のうりん 9 (GA文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797377538

作品紹介・あらすじ

忙しい忙しい。
……あ、どうも。木下林檎です。
農業高校生やってます。今はもうすぐ始まる緑園祭の準備で大忙しです。
この学校に来て半年たちました。 自分がどれだけ変われたのか、
それはわからないけど……毎日がすごく楽しいです。
このままずっと、耕作たちとこの学校で――
えっ!? あ、あなたは……どうしてここに……!?
いやっ! 帰りたくなんてない!!
林檎を連れ戻しに東京から訪れた最強の相手を前に、
田茂農林に集いし仲間たちが立ち上がる!
懐かしいキャラクター総出演で農業高校の本質に迫る、
友情と祝祭の第9巻! これぞ史上最大の農林一揆!!

感想・レビュー・書評

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  • この作品積み上げてきたならでは
    ライトノベルだからこその
    許される限りに混沌とした進行が独特の味わい
    雑とか粗とかより
    受験生でもなく新入生でもなくて高校生でいられる期間を昇華する勢いこそが
    大事なのであるのかもしれなくもない

  • ネタバレ 緑園祭当日。キャラクター・物語展開編で、農業の現代的課題は後景に。一方、本作で描かれる農業高校の魅力(殊に、兄弟姉妹の進学が多い点)は、現代の後期中等教育のカウンターの感。マンガ「銀の匙」にも妥当するけれど…。PS.Zガン●ムやドラゴ●ボールのパロディはいくらなんでもやりすぎ。展開も台詞もまんまでは…。

  • のうりん9巻目。
    ベッキーがもはや人間を止めた巻である。

  • 緑園祭始まる。

    文化祭と体育祭で大暴れのベッキー。

    しかし!販売中に、ジェニーさんとの対峙にて汚名弁解の活躍を魅せる!!

    お見合いはどうなるのか。次号を待て。

  • なんだろう…ところどころのパロ具合が妙に面白くて失笑してしまう。
    でも、抑えるところはちゃんと抑えてて。
    読んでてすっきりする。

  • 大暴走農業学園コメディの第9弾。
    今回はついに始まる体育祭と文化祭を両方行う『緑園祭』
    そこに林檎ちゃんの事務所の人が現れて…。

    色々言いたいことがあるけど、まずはベッキーが先生に初めて見えました……最後だけ(笑)
    もうこれだけであっしは満足でございます。
    マジメな話題をバカバカしく描くのは完全な白鳥ワールドなんだろうな。
    早く次をお願いします!

    それとお願いですから、ドラゴンボールの鳥山先生、ジャニーズ事務所の社長さん、訴えないで下さいね(笑)
    特にP24は電車の中で笑いをこらえるのは大変だった…。

  • 大運動会+緑園祭。ベッキーの暴走、てさぐれのパクリ編、緑園祭の販売競争。林檎ちゃんを連れ戻しにきた事務所社長との対決。最後にびっくりのベッキーの縁談?

  • 購入して読み。

    学園祭の巻。農業高校の存在意義を考える巻でもある。

    ・この作者、ガンダムネタ、好きだなー。
    ・「TPP交渉を見ていてわかっただろう!?政府や農協は、米を守るため畜産を犠牲にした!おまけに交渉のどさくさに紛れてオーストラリアとの日豪EPAでも米や麦を守る代わりに牛肉や乳製品の関税を下げ、しかも禁止されていた牛の肉骨粉肥料も使用可能にした!これらはすべて畜産を軽んじ栽培を重んずる誤った農業政策のもたらしたものだ!」(p102)
    ・ロケットストーブ(p219)、どんなだろう。と思って調べてみた。思ったよりも本格的…。
    http://chikyu-no-cocolo.cocolog-nifty.com/blog/2012/03/post-1523.html
    ・農業高校に兄弟で通うケースが多いとか。

  • 緑園祭が始まった。

    林檎を連れ戻しに事務所社長がやってきた。
    ベッキー先生が教師らしく生徒を擁護する行動をした。

    今後が気になるな。

  • ベッキーが先生をしてる…だと…?学園祭で盛り上がる話です。DBやらZやらパロネタ全開!だった前半ではいつもどおりのアラフォーモンスターだったのに最後でおいしいところを、しかもかっこよく掻っ攫っていくなんて、こんなのベッキーじゃない!(笑)でも落とすところは落とし、締めるところはキッチリと、って感じのこの作品的にはぴったりなのか。まさかベッキー自体がのうりんという作品を形成している!?…という妄想はさておき、次はそんな大活躍のベッキーメインの予感。波乱の展開しか見えない(笑)

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著者プロフィール

白鳥士郎(しらとりしろう)
GA文庫より『らじかるエレメンツ』でデビュー。
代表作として『りゅうおうのおしごと!』『のうりん』シリーズ(GA文庫)など

「2022年 『りゅうおうのおしごと!16』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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