マッキンゼー流 入社1年目ロジカルシンキングの教科書

著者 :
  • SBクリエイティブ
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感想 : 74
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797376982

作品紹介・あらすじ

なぜ、マッキンゼー出身者は各業界で活躍できるのか?
その秘密はマッキンゼーの新人研修&OJTにあった。
本書ではマッキンゼーの厳しい新人研修のエピソードを紹介しながら、
そこで叩き込まれる「マッキンゼー流ロジカルシンキング」のエッセンスを解説する。

オリエンテーション
第1講義 論理思考は難しくない! ロジシンの基礎講義
第2講義 クリティカルに考える 考えを深くするコツ
第3講義 ロジカルに展開する わかりやすく伝える方法
第4講義 クリティカルに発想する それ、いいね!
第5講義 クリシン+ロジシンで独創的な飛躍をする

感想・レビュー・書評

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  • 2024/03/22 読破 
    一言 
     創造的思考と論理的思考を組み合わせることで、問題解決が捗る

    感想 
     論理的な思考をしたい方や、論理的な思考をしている方が何を考えているorどのような思考回路で物事を解決しているかを知りたい方は面白いと思います。
     タイトルにもあるように、社会人になり入社1年目〜3年目の方はいいと思います。後輩にプレゼントしてみようと思いました。
     クリエイティブな発想が大切ということも記されているのが個人的には根拠が強く感じました

  • ロジカルシンキングのステップを一つ一つ詳しく学ぶことができる。しかし、もう少しステップをわけて説明して欲しいと感じた。まずは当たり前の事を一歩踏み込んで考える癖をつけようと思う。

  • スイマセン。
    ちょっと理解しづらかったです。
    また、読んでみます。

  • 全体的に読みやすくクリシン+ロジシンの内容が簡潔にまとめられている良書。特にロジカルシンキングはクリエイティブな発想を具現化するツールである点は、認識を改める必要がある。

    本書で定義する論理思考とは「クリティカルに考え(深い洞察による自分の思いで考えを持ち)、ロジカルに展開する(分かりやすく伝える)」であり特に重要な視点はクリティカルに考える(深い洞察による自分の考えを持つ)である。

    「直観」や「ひらめき」を武器として使い周りを納得させることは重要であるため、ストレートに表に出すのではなく、「深く」探る必要がありこれが「論理思考」の基本。ここでいう「論理思考」とは「クリティカルに考え(深い洞察による自分の考えを持つ)、ロジカルに展開する(分かりやすく伝える)」だが思考作業は以下3点。
    ステップ1 前提を自分で確認する(それは本当?)
    ステップ2 深く根拠を調べて伝える(~だからそうだよ)
    ステップ3 自分だけの深い意見を持つ(それ、いいね)
    大事なことはクリエイティブかつ論理的に「今目の前で起こっている真の問題は何か」を見つけ出すこと。「本当にどうなのか?」という1歩踏み込んだ思考をして、見当違いの思い込みによる失敗を防ぐ。
    世の中にはいくら論理的に正しくても、この状況ではベストではない場合もある。

    「それ、いいね」と言われるためには「クリティカルな思考(深い洞察)」がなければ始まらない。まず最初のボタンを掛け間違えないように「直観」や「ひらめき」に対してステップ1 (全体を俯瞰して)前提を自分で確認する(それは本当?)。また相関と因果関係の区別、当たり前は言わない。以下3つのスタンスは大事。
    1 常に目的を意識する
    2 思考パターンの枠を意識する
    3 問い続ける(so what why so)
    クリティカル思考を鍛える7つの習慣
    1 身近な人にあえて具体的に話す
    2 「乗っかる」のをやめる
    3 ニュースの見出しから「別のこと」を考える
    4 衝動買いの前に考える
    5 事実と意見を区別する
    6 どんな発言に対してもなにか「問い」を立てる
    7 言葉の曖昧さに甘えない

    「説得力」とは「論点」「結論」「根拠」「行動」の4要素を満たす。ステップ2 深く根拠を調べて伝える(~だからそうだよ)
    「論点」「結論」を出すには「演繹法」と「帰納法」がある。前者は【大前提】→【調査観察】→【結論行動】の思考プロセスであり、【大前提】にとって意味のある【結論】が出るのが特徴。別名三段論法。注意点は間違った【大前提】や見当違いの【調査観察】を入れないようにすること。後者は【複数の事実、状況】→【類似性の調査観察】→【推論(結論)】であり、観察力や想像力が大切。
    さらに話すときの流れとして「テーマ」→「結論」→「根拠」→「行動」で話す。また、客観的な理由が根拠としてある場合「調査の結果問題ないと思います」と客観的かつ具体的に言う。

    ステップ3 自分だけの深い意見を持つ(それ、いいね)では「アイデア発想法」を使って発想を深くする。等価交換法、1人ブレスト、シックスハット(客観、直観、否定、肯定、創造、全体実現)

    シナリオ分析でポジネガ分析してそれぞれの対策を緊急度、重要度マトリクスでマッピングする。
    「本物の論理思考」は、論理思考を習慣にして意識的にクリティカルに思考プロセスすることで鋭くなった直観の正しさをロジカルに証明すること。

  • 図書館で借りた。
    クリシンできねえんだよねー

  • ■感想
    ロジカルシンキングの基本の本
    筆者が伝えいたことがちょっと冗長な感じがした
    全体的にはわかりやすい内容でした
    入社一年目問題解決の教科書のほうが個人的には好き

    ■気づき
    論理的でだけはなく、深い洞察が必要だということ

    https://self-methods.com/rn-mckinsey-logical-thinking/

  • ロジカルだけではだめ。
    システムを繋げなければと改めて別のことを思う。

  • マッキンゼーの人がどういう論理思考で問題解決しているかがよく分かる基本書である。クリティカルに考えロジカルに展開する、前提ルール、調査観察、結論、行動、イシュー=課題、ゼロリセット発想、全体俯瞰、Why so?、So what?、事実と意見、MECE、帰納法、ひらめきも論理思考で生まれる。考える際に参考にしていきたい一冊だ。

  • ロジカルシンキングへのマインドが得られる。
    本書ではロジカルシンキングをクリティカルに習得するスキルよりかは、その本質に迫っていくようなアプローチだ。
    本書での学びは以下の3点。
    ・1つ目に人を動かす基本の論構成。
    ①正しい前提
    ②結論
    ③根拠
    ④行動
    ビジネスでもプライベートでも鉄則といえる。
    ・ゾウの寓話
    目の不自由な6人が像の各々の部分を触り、
    全員が違う結論を出した。
    全体感がわかっていないと認識違いを生む。
    ・ドライブ中の対向車からの「ブタ!」
    悪口ではなく、豚の群れに対する注意喚起だった…笑

  • 論理思考が大切なのは分かった。
    横文字が少し多かったが、簡単な内容だったので理解しやすかった。
    タイトルに〝マッキンゼー流〟とついているが、作者がマッキンゼーで働いていた経験があり、その経験を自負しているだけのように感じた。

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著者プロフィール

エグゼクティブコーチ/作家/TM瞑想教師、センジュヒューマンデザインワークス代表取締役
米国デューク大学MBA取得。シカゴ大学大学院修了。マッキンゼー・アンド・カンパニー、ワトソンワイアットなどの外資系コンサルティング会社を経て独立。現在、経営者やビジネスリーダーを対象にエグゼクティブコーチング、ビジネススキル研修のほか、人材開発コンサルティングを行う。また、TM瞑想や生産性を上げる効果的な休息法なども指導。
著書に『マッキンゼーで叩き込まれた 超速フレームワーク』(三笠書房)、『マッキンゼーのエリートが大切にしている39の仕事の習慣』(三笠書房《知的生きかた文庫》)、『マッキンゼー流 入社1年目問題解決の教科書』(SBクリエイティブ)など多数。自分らしい働き方を探究するオンラインコミュニティ『ギフト』主催。

「2023年 『マッキンゼーで叩き込まれた超速仕事術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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