たるかを、ざっくり理解するための良書です。人工知能自体は昔からあり、その進化は目覚ましいのですが、その内容についてあまり良くわかっていなかったのですが理解できました。概念理解のための入門書として適切で、工学的な具体的数学理論、プログラミング構造などの紹介はあまりされていませんので、そういう部分は更に踏み込んだ専門書に委ねられています。本書に多用されている、イラストも良いですね。

  • 蔵書整理で手放すので、再び出会い読む日もあるか

  • いろいろな人工知能の歴史やそれぞれの大雑把な概要を知るにはちょうどいいと思うが、理論などを理解する用ではない。読み物としては色々なことが書かれているので面白かった。

  • 様々な文脈で語られることが多い人工知能について概説を知りたく手に取りました。

    人工知能とはどこからスタートしてどのような利用分野があるかを知ることが出来ました。

    イメージしにくいことも、イラストが理解の手助けになってくれています。

    読後として、人工知能とは何かを把握することができました。

    人工知能について親しみを込めて取り組むことができそうで良かったです。

  • 最近何かと話題になっている人工知能について知りたいと思って手に取った一冊(最初と最後にシンギュラリティを紹介している辺りが)。68のキーワードを紹介していくタイプで,その単語についてイラスト入りで分かりやすく説明されている。帯に糸井重里さんのメッセージがあるとおり,別に前提知識は共有されないので一般向きの本と言える。ただし,微妙に周辺知識があるとイラストはより一層楽しめる。
    最初の一文はさも人工知能について知りたくて出会った本のように見えるけれど,事実はその重要な動機となったアプモンのAI監修の人(三宅陽一郎さん)の本ということでほぼ名指し。近辺で登録したアイテムを見ればバレバレか。そして過去に人工知能に興味をもった時があって,それが大学の森田研究室で,その時に買った『マッチ箱の脳』の著者がもう一人の著者(森川幸人)。ということで新旧なかなか絶妙な組合せであり,個人的にはベストチョイス。このイラストは森川さんなんだろうなぁ。そして,三宅陽一郎さんは語るに十分な人かと思ってたんだけど,人工知能学会紙の表紙にアプモンを持ってくる辺り,それなりなんだろうなぁ。

  • ・人工知能に関する基礎的用語を学べる。深い広がりのある説明は無いものの、たくさんの用語に対してイラストを用いて説明が成され、理解に易かった。
    ・読んでいて記憶に残りやすいものでは無いので、用語集的,教科書的な扱いがよいと感じた。

  • 全体像がわかるキーワードをつかめる。
    絵は 失敗していて、ないよりいいが、よくわからない。
    1000円もするのは びっくりする。

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著者プロフィール

著者:三宅陽一郎
ゲームAI開発者。京都大学で数学を専攻し、大阪大学大学院物理学修士課程、東京大学大学院工学系研究科博士課程を経て、デジタルゲームにおける人工知能の開発と研究に従事。博士(工学、東京大学)。2020年度人工知能学会論文賞受賞。
現在、立教大学大学院人工知能科学研究科特任教授、九州大学客員教授、東京大学特任教授・客員研究員などを務め、学生の指導にも力を入れている。
著書に『戦略ゲームAI解体新書』(翔泳社)、『人工知能のための哲学塾』(ビー・エヌ・エヌ新社)、『人工知能が「生命」になるとき』(PLANETS/第二次惑星開発委員会)、『人工知能の作り方』(技術評論社)、『なぜ人工知能は人と会話ができるのか』(マイナビ出版)、共著に『絵でわかる人工知能』(SBクリエイティブ)、『高校生のためのゲームで考える人工知能』(筑摩書房)、『ゲーム情報学概論』(コロナ社)、『FINAL FANTASY XVの人工知能』(ボーンデジタル)、監修に『最強囲碁AI アルファ碁 解体新書』(翔泳社)、『C++のためのAPIデザイン』(SBクリエイティブ)などがある。

「2022年 『ボードゲームでわかる!コンピュータと人工知能のしくみ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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