落第騎士の英雄譚(キャバルリィ)2 (GA文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797375480

作品紹介・あらすじ

「なによ、あのセンパイばっかりひいきして!」
学内戦で順調に勝ち星を重ねていく一輝とステラ。
だがその一方で恋人としての関係はまったくと言っていいほど進んでいなかった。
おまけに美人の上級生・綾辻絢瀬が一輝に剣術の弟子入りをすることになり、
ステラのやきもちが大爆発!
そんなある日、一輝は前大会ベスト8にして絢瀬にとって因縁の敵《剣士殺し》倉敷蔵人に絡まれ、
やがて決闘することに!
生徒会役員との戦い、初めての恋人との距離感、他校エースとの場外決戦――

感想・レビュー・書評

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  • 口絵もしっかりあるし、速度中毒さんはもっと激しいバトルになるかと思ってたらあっさり(笑)とりあえず2,3位の差はとっても広いようで。本編は対剣士戦二連発。綾辻戦と蔵人戦ともやり口がキャラの印象とは真逆で面白かったです。蔵人は見た目とは裏腹しっかりしてて思ってたよりいい感じ。もちろん善人ではないけれど(苦笑)そして前巻でサクッと付き合い始め、今回では念願の…なステラ嬢との恋模様が、ヤキモキしそうと思ったらニヨニヨもできたしこちらもよい塩梅でした。妹ちゃんは考えてたよりも攻めてこないポジションかな。

  • 1巻の続きで選抜戦から始まる内容。

    悪役の蔵人が、徹底的に悪役なのか、フェアなバトルマニアなのかが少しぶれてた気がする。
    幾つも道場を破ったのに、綾辻にこだわる経緯を書いていても良かった気が。

    1巻の最後で出てきたそれっぽいオーラを出してた二人が、あっさり負けたのも拍子抜けした。
    てっきり、1冊につき一人と戦っていくのかと。

    それでも、一輝が1巻と同じノリで相手を打ち破っていく様は爽快だった。
    臆せずに敵に立ち向かって、ボロボロになりながらも勝っていくのは見ていて気持ちがいい。

    一輝とステラのイチャラブシーンも、見ててニヤついてしまうぐらいに良かった(小並感

    かわいい珠雫の活躍がなかったのは残念。
    かわいい珠雫の活躍を続刊では期待(言い換え

  • よかったね。

  • なんか暗い系の人が増えたねんけど、印象薄いな。
    悪者も微妙やし。
    さっさと選抜戦を進めてもらいたいもんや。

  • 男の子らしい話だったなと、小説版をみても思う。外道が外道でありながらも、そこに生き甲斐を感じるのは剣客というよりかは男のこだなぁ。
    強さにしても、主人公がある程度完成されてるから、クラウドの本来の強さがわかりにくいかな? あとアニメのコメントで見てた奥義が再現できないって理由がなるほどなって思う。できなくもないんだろうけど、演出的にしょぼくなる可能性もあるから、仕方なかったのかという感触。そしてアニメはほんとよくできてたなぁと再認識。

  • 無節操なハーレム主人公が多い中、ここまで一対一で恋に真剣な主人公の物語は久しぶりに読む。
    不誠実なハーレム主人公ものを読みすぎて胸焼けを起こしていたんで、一輝の誠実さは懐かしくも好ましい。
    もちろん、ハーレムものの主人公がすべて不誠実だとは思わない。
    ただ、安易なハーレムものだと八方美人だったり尻軽に見えたりする。
    少年主人公に尻軽というのはどうかとも思うが。
    俺に言わせれば、魔技科の剣士の林崎一樹あたりは尻軽。八方美人すぎる。
    逆に、三人と真剣に向き合い、それぞれと結婚して子までなした無職転生のルーデウスはハーレムものの理想かな。あれは正しくハーレムを体現して見せた主人公。
    ただ美少女を侍らせるだけのハーレム作品は偽物。
    一匹のオスが複数のメスを囲い、守るからこそハーレムとなる。
    その意味で、常に家族を守る姿勢を貫いたルーデウスはまさにハーレムの雄。
    って話が逸れ過ぎた。これは落第騎士の英雄譚だった。
    二巻も面白かった。
    ただ、地の文に感嘆符や傍点が多用されるところが気になるなぁ。
    なんというか、作者が自分に酔っているような、嫌味を感じる。
    まだギリギリ文章の個性として受け止められるけど、その手の表現があまり目立つ様だと鼻につき始めるかもしれない。

  • 真の実力を知らしめてゆく元落ちこぼれが、美少女な弟子ができたり、前回大会のベスト8に挑んだりする話。剣士戦2連発で、それぞれの性格と戦い方が対称的になっているのが巧い。どこかで見たような展開だらけだけど、全体的に勢いで押していて好き。ラブコメ分としては逆に落ち着いちゃったけど。
    前巻から早くもインフレ気味で、主人公には“天敵”をあてがうしかないのかね。珠雫もカッコいい伏線貼っていて逆に不安。

  • 綾辻さん登場。そしてやっぱり二面性が。

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著者プロフィール

大阪在住のラノベ作家。『断罪のイクシード』(原題:善意の魔法)で第2回GA文庫大賞優秀賞を受賞してデビュー。代表作は『落第騎士の英雄譚(キャバルリィ)』と『超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!』。

「2018年 『超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!7』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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