ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア2 (GA文庫)
- SBクリエイティブ (2014年6月12日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797377163
作品紹介・あらすじ
真っ赤な血に染まる部屋、むせ返る鉄の臭い、
そして頭部を潰された凄惨な冒険者の骸──。
怪物祭の騒動を無事解決したのも束の間、アイズ達は謎の殺人事件に巻き込まれてしまう。
調査に乗り出す彼女達は、上級冒険者を手にかける凶悪な殺人鬼を追っていく内に、都市と迷宮を揺るがす事柄に直面する。
「なに、これ……?」
謎の宝玉をめぐって、地上と地下、二つの舞台が交差し、迷宮都市(オラリオ)に潜む闇が静かに蠢き出す!
これは、もう一つの眷属の物語、
──【剣姫の神聖譚(ソード・オラトリア)】──
感想・レビュー・書評
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普通にファンタジー小説してる。女性キャラが圧倒的に強いというのに時代の流れを感じる。
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外伝第二弾。
一巻では本編の裏話的な展開だったけど、この巻ではより独立したアイズたちの物語になっていた。
うん、なかなか面白かった。
ベル君同様、アイズにも隠された過去が有りそうで、それが本編にどう繋がって行くのか非常に楽しみ。
それにしても、階層主とアイズの戦いが鬼気迫る。
いつもたんたんとしているアイズがそんなにも強いものを抱えていたんだ。
その悲壮とも言える想いがちょっと辛く思えたりして。
でも、それもいつかベル君がなんとかしてくれるんじゃないかと思ったり。
いや、だって主人公だもん(笑)
さて、ダンジョンに巡らされる陰謀がこの先どうなって行くのか?
赤髪の強敵はアイズのなにを知っているのか?
次巻が気になる。 -
もうこれどっちが本編か分からないな(笑)向こうに負けず劣らず、戦闘の熱量がすごい。静かな印象のアイズだけど、より強くなることへの渇望で内面はすごくアツかったのが分かった。こっちはこっちで主人公してるなぁ。ベル君同様、出自にも何かありそうでそっちの解明も気になる。ちょいちょいフライングしてる登場人物がいるらしいけど、本編との絡みがどうなっていくのか楽しみにしてます。
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真っ赤な血に染まる部屋、むせ返る鉄の臭い、そして頭部を潰された凄惨な冒険者の骸ーー。 怪物祭の騒動を無事解決したのも束の間、アイズ達は謎の殺人事件に巻き込まれてしまう。調査に乗り出す彼女達は、上級冒険者を手にかける凶悪な殺人鬼を追っていく内に、都市と迷宮を揺るがす事柄に直面する。「なに、これ……?」 謎の宝石をめぐって、地上と地下、二つの舞台が交差し、迷宮都市に潜む闇が静かに蠢き出す! これは、もう一つの眷属の物語、ーー【剣姫の神聖譚】ーー
(2013年)
— 目次 —
プロローグ「閨の一幕」
一章「日常風景」
二章「発生」
三章「下界探偵ロキ」
四章「至宝」
五章「リヴィラ攻防戦」
六章「渇いた叫び」
エピローグ「再会は突然に」 -
謎の宝玉をめぐり迷宮都市に潜む闇が静かに蠢き出す!!
これは、もう一つの眷属の物語、
──【剣姫の神聖譚】──
なるほどここであの武器が出てくるのか・・・ -
外伝 1 冊目は、本編とのリンクがしっかりしていて別視点的な描き方が多かったけれど、この巻では裏エピソード的に独立している感じ。
ハイレベルパーティーの冒険と謎解きの話ですね。
本編とこれくらい切り離されていると、ハイファンタジー的な雰囲気にはなりますが、燃える要素は少なめになりますね。
これはこれでファンタジーとして愉しめて良いと思いますが、ファン的には、もっと密接に本編エピソードとからんでいても良かったかなぁとも思いますね。 -
1月21日読了。図書館。
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通称「ダンまち」の本編外伝の第2巻。本編外伝とあえて書いたのは、純粋なサイドストーリーではなく、ほとんど本編と一体化(時間軸とエピソードを共有)しているから。本編はベル視点で描かれるのに対し、本編外伝はアイズ視点で描かれているところが異なるだけ。そして、必ず両者はある時空間にて交差するのである。こういう構成は個人的には好き。