凍てつく世界 II (SB文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (472ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797371628

作品紹介・あらすじ

ファシズムが台頭するヨーロッパ。
激動の20世紀を壮大なスケールで描く歴史大河ロマン

看護師となったカーラはナチスの戦慄の事実を発見し、真相究明に奔走する。
やがて世界大戦が勃発、敵国であるイギリス人の母を持ち、父も議員資格を剥奪され、
カーラの身辺は不穏な空気に包まれていく。
一方、愛のない結婚につらい日々を送るデイジーは、
昔なじみでスペイン内戦から帰還したロイドと再会し、彼の誠実さと理想を追求する姿にひかれていく。
しかしロイドはふたたびヨーロッパ戦線へと。

運命の歯車は動きだし、若者たちは迫り来る戦火の渦中にのみ込まれていった!

アメリカ、カナダ、ドイツ、イタリア、スペイン、デンマークでベストセラーリスト第1位!

感想・レビュー・書評

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  • 7月-11。3.5点。
    カーラとデイジーの活躍巻。
    戦争が激化していき、それぞれの若者の運命が。
    ドイツの悲惨さ、ソビエトの過酷さが印象的。

  • 百年三部作もこの第二部2巻で折り返し、ドイツでもイギリスでも何かが大きく変わりそうな気配を残して、時間に続きます。

  • 2015/01/02完讀
    1937~1941
    ヴォロージャ(一開始的間諜劇在我看來有些不及格…)被編入赤軍情報部,並且吸收了四年前在在德國空軍部上班的ウィルナー・フランク做間諜ウィルナー也向他建議吸收1933年時為父親國會助理ハンイリッヒ・ケッセル。他前往西班牙戰線,左翼以共產黨為主,但共產黨人卻努力鬥爭其他的左翼,指揮不力,讓戰爭陷入苦境。ロイド和表兄弟充滿理想地來到西班牙,卻因為蘇聯上司愚蠢的命令讓部下送死,還將平安返回的部下槍殺,因此原屬左翼勞動黨的他也瞭解不能對共產主義抱持幻想。ロイド失望地逃回英國,英國宣戰後他被編入威爾斯步槍聯隊,來到母親當年幫傭的、現在借出做軍事基地的貴族山莊。デイジー在這一卷就像換了一個人似的(稍稍對她有一些好感了),丈夫外遇夫妻貌合神離,只是因為丈夫獲徵召,決定暫時不離婚。她在山莊內小產,當時ロイド幫助她,兩人很快在山莊裡面激起對彼此的好感,每晚讀書約會兩小時(這個真的有點離譜…)。1940年4月,ロイド參加勞動黨大會,也逼問母親得知自己的身世之後,馬上被派到歐陸本土前線。英法在閃電戰中慘敗,ロイド成為戰俘,但他逃走遇見住在邊境、在西班牙內戰認識的テレサ,她現在在協助盟軍士兵逃亡,ロイド在她的協助下順利返國,但被派做MI9一員,要回去法國從操舊業專司救援活動。デイジー在一次倫敦大空襲中偶然協助開救護車之後,就從事這個義務工作,也和ロイド彼此表明愛意。

    另外一方面,カーラ因為性別的關係被排除進入醫學院,只好當看護師。但她以前接生的女傭小孩被送到アケルベルク醫院後離奇死亡,知道她討厭納粹而對她開始產生好感的ウィルナー(這個好感的產生過程坦白說有點不自然,就像ロイド之前被煞到一樣有些牽強)弟弟也有同樣遭遇,大家一起推測可能有一些對身體障礙人士的滅絕計畫正在進行,但並無證據。ウィルナー萌生反抗之意但被恐嚇可能送前線,ヴォロージャ擔心失去這個間諜,就建議他與其無益反抗,不如在體制內繼續幫助蘇聯崩解,於是ウィルナー決定眼屎吞落腹肚裡,裝作不要反抗。但カーラ一心要探究這點,因此非常不諒解他。至於ワルター因為被查出問這個問題,竟然被蓋世太保綁架用球棒痛扁致死。(我忘記ワルター在第一部裡面究竟做了啥事,但好歹也是主角之一,他的晚年和死狀也實在太慘了!!!肯佛雷特讓他死在這裡,我實在也覺得好心痛。)

  • おいおいおいおい、なんてこったい。

    まだまだ第二次世界大戦に関して、私の知らないことがたくさんあった……。
    ドイツがやってた「T4」のことなんて、これを読むまで知らなかった。

    私はなんとなく、あの頃のドイツはもうナチス一色!って感じだったんだろうな、なんて思ってたんだけど、必死で抵抗しようと、なんとかしようとしてた人たちも一杯いたんだな、当たり前か。
    日本だって、口には出さなくても「この戦争は負ける」と思ってた人がいたんだもんね。

    相変わらず出てくる人がたくさんで、親戚だったりするのでいちいち確認が必要な読書ですが、やっぱりおもしろい!
    まだあと2冊あるので、どういう展開になるのか気になります。

  • 1930年代後半のヨーロッパの物語。
    ナチス政権下のドイツ、スペイン内戦、イギリス国内でのファシストの台頭、イギリスの参戦など。
    フランスの存在感がない。これだけ多くの登場人物がいる物語なのに、フランスは完全に欠如している。

  • Ⅰ~Ⅳの時代は1933年~1949年で、第二次世界大戦前、中、後が描かれている。ナチスの動きを中心に、英・仏・露・米の各国に暮らす登場人物たちの日々の物語である。立場や環境は異なるが、それぞれ自らの信念に従い突き進んでいこうとする人間の強さや勇気が伝わる作品。ケン・フォレットの人間史はすばらしい。
    作者があとがきによると「百年三部作」の二作目にあたるらしい。一作目は「巨人たちの落日」とのこと。三作目が楽しみである。

  • 3、4出るまで待つべき。気になってしゃーない。

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著者プロフィール

Ken Follett
ケン・フォレット
1949年、ウェールズ生まれ。新聞記者、出版社勤務などを経て1978年にスパイ小説『針の眼』を発表、アメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞を受賞。1989年に発表された『大聖堂』は全世界で2000万部を超える大ベストセラーに。その後、続編『大聖堂-果てしなき世界』、「百年三部作」の『巨人たちの落日』『凍てつく世界』『永遠の始まり』を執筆、さらにはキングズブリッジ・シリーズの『火の柱』および本書を書き継いでいる。最新刊は『ネヴァー』。


〈扶桑社ミステリーのケン・フォレット作品〉
火の柱(上・中・下)
ネヴァー(上・中・下)

「2022年 『大聖堂 夜と朝と(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ケン・フォレットの作品

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