- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797376074
作品紹介・あらすじ
ディズニーランドのホスピタリティの秘密は「おもてなしの神様」が握っていた。
本書では、ディズニーランドのキャストが、純粋にゲストのハピネスを願う、
文字通り「表も裏もない」気配りの心を学んでいく様子を、3編の感動物語を通して紹介する。
時を超える魔法
はじめに ディズニーの、サービスを超えた「おもてなし」とは?
第1話 夢の途中
第2話 笑顔のスポットライト
第3話 世界にひとりの魔法使い
おわりに 私たちを本当に満たしてくれるもの
感想・レビュー・書評
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「サービス」と「おもてなし」のちがい。
難しそうだけど案外単純で、とても読みやすい本でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「涙が止まらない」等の宣伝がされていたので、一般的に涙もろい分類に入る私は心して読み始めたが、読み終えてみるとそこまで私の涙腺に訴える物語はなかった。
きっと私が今まで関わってきた人たちが、行動や言葉を通じて私に「おもてなし」の幸せをたくさん分けてくれていたからということにしておこう。
仕事だとかサービス業だとかに関わらず、私も見返りを求めないおもてなしを周りの人と共有していけるようになりたい。
この本の中で、おもてなしとは表裏がなく「見返りを求めないもの」と何回も紹介されているが、その見返りの中に「自分自身も幸せになりたい」という気持ちは含まなくていいのではないかなと思った。自他共の幸福。 -
おもてなしとは何か?その答えを知っているからキャストたちは優しいのだろう。皆笑顔にするため、またきてくれるようにするため、特別な場所にするため彼らはわたしたちに尽くす。まさに夢の国だ。
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ウォルトディズニーって名言沢山。
あなたのために!とか思うけど、わからないようにおもてなし神様。
一緒に楽しもうよ。 -
・おもてなしを提供するのは、ディズニーではなくてはいけないわけではない。サービス業でなくてはできないというわけでもない。どのような場面においても、ルールや立場に縛られることなく、一人の人間として目の前の人と、接することができれば、マニュアルを超えた「おもてなし」を自然にできるのではないだろうか。
・ゲストの安全を守るためのマニュアルは存在するが、人を笑顔にさせるおもてなしのマニュアルは存在しない。
・居心地の良さを感じたとき、そこには必ず人の「想い」が込められている。使いやすい物に出会ったとき、そこには必ず人の「手」がかけられている。僕たちは気づかないところで必ず「おもてなし」をされているのだ。
本当にその通りだと思いました。私も、自然に誰かの為におもてなしができるようになりたい、そして、おもてなしされている、ということに気付く人になりたい、と思いました。
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良かった
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とても泣けた。
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ディズニー行きたくなった
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おもてなし。やっているつもりでも、実際はただのサービスの押しつけになっていたのかな...と考える時間になった。
いつかディズニーで働きたいと思っている身としては、勉強になり、こんなキャストになりたいと思えた本。
今は接客業から離れてしまっているが、今の仕事でもプライベートでも常に「おもてなし」を意識して、裏表ない綺麗な気持ちで過ごしていきたい。
【印象に残ったフレーズ】
・『おもてなし』は表裏ない気持ちで見返りを求めない気配りのことを言い、『サービス』は相手に気づいてもらうことを前提とした気配り。
・1ドル稼ぐのを目的に働いてはいけない。何かを生み出すため、心から楽しむために働くんだ