ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 8 (GA文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (520ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797383140

作品紹介・あらすじ

──王国(ラキア)軍出兵。
軍神アレス率いる王国軍の突然の来襲。迷宮都市へ進撃する軍勢その数、三万。
迫りくる軍靴の音に、オラリオは──何も変わらなかった。

「せっかくだし、たまにはベル君達には羽を伸ばしてもらうさ」
強過ぎる冒険者達の手によって市壁の外で侵略者達の悲鳴が上がる中、オラリオは平穏な日々を過ごしてゆく。

小人族(パルゥム)の求婚、愛しのボディガード、街娘の秘密、神々への恋唄──そして女神が紡ぐ愛の歌。
神と子供達が送るささやかな日常編!
「ボクはずっと君の側にいるよ、ベル君」

これは、少年が歩み、女神が記す、
── 【眷族の物語(ファミリア・ミィス)】──

感想・レビュー・書評

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  • #読了

    ベル君達の日常短編?集。ではあるのだけれど
    ページ数がエグくて笑ったwww

  • オラリオとオラリオ外の戦いという新しい軸と、恋愛要素全開の回で楽しませていただきました。
    永遠の時間を持つ神と、有限の時間しかないヒューマンとの恋愛とか深いですね。恋愛模様がどうなっていくか楽しみです。

  • 軽めの日常短編集。…でいいんだろうけど、物理的厚みは同シリーズ過去最大という不思議。軽めとはいったい…(笑)ベルくん以外の視点でも描かれる“恋”の話。様々な想いが綴られます。エイナさんエピソードも彼女の可愛らしさが見られてよかったけど、個人的なハイライトはカームさんのラストシーン。細かい原理等は置いといて、ここぞというときに“奇跡”を見せられるヘスティアはあらためて神なんだなと感じられた。シルさんはいろいろ裏でありそう。シル自身が、というよりも「豊穣の女主人」含めた取り巻いてる環境がという意味で。

  • さまざまな愛の形。

  • やっとハーレムっぽくなってきました。アニメでは描かれなかったサイドストーリーも多くて満足。

  • ーー王国軍出兵。 軍神アレス率いる王国軍の突然の来襲。迷宮都市へ進撃するその数、三万。迫りくる軍靴の音に、オラリオはーー何も変わらなかった。「せっかくだし、たまにはベル君達には羽を伸ばしてもらうさ」 強過ぎる冒険者達の手によって市壁の外で侵略者達の悲鳴が上がる中、オラリオは平穏な日々を過ごしてゆく。小人族の求婚、愛しのボディガード、街娘の秘密、神々への恋歌ーーそして女神が紡ぐ愛の歌。神と子供達が送るささやかな日常編! 「ボクはずっと君の側にいるよ、ベル君」これは、少年が歩み、女神が記す、ーー【眷族の物語】ーー
    (2015年)
    — 目次 —
    プロローグ「進撃の軍神」
    一章「とある武神への恋歌」
    二章「パルゥムの求婚」
    三章「とある鍛治神への恋歌」
    四章「愛しのボディガード」
    五章「街娘の秘密」
    六章「とある女神の愛歌」
    エピローグ「バースデー」

  • 戦争が起こっている中、ファミリアの皆さんの少しほっこりするお話が展開する、中休みの巻。なんの伏線もなく、いきなり戦争が始まっちゃうのは、すごいけど、さすがの神話的展開で妙にしっくりくる。

  • 一部アニメ化部分
    特に大きなトピックは無いけど、彼らの日常も描かれていていつもの冒険とは一風変わった作品。
    物語をより楽しくさせてくれるワイン
    フィンの求婚は意外で面白かった。

  • 待ち望んでいたダンジョン探索は、今回もお預け。今回は神様と眷属たちの恋愛にスポットを当てた物語ですが、ダンまちで心に響く言葉を聴くとは思いもしませんでした。
    神という畏怖や信仰の対象となる存在に恋心を募らせるのは兎も角、その思いを成就させようとするなら、相応の覚悟が必要となります。
    そんな覚悟をベルくんに持たせた言葉に、大変感銘を覚えました。

  • それぞれの日常を切り取った物語。今後の下地になるかな。

  • 3月10日読了。図書館。

  • 恋愛エピソードをまとめた短編集。
    まぁ、もともとぼんやりとした恋愛要素はあったのですが、ここでは割とストレートに書かれていますね。
    全エピソード、それぞれに良かったけれど、「とある女神の愛歌」が、もう涙目もので。
    ヘスティアさまって神様だったんだなぁって感心しました。(^^;

  • 街のすぐ外でロードオブザリング並みの大戦争をしているとき、街の中ではいつもと変わりない日常のドタバタ劇が繰り広げられている―という温度差の激しい第8弾。今回は短編集ですね。

    どれも恋愛要素が絡んでいる短編で、これまであまり焦点のあてられていなかったサブキャララクター達の話になっていますね。とはいっても、最終的にはベルとヘスティア、そしてアイズにスポットが当たり、それに外の戦争が絡んでくることになる、と。

    これほど緊迫感のないチャラけた戦争話を読むのは久しぶりですね。動員人数だけ見ても大規模相当になる戦争で、無人兵器を使うわけでもないのに人が全く死なない戦争とは斬新な設定だと思いました。

  • 軍神アレスとその眷属によるオラリオ侵攻の話を軸に、6つのショートストーリーが詰まった巻。結果として500ページ超の大ボリュームとなった。ヴェルフや命といったヘスティア・ファミリアの面々だけでなく、ロキ・ファミリア団長のフィンとか、エイナ、シルといった脇役もフィーチャーされていて、いつもとは違った面白さがあった。最後の話では「神様の愛は一瞬」という哲学的(?)な名セリフも飛び出して、ダンまちの世界観が一層魅力的になったことは間違いない。

  • 今回は前回の予告の通りに短編集.
    で,恋愛話成分多めですね.
    ってかほぼほぼ恋愛話.
    神とヒトだったり同族だったり
    ベル君とその準ハーレムな皆さんだったり.
    面白かったよ.
    ヴェル某くんと鍛冶神さんの話が良いね.
    あの蕩けてる感じが.
    いやー,面白かった!
    これで一応第二部完だそうですが
    最後になんだかでっかい爆弾が置いてあったというか
    フラグを建立したというか….
    続きも気になるぜ!

  • いやあ、非常に充実していた。

    第8巻いわば時系列の繋がった短編集。
    ミコトやヴェルフやリリなど、それぞれのキャラクターに焦点があてられていて、どの話も面白かった。
    後書きでも書かれているように、内容としては神様と人との恋に関する話が多かった。
    それぞれの想いがとてもステキだった。

    ヴェルフの決めゼリフ『貴女に鍛えられた鉄(おれ)の熱はこんなもんじゃ冷めやしない』は格好良すぎるだろう!(笑)
    そのあとのヘファイストスのかわいいことかわいいこと!
    乙女やなあ。

    『愛しのボディガード』の焦ったエイナさんの爆弾発言には笑った。
    普段大人な彼女のかわいい面が見れて、うん満足。

    今回一番好きな話は『パルゥムの求婚』
    もうね、リリの想いに胸が熱くなって涙が出てきた。
    彼女が自分の想いにもう一度気づく場面が個人的には本巻のハイライト。
    そうだよね。
    ベルがどう思っているかなんて最初から関係なかったんだよね。
    彼女がそう決めてしまったんだから。
    その一途さに胸が切なくなる。
    うん、いい話だ。

    そしてラストのヘスティア様の言葉
    『何万年掛かっても、生まれ変わった君に……ベルくんじゃなくなった君に、逢いに行くよ。そして言うんだ。僕の眷族にならないかって。だって僕たちは永遠を生きることが出来る神様なんだぜ』
    いや、この言葉、なんとも心に響くなあ。
    不老不死者との関係を扱った物語は数あれど、その想いがこんなふうに紡がれるのは、初めて聞いた気がする。
    とてもしっくりと来た。
    なんだか優しい気持ちになれる言葉だ。

    それにしてもベル君の天性のジゴロ体質はタケミカヅキ以上じゃないかと(笑)
    関わる女の人みんなに気を持たせるとか。
    いやまあ、肝心のアイズには兎(愛玩動物?)と思われてるけど(爆)

    あと、シルさんってそう言う裏設定だったの!?と思った。

    いやあ、ほんとにいろいろ充実してたなあ。
    ますますこの後の展開に目が話せないよ。

  • 軍神アレスの侵攻と同時並行して起きる恋愛模様。命とタケミカヅチ。リリとフィンの見合い。ヴェルフとヘファイストス。春姫の活躍。シルの意外な私生活。受付嬢エイナのストーカー事件。神ヘスティアの誘拐。

  • 連作短編。
    とはいえ、主要登場人物の恋とか想いとかそこらの話。
    かなわぬ恋確定のキャラもいて少し涙。
    とはいいつつ最後の数行でこの先の展開も。
    高レベル編との合流もあるのかなぁ?

  • 各々の恋の話・・・

  • 日常編です。(めっちゃ分厚いけど)
    命さんのタケミカヅチへの想いとか、エイナさんのストーカー騒ぎとか、【豊穣の女主人】店員の秘密がまた一つ…いや二つ…とか、ヘスティア様とアイズの村娘衣裳とか、色々ありましたけど、特に印象に残ってるのはやっぱりリリの縁談(!)とヴェルフさんの二つ名(予定)ですかね。
    ファミリア内で共有しあう秘密も増えて、さて、ダンジョン下層が楽しみです。

  • 厚すぎるんじゃよ!半分にして

  • 読者それぞれの推しメンにスポットが当たった短編集。それぞれのヒロインsの良さが出れば出るほど、ヘスティアの影が薄くなる構図。ちなみにエイナ推しです(←聞いてない)。ヘファイストスの破壊力がすごかった。ベルの神に対する敬虔さが判明するけど、やっぱり狂信の域だと思う。

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著者プロフィール

第4回GA文庫大賞で【大賞】を受賞、GA文庫『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』でデビュー。

「2023年 『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか19 ドラマCD付き特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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