神曲奏界ポリフォニカ ディサイディング・クリムゾン (GA文庫)

著者 :
  • SBクリエイティブ
3.80
  • (4)
  • (4)
  • (7)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 80
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797371901

作品紹介・あらすじ

「フォロン!しっかりしろ-フォロン!」瀕死の重傷を負ってしまったフォロンを見て、激しく悔いるコーティカルテ。そんな彼女と、そして同じように襲撃されたユフィンリーたちを見たリコリスは、敵-"エンプティ・セット"の目的と、自身に隠された秘密を語り始めた…。彼女の語る内容を肯定するかのように、各地で"奏始曲"を使った同時多発テロが発生、その対応に追われるコーティカルテたち。ところがその間隙を突くように、死神の姿をした精霊・ディエスに、病院のフォロンが掠われてしまい!?クリムゾンシリーズ第11弾。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • やっと終わるねんな。
    意外と、白が絡んできてるし。読んどいた方がよかったかも。

  • シリーズ第11弾。

    自身の才能に絶望していた神曲楽士カムイラ・オーソンのうちに発現することになった「エンプティ・セット」は、精霊たちを恒久的に操ることのできる「精霊文字」を完成させるため、精霊文字を受け継ぐ「ナノポニート」の一体であるリコリスを確保しようとします。

    そして、瀕死の重傷を負って入院していたフォロンのもとにディエスが現われ、彼の身柄をさらっていきます。やがてディエスからコーティのもとへ、フォロンとリコリスの身柄を取引しようという内容の手紙が送られてきます。

    しかし、取引場所に現われたのは、フォロンと融合し彼の姿となったディエスでした。リコリスの身柄を奪われてしまい、しかも、フォロンとディエスを分離する方法はないという、絶望的な事実がコーティに知らされます。

    残すところあと1巻で、いよいよストーリーも佳境に差しかかってきました。物語のテンポもよく、さくさく読めたのが好印象です。

  • クリムゾンシリーズも終盤に差しかかってきてる感じ。
    ストーリー的にはそんなに進んだようには感じないけど、大きな展開が一つ。
    どっかの別のラノベを思い出させるような流れ。まあ、次に期待。

  • クライマックス直前というところか。
    ある意味超王道なんだが、どう決着をつけるかなー。

    レーベルとか対象読者考えると大団円と思えるんだが、
    解決策が思い浮かばなくて。
    ここまでずいぶんと長かったが最後を締めてくれれば。

    とはいえ、他の短編とか過去話とかが入り組んでるので時系列が自分の中で整理できていないのもある。
    特に過去話の結末がうっすらと見えてしまうのはどうかと。

    ま、何はともあれ、あと少し。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

第9回ファンタジア長編小説大賞準入選作「ドラゴンズ・ウィル」でデビュー。主なシリーズに「スクラップド・プリンセス」「ストレイト・ジャケット」「棺姫のチャイカ」の他、「アウトブレイク・カンパニー」(講談社ラノベ文庫)などがある。

「2019年 『妖精狙撃 エルフ・ウィズ・サイレントアサシン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

榊一郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×