その「1錠」が脳をダメにする 薬剤師が教える 薬の害がわかる本 (SB新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797384130

作品紹介・あらすじ

早めの処方」が依存をつくる!
薬の危険から 「大切な家族」を守る、必読の書

感想・レビュー・書評

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  • 経歴をみて思います。
    わたしならどうしただろう、と。
    簡単に取得できる資格ではなく、それがあることで安定した収入が約束されます。
    にもかかわらず、信念をしっかりと持って発信しているという事実に脱帽です。
    近藤先生、内藤先生にもある共通の強さを感じます。
    相当の圧力もあった(ある)のではないでしょうか。

    YouTubeで、肥料として人糞を使うことができるか、という動画(本書とは関係ないです)をみました。
    畑が死んでしまうそうです。それも数年回復しないと。

    それが意味するところが、本書に記載される薬、添加物、農薬と関係している可能性があります。排泄されているのだから、人は安全なんだ、という見方もあるかもしれませんが、やっぱり違いますよね。

    薬が安すぎること(米国に比べて)も問題だ、と言われています。確かに、この薬を飲んだら胃が荒れるから、胃薬も出しておきますね、、、と連鎖的に増えますし。

  • 宇多川久美子さんの「その1錠が脳をダメにする」、2016.4発行です。刺激的なタイトルになってはいますが、内容は薬の効果と作用、リスクを具体的に見えるように説明した本です。病気を治すのは自然治癒力、薬はそれを支えるものということをベースに書かれています。要約すれば厚生労働省のHPと同じ「①に運動②に食事、しっかり禁煙、最後にクスリ」ということでしょう!(^-^) そして、なにより「生きがい」「わくわくする目標」を持ち、リラックスした時間を楽しみたいですね。今、「つま先、かかとの上げ下げ」しながらですw。

  • 薬は良い作用だけではなく、身体のどこかしらには負担をかけている、という部分にちょっとドキッとしました。色んな薬を疑わずに飲んでいたけど、身体に入って血流に乗って作用するものなのだから、言われてみれば確かにそうだよな…と共感しました。薬を少しずつでも減らして、自分の自然治癒力を鍛えていこうかなと思いました。

  • 多少表現が扇動的だとは思うけれども、薬に依存せず生活習慣を改善すべきという考え方は共感できる。

  • 薬に頼りすぎることの危険性について書かれている。また、自分で自分の状態を把握し、生活を改善することを医者や薬よりも優先することが大切と指摘されている。

  • ふむ

  • 薬の危険性を訴える本。本書は薬剤師である著者が、薬を服用する際の危険性を教えてくれる。全ての薬には副作用が存在していて、無自覚だとしても体には害が及んでいるため、薬は原則飲むべきではないというのが本書の主な主張。インフルエンザワクチンはどうか、サプリメントはどうか、便秘薬はどうか、シャンプー等の日用品化学物質はどうか、など様々な疑問点を順に取り上げ、最終的には全て「避けた方が良い」と結論づける構造だった。文章構造的に説得力に欠けるところが少々残念だったものの、著者の主張は十分伝わった。

  • 薬は治すものでなく症状を抑えるものと改めて実感できた。
    常用する薬や風邪薬は意味がないと思えたが薬が必要な場合もあると思うので自分で納得できるものは生活から無くしていきたい。
    身体のサインを受け止めてできる限り薬に頼らないよう運動、睡眠に気をつけていきたい。

  • 薬は基本的に「病気を治す」ものではなく「症状を緩和する」ものであり、病気を治すのは基本的に本人の免疫力である。
    熱は病気を倒すための免疫反応なので、熱があるからといってやたら解熱剤を飲んではいけない、とは良く聞くところである。
    実際に、免疫反応を抑え込むのが危ないと、私が知ったのはユッケによる食中毒で5人なくなった事故のニュースを見たときだった。若い男子が亡くなった事例。お腹を壊したため下痢止めを飲んのだが、下痢により毒素を排出する自己免疫反応を、下痢止めで抑えたことが重症化する一因になったとか。良かれと思って飲んだ薬が死につながってしまった。
    本書は子供医療費無料や保険料による自己負担の少なさが簡単に病院にかかり、病院にかかったのだから薬をほしがり、風邪程度の症状で薬が乱用される原因となっている現状に警告をならすものだ。
    そこは同意する。
    しかし、本書の後半は、ガンは生活の乱れ、抗がん剤は免疫を下げる、放置したのに長生きした、など、極論すぎる内容を、著者の周囲という、統計データとしては少なすぎることを根拠として語るなど、どうかと思う内容となっていた。
    花粉症も生活習慣の改善で治った著者は良かったね、とは思うが、アレルギーは大半の人はそんな簡単に治らない。

  • 昔流行った「買ってはいけない〇〇」の現代版のような本という印象。インフルエンザのときに処方されるタミフルに対する考え方が印象に残っているので、今度自分の身体で試してみようと思う。この本について一言で言うなら、『自然に任せよう』。センセーショナルな言い方なので、全てを鵜呑みにしなくてもいいと思う。

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著者プロフィール

明治薬科大卒。一般社団法人国際感食協会理事、薬剤師・栄養学博士(米AHCN大学)、NPO法人統合医学健康増進会理事。医療の現場に身を置きながら薬漬けの治療法に疑問を感じ「薬を使わない薬剤師」をめざす。

「2023年 『「第三の脂肪」撃退!糖尿病を不治の病にしない最強の方法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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