ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 3 (GA文庫)

著者 :
  • SBクリエイティブ
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感想 : 33
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797373622

感想・レビュー・書評

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  • 真のパーティ仲間としてリリとダンジョンに挑むようになる第三巻。
    憧れのアイズ・ヴァレンシュタインに手解きを受ける機会に恵まれて、いよいよ、本格的に冒険者としての成長を遂げることになります。
    その成長ぶりを知らしめる事となるのは、ミノタウロス。死を覚悟した窮地を救われ「トマト野郎」とバカにさることとなった、因縁のモンスターを相手にした戦いは、痺れるような激闘でした。
    偶然居合わせることとなった、ロキ・ファミリアの面々が英雄譚を思い起こすの頷けます。
    最速でLv2に到達したベルくんが、どんな冒険者となり、この先、どんな業績の残して行くことになるのか、今から楽しみです。

  • アニメ見て気になったので

  • 序盤のクライマックス。
    特に、最後の戦闘シーンが秀逸。
    主人公のがんばりも印象的だけど、「アルゴノゥト」から始まる観戦者の情景がいいんだよなぁ。
    この巻をもって、初めて良作が傑作になったって感じ。
    再読、再々読に耐える良い話でした。
    手放しでお勧め。

  • トラウマとの戦い。

  • 評価:☆4.5

    僕は――英雄になりたい。
    これは、少年が歩み、女神が記す、眷属の物語。


    アイズとの修行イベントでは今まで少し不鮮明だったアイズのキャラが見れて良かった。

    前巻を経て、まだ罪悪感はあるものの心強いパートナーとなったリリもいい。

    ステイタスの上昇が速すぎるとか、魔法が便利すぎないかとか思ったりもしたけど、目標であるアイズとのレベルの差や魔法のデメリットはキッチリ書いてくれていたから納得の範囲。

    フレイヤからの刺客であるミノタウルスの絶望感も申し分なく、後半の戦闘は手に汗握った!
    トラウマを乗り越え、絶望に立ち向かっていく緊張感と、急速に成長を遂げた痛快さが良い配分でブレンドされていて燃えたね。

    これにて第一部完で、第二部からは少しずつ世界観を広げていくとのことですが、今後の展開にも期待したい。

    「……何がなんでも、辿り着きたい場所があるから、だと思います」
    「アイズ・ヴァレンシュタインに、もう助けられるわけにはいかないんだっ!」

  • 白髪・赤目の「兎」っぽい少年(14歳)を愛でる小説の第3巻。本巻をもって第一部が完結した。すぐに「冒険」に走ってしまう少年の成長を、ハラハラしつつ温かい目で見守るのが正しい読み方であろう。しかしまあ、少年の成長は早いねぇ(遠い目)。少年が憧れるアイズ・ヴァレンシュタイン女史との距離も急激に接近し、第二部以降の展開が楽しみである。

  • 主人公がストレートに良い奴過ぎてイマイチ食い足りないという評価自体は変わらないんだがお話的には文句なく面白かったです、特にクライマックスの盛り上がりっぷりはガチ。

  • タイトルに似合わず、すごく正統派のラノベ。恋する女性のため、一生懸命頑張る主人公を思わず応援したくなるんですよね。文章も読みやすいし、いまイチオシのラノベです。

  • ミノタウロス戦は熱かった。
    頑張る男の子の話は読んでいて清々しいね。
    物語的にはベルの存在がロキファミリアに知られたことが一つのポイントか。
    アイズ以外も絡んでくるようになるのでしょう。
    続きも楽しみ。

  • とにかく最後のバトルシーンがアツい.これまでもピンチに陥ることはあったけど,レベル1であるベルに合わせたバトルが中心だったせいかどこかユルい印象があっただけに,今巻ラストの,命を削る戦いというのが特に際立っていた.第1章完結に相応しいクライマックス.
    ヘスティア,エレナ,シル,リリと各ヒロインがそれぞれのポジションを定める中,アイズがどんな風に入り込むのかと思いきや,天然ポジションでかなりの役得.天然過ぎてこれからどうなるのか全く読めない.しかし,このヒロインの数,もはやタイトル詐欺.

著者プロフィール

第4回GA文庫大賞で【大賞】を受賞、GA文庫『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』でデビュー。

「2023年 『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか19 ドラマCD付き特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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