世界のエリートはなぜ哲学を学ぶのか? 桁外れの結果を出す人の思考法 (SB新書)
- SBクリエイティブ (2015年4月16日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797380118
作品紹介・あらすじ
世界最大の資産運用会社で最年少の重役に就くなど世界を舞台にらつ碗をふるってきた著者が、自身の経験と哲学の深い知識をベースに、一般的には知られない世界基準のエリートの実態を哲学を切り口に説く書。
感想・レビュー・書評
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グローバルに活躍するための3つの要素の掛け算。
個人力×語学力×国(組織)力。
個人力には、哲学を、そして知識をベースにそれを疑い、問いによって真理に近く教養を。
語学力は、第二外国語としての英語を。会話ができないのは論外。間違っても良いので、むしろドンドン間違いながらアクティブ・ラーニングしていくしか身につかない。
国力は、今の日本は80年代としては比べて、みる影もないので、自ら組織を運営する、コミュニティを作る力は教養に繋がる。
多様性を受け入れる。
組織力の話が少し弱いと感じました。 -
最初の3分の1か4分の1で、言いたいことは言い尽くされており、あとはその繰り返しで、単調な本。
哲学とは言ってますが、いわゆる「なぜなぜ5回」だと思えばよいと思います。
そのことと、多様性の大切さ、が、著者の言いたいことかと。
なんかですね、深みがないのですよ…。
少なくとも、理系的な素養はまったく感じられません。
その辺りが、深みがない、と感じる理由かもしれません。 -
哲学を「正解のない問題について考える」という思考法として、世界で活躍するには日本の教育のように一つの正解を選ぶのではなく、自分の意見と違う意見を交えて多様な視点を持つことが必要だと説く。
具体例がぼんやりしている。 -
お金儲けを超えた自己実現を!!哲学により学ぶ♪
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本屋で速読。
哲学と知識を組み合わせることを主張。
哲学という表現を使っているものの、要はクリティカルシンキングのことのよう。
答えが一つではない、あるいは答えなどない現実の世界で、世界のエリート層と戦うための心構えを示している。
以下、印象に残ったこと
・無知の知。知らないことを知る。哲学の巨人ソクラテスでも知らないことを認めている。また、自分の子供でも知らないことはある。まずはそこから。
・部下とは言わず、チームメンバーと呼ぶ。真理の前には皆平等。