カラー図解でわかる航空力学「超」入門 飛行の原理に科学で迫る (サイエンス・アイ新書)
- SBクリエイティブ (2015年8月12日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797380019
作品紹介・あらすじ
航空工学は、空を飛ぶことに関する基礎的な科学知識を応用して、航空機生産のための方法を研究する学問ですが、航空力学はその中で最も基礎的な事柄を研究する学問です。第1章では航空力学の概略を、第2章では空気、第3章では揚力と効力、第4章では主翼、尾翼、舵の役割、第5章では航空用エンジンについて、第6章では飛行機の性能について解説しています。飛行機に求められる性能などについて、離陸から着陸までを実際の飛行機を例にして具体的に解説していきましょう。
感想・レビュー・書評
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高度11000m以上を成層圏、それ以下を対流圏、
成層圏は50000mまで、その上85000mまでを中間圏、それ以上を熱圏という。
摂氏は、氷点を0度、沸点を100度、
華氏は、氷点を32度、沸点を212度、
絶対温度は、摂氏+273.15度、マイナスはない。
絶対零度は摂氏-273.15度。
高度1000mで、マイナス6.5度
成層圏は、-56.5度で一定
ベルヌーイの法則、動圧=1/2✕空気密度✕空気速度の2乗
対気速度計=ピトー管で測れば、揚力を維持できる
空気密度が1/3になるので、速度を増やして揚力を維持する必要がある。
マッハ数=速度/音速
高度(気温)によって違う。高度0mでは1225km/hだが
10000mでは1078km/h
マッハは、その高度の音速なので計算しやすい。
0.88マッハ=臨海マッハ。
通常は0.8マッハ程度で飛ぶのが燃費がいい。
翼の上面に大気圧よりも低い気圧領域ができて揚力となる。
早く飛ぶ飛行機ほど後退角が大きい。
尾翼のほうが大きな後退角を持つ。
方向舵は方向を変える舵面ではない。偏揺れモーメントが生じた時、それに打ち勝つようなモーメントを生み出すこと
ライト兄弟の飛行機=34キロ、12馬力のピストエンジン、48km/hの速度で26m飛行した
40年後、DC-3 1200馬力の星形14気筒エンジン2機、520mを滑走後160km/hで離陸
窓は四角でよい(与圧されていないため)
ターボプロップ=空気が薄くなっても性能が低下しない=より高く
ジェットエンジン=よい早く=成層圏
ターボファンエンジン=より遠くへ
ターボプロップ=YS11にも使われていた(ロールスロイス製)タービンを駆動して回転エネルギーを得ると同時に推力も発生させる。80~90%はプロペラ回転のため。残りを噴射による推力。
ターボジェットは100%ガス噴射による推力。
これは超音速には向いている。
両方を活かしたものがターボファン
ターボプロップは亜音速、ターボファンは遷音速、ターボジェットは超音速に向いている。
プロペラのジャイロ効果=ライト兄弟は左右2つを逆方向に回転させた。絵リコプターは、尾部ローターでシュローダーのトルクを打ち消す。
硬化率と飛行重量=重いほどゆっくり降下する
飛行機が重いほど早く降下を開始する。
着陸距離=滑走路の60%いないで停止する必要がある。詳細をみるコメント0件をすべて表示