部下を動かし、成果を上げる! リーダーになったら必ず読む「任せ方」の教科書

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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797382136

作品紹介・あらすじ

リーダーになったら誰もが悩む「仕事の任せ方」。「任せたいけど、任せられるほど育っていない」「自分でやったほうが早い」
…つい心配で抱え込んでしまう人から、お願いごとが苦手な人まで、はじめてリーダーのための「任せ方の基本」教えます!

感想・レビュー・書評

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  • 『感想』
    〇この本はリーダーのための基本が載せてある。最初に読むならいいが、余りに基礎すぎる感じはする。

    〇ただその基礎がしっかりできているかと問われれば、自信をもってイエスといえる人は少ないのではないだろうか。

    〇会社を主語にして話すことで、感情論ではなく理論で話を詰めていけることができるな。

    〇やめたくてもやめられない、それが部下の本音かもしれない。ここを責任をもってやめろと言ってくれるリーダーは格好いいな。

    『フレーズ』
    ・話題の重みが「あいさつ」「雑談」「行為」「能力」「価値観」「人格」の順に上がるということです。(略)「人」を責めれば部下との信頼関係を損なうおそれがありますから、そこには踏み込んではなりません。(p.68)

    ・ほめるときは、「君は優秀だ」とか「あなたの仕事ぶりはいい」などと相手を主語にするのではなく、自分やチーム、会社などを主語にすることを意識してみてください。(p.75)

    ・部下の心情を思えば、今ある仕事をやめるという決断ができるのは、リーダーしかいないと考えるべきです。無駄な仕事を放置すればチームの効率はどんどん落ちていきますから、「やめる仕事」を見つけて対処することは実は重要度は高いと言えます。(p.122)

    ・部下がリーダーに期待しているのは、過去の経験を語ることではなく、将来の判断をすること。(p.139)

  • ・会社からリーダーとして評価されるのは、部下を育てて、光らせる人、チームで成果を上げられる人。

  • リーダーシップとかマネジメントの入門書的なものはたくさんあるし、スタイルもいろいろある。本書は、任せることで人を育てチーム力を上げるための心構えやテクニック、ポイントを指南してくれる。

    自分のチーム運営の考え方に非常に近く、若干アナログ的な部分があったり、同意できないところもあったが、すんなりと読むことができた。ただ、頭ではわかっていても、実際に実行するのはいろいろ難しい…。

    簡潔にまとまっていて読み易いので、自分のスタイルに依らず、一度読んでみると良いだろう。

  • 何かの広告で気になって図書館で借りた。昼休みに読んでたら笑われた。

    以下メモ。
    ●リーダーはチーム内で目立たなくてもよい。部下の能力がそこそこ高く人数が多い方がチーム力が高い。
    ●仕事を部下に任せられないとリーダーがやるべき仕事の時間が取れなくなる。
    ●いつまでも「現場の仕事に人一倍精通している自分」に甘んじていてはリーダーとしてのプロの能力は身につかない。
    ●部下に仕事を任せられないのに、部下から信頼を得ようというのは虫のいい話。
    ●コーチングとティーチング。仕事の基本すらわかっていない部下に対して最初からコーチングは疑問。ある程度育つまでは仕事のやり方を事細かに教えるティーチングが良い。
    ●「事」を責めても「人」は責めない。話題の重みが「あいさつ」「雑談」「行為」「能力」「価値観」「人格」の順に上がる。
    ●部下を評価するときは「これから」がキーフレーズ。出来た仕事のことだけすると、部下は「自分はできている」と思い込んでしまうかも。
    ●褒めるときは「部分否定」と「自分や会社を主語にする」。
    ●「部下に共有すべき情報があれば報告しなくてはならない」という意識が欠けている。
    ●3つの失敗をしなければ名経営者とは言えない」「倒産」「大病」「投獄」。
    ●「報告が多い」と文句をいう上司はいない。「私の仕事を中断させてもいいから、どんどん報告してほしい」と部下には伝える。

  • リーダーとして「した方がいいこと」や「すべきこと」が列挙されており、仕事に役に立つ考え方が多く記載されている。
    しかし、文体(「リーダーであればこうありたいものです。」といった感じ)や、掲載されて事例が私の好みに合わず、最後まで読みきることができなかった。「ジャスト・ハウツー本」(悪い意味で)という印象である。

  • 2015年10月26日読破! 理想の上司になるための一冊!

    『自ら考え行動する』人材育成。それが僕の心情です。
    それを思い出させてくれる一冊です。

  • 【仕事】任せ方の教科書/古川裕倫/20150812(85/369)<220/19081>
    ◆きっかけ
    ・新人指導の為に社会人としての心得を再確認したかった。

    ◆感想
    ・コーチングよりティーチング、まずは基礎をたたきこむ、信頼関係を築く、仕組みをつくる等々・・・

    ◆引用
    ・仕組みをつくって任せる
    ・任せられれば、新たな分野に挑戦する余裕が生まれる。
    ・リーダーが部下に信頼を示すためには、仕事を任せることが必要。
    ・レンガ積みの職人の話:レンガを積んでます=>壁を作ってます=>後世に残る教会を建てています。
    ・魚を一匹与えると、彼は一日食べる。魚の取り方を教えると、一生食べていける。
    ・少しずつリーダーとして成長していくのだ、という謙虚な気持ちがあれば、周囲の人もついてきてくれるもの。わからないときは勉強中です、と素直に言う。
    ・コーチングの前にまずはティーチング。まずは全速力で仕事の基礎をたたきこむ
    ・できてない分野については、この分野はこれからだ、という考え方。
    ・部下をほめるときは部分否定と自分や会社を主語に。例)まだ経験は浅いけど、とくにかくまじめに取り組んでいる。私はそのアイディアはいいと思う。チームに十分貢献してくれた。
    ・部下のモチベーションを高め、仕事の質を高めるのには、まず仕事の目的や全体像を理解させることが必要。そうすると部下は想像力も働かせられるようになる。
    ・哲学を持つとブレない判断ができる。例)迷ったらやる
    ・締め切りは自分で設定させる。
    ・結果責任は上司、遂行責任や報告責任は部下
    ・報告3種類:結果報告、経過報告、完了報告。
    ・部下に伝えるべき重要なこと:仕事に対する志。
    ・部下をやるきにさせる、ありがとうの心がけ
    ・部下の話をしっかり聞ける人は信頼される
    ・仕事の仕は仕える。言われたことをするだけ。チョンをつけることで、任せるになる。

  • 今一度初心に帰って、後輩の育成を考えるために読んだ。わかっていたけど、ちゃんとやれてないことが見えたので良かった。盆休み近いし時間使ってキチッと育成計画を考えて、盆明けからチームが機能するように頑張ろうと思う。

  • 一般的な内容。

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著者プロフィール

一般社団法人彩志義塾代表理事。

1954年大阪府池田市生まれ。早稲田大学商学部卒業後、三井物産に23年間勤務。

その間、ロサンゼルス、ニューヨークに通算10年駐在。2000年から07年までホリプロ取締役を務める。現在、一般社団法人彩志義塾代表理事、情報技術開発社株式会社外取締役、「先人・先輩の教えを後世に順送りする」を信条とし、「(女性管理職や女性役員を育成する」立志塾」「世田谷ビジネス塾」「石橋読書会」を定期的に開催している。http://www.saishi.or.jp

著書に『仕事を楽しめる人は『忙しい』と言わない〜ビジネスパーソンのための幸福論〜』、『女性が職場でかしこくふるまう技術』(ともに扶桑社)、『コーチング以前の上司の常識「教え方」の教科書』(すばる舎)、『あたりまえだけどなかなかできない60歳からのルール』(明日香出版)ほか多数。

「2022年 『THE HERO CODE 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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