無印良品の「あれ」は決して安くないのに なぜ飛ぶように売れるのか? 100億円の価値を生み出す凄いコンセプトのつくり方

著者 :
  • SBクリエイティブ
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797373288

作品紹介・あらすじ

優れたコンセプトは時に数千億の利益を生み出し、世界を変えていく。
本書は第一線で活躍する気鋭のブランド・コンサルタントが、
無印良品、富士フイルム、スターバックス等の実例を紹介しながら、
企業や商品の価値を最大化するコンセプトのつくり方を伝授する。

プロローグ 無印良品はコンセプトがすごい
Part1. 知る
第一章 なぜ私たち日本人はコンセプトを使いこなせないのか
第二章 コンセプトと失ったものを取り戻す方法
第三章 コンセプトをつくる前に知っておくべき7つのこと
Part2. つくる
第四章 現在地を把握して、資産の棚卸をする
第五章 最高のコンセプトのつくり方
Part3. 使う
第六章 コンセプトの使い方
あとがき

感想・レビュー・書評

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  • 内容は分かりやすくて面白い。タイトルと内容が一致しない。コンセプトを前に出した方がよいのでは、と思う。

  •  誰もが一度は耳にしたことのあるヒット製品、長く愛され続けるブランドの成功の要因にはどんな秘密が隠されているのでしょうか。筆者は共通するものはコンセプトだと述べています。
     本書ではコンセプトを「目的を達成するための原理・原則を短く明確に表現した言葉」として扱い、有名ブランドや企業を例にとって、コンセプトとは何か、コンセプトの作り方、コンセプトの使い方を、順を追って丁寧に解説しています。
     モノに限らず、今後自身の未来を見据えて行動する際のビジョンを定めるのに役立つ一冊となるのではないでしょうか。

    京都外国語大学付属図書館所蔵情報
    資料ID:592778 請求記号:675||Ega

  • フォントが途中でコロコロ変わるので、読み辛い。例として、世相を分析していくが、それを踏まえて著者がどうしたという記述はないので、ただの批評家かなと思った。

  • 途中

  • コンセプト作り=体験作り、コンセプトの意義について勉強になった。以下本を読んでまとめたコンセプトを作った後に確認したいチェックリストです。

    ====

    ◼︎基本
    - 20文字以内程度で簡潔に伝わるか?
    - なぜ私たちがそれをやらねばならないのか?
    - 何を解決しているのか?
    - どんな喜びを顧客や従業員にもたらすのか?

    ◼︎働き
    - 事業への取捨選択、選択と集中を促進しているか?
    - 在り方やスタイルを決めているか?
    - 行動を指示(アフォーダンス)しているか?
    - 価値を最大化させているか?

    ◼︎性質
    - 企業や組織の本質と繋がっているか?私にとって●●(商品や企業)とは何か?
    - 寿命はどのくらいの長さか?
    - そのコンセプト通りにやると決断しているか?

    ◼︎具現化
    - 大きな時代の流れをとらえられているか?
    - ライバルは明確か?自分より一回り大きく伸びそうか?(ポジショニングマップ)
    - コンセプトの強みと弱みは明確か?(swot)
    - お客様は誰か?(ペルソナ)
    - お客様にとって「◯◯な◯◯」である
    - 誰の(顧客)どんなニーズに(市場)何を(サービス)どのような形(ビジネスアイディア)なのか?

    ◼︎使う
    - 1分で話す
    - コンセプト達成に対する具体的な目標を立てる
    - コンセプトの誕生秘話のストーリをまとめたサイト作成
    - コンセプトの事例を毎日メールで社内向けに配信する
    - 優先順位を決め責任を明確にする
    - 実行し結果を確認する

  • ざっくり読んだが、基本的な戦略などは読み解けた!
    無印の方向性などきめ細かく決められていて、
    ブランド力がすごいと思った

  • すごく勉強になった。
    デスクに1冊置いてあった時の気持ち、今でも覚えてる。

    何も形にできず
    ごめんなさい。

  • コンセプトを使いこなせ

  • ・守破離
     守・・・視の教えを守り、疑いを挟むことなく、ひたすら技の基本を身に付ける段階
     破・・・基本の教えを守りつつも自分の個性や能力を発揮して、技を発展させる段階
     離・・・教えや型にとらわれることなく、そこから離れて自由に自分の世界を創造する段階

  • これ、なかなか見抜けないよな…
    『スターバックスの本当の商品は「安心してゆったりとくつろげる時間」と捉えることもできます。コーヒーや軽食は、極論すれば、お金を発生させる装置です。』

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著者プロフィール

ブランド・コンサルタント/クリエイティブ・ディレクター。有限会社ココカラ代表取締役。デキル。株式会社取締役。長崎県五島列島で育つ。父親の事業失敗により愛知県へ転居。大学卒業後、プロミュージシャンを目指したが挫折。コピーライターに。その後20年近く大手広告代理店でコピーライター及びクリエイティブ・ディレクターとして、広告とブランド構築にかかわり、2005年独立。ブランド・コンサルタント、クリエイティブ・ディレクター。朝日広告賞、日経広告賞グランプリ・優秀賞、日経金融広告賞最高賞、日本雑誌広告賞、東京コピーライターズクラブ新人賞など。著作に『無印良品の「あれ」は決して安くないのになぜ飛ぶように売れるのか』がある。

「2016年 『降りてくる思考法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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