ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 9 (GA文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797385007

作品紹介・あらすじ

「モンスター……ヴィーヴル?」

新たなダンジョン階層域『大樹の迷宮』に進出したベルは、竜の少女ウィーネと出会う。
人語を話し、人からも怪物からも襲われる孤独な少女を保護することを決めるのだが……。

「竜女か──久々の上玉だ」
忍び寄る暴悪の狩猟者達の魔の手、覆すことのできない人と怪物の軋轢、そして動き出すギルドの真の主。
一匹の竜の少女を巡り、都市に波乱がもたらされる。

人と怪物、神々を揺るがす異常事態──ダンジョンの異変に迫る迷宮譚第九弾!
「ベル……大好き」

これは、少年が歩み、女神が記す、
──【眷族の物語(ファミリア・ミィス)】──

感想・レビュー・書評

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  • しゃべるモンスターが登場。通常のファンタジーとは一線を画する展開で、今後が楽しみ

  • 新展開。
    前巻最後で登場した人型竜女のモンスターを保護したことから始まる、モンスターとの新たな関係な物語。

    正直こう来るとは思わなかった。
    てっきり物語は、神に対するダンジョンの敵意の話になっていくんだと思っていた。
    これちょっと物語的にも冒険だよなあ。
    今まで倒すだけの相手だったモンスターとの共存の可能性は、物語の根幹にも関わってきそう。

    さて、そんな中で竜少女を助けるベルの行動は、もうベルらしすぎて疑問も湧かない(笑)
    ファミリアのメンバーもあきれかえりながら、そんなベルだからこそ集まった面々なので、もう仕方ないよね。
    頑張って憎まれ役を果たそうとするリリが可愛くなってくる。

    そんな愛しい日常から一変、ミッションでのダンジョンの戦いの緊張感がまたいい。
    そしてぎりぎりの戦いの後の明るいどんちゃん騒ぎ(笑)
    うん、こうでなくっちゃ。
    いや、面白かった。

    さて、次巻はこの流れでまた大きな騒動がありそう。
    そこでベルが仲間たちが、そしてウィーネたちが、どんな選択をしていくのか。
    待ち遠しい。

  • 第三章突入。モンスターとの共生とかファンタジー要素マシマシでございます。個人的には既に亜人種と一緒に暮らしてる時点で…って気はしたけど、やっぱり知性の有無は重要ですね。上下巻構成ですが区切りとしては割と綺麗に収まってたかと。まぁ裏で動いてる分かりやすい悪党たちもいるのでさすがにスッキリとはいかないけど。願わくば「異端児」達が無事でいられますように。

  • ダンジョンで生まれるモンスターと人間の関係についての巻。
    こういう展開もあるのかーっていうのと、まさかの上下巻構成で続きがあるっていうのが驚きです。次も楽しみですね。

  • ダンジョンで殺されそうになっていた魔物の美少女を助けたベル。彼女に抱きつかれて赤くなっている彼をあきらめながら怒るヘスティアとリリ。女性陣たちのお風呂でのドタバタも。

  • #読了

    新シリーズスタート。
    上下巻なの謝ってるのが面白いんよ…

  • 知性を持つモンスター。Happy Endは果てしなく遠い気がして、読む手があまり進まなかった。

  • 『モンスター……ヴィーヴル?』 新たなダンジョン階層域『大樹の迷宮』に進出したベルは、竜の少女ウィーネと出会う。人語を話し、人からも怪物からも襲われる孤独な少女を保護することを決めるのだが……。「竜女かーー久々の上玉だ」 忍び寄る暴悪の狩猟者達の魔の手、覆すことのできない人と怪物の軋轢、そして動き出すギルドの真の主。一匹の竜の少女を巡り、都市に波乱がもたらされる。人と怪物、神々を揺るがす異常事態ーーダンジョンの異変に迫る迷宮譚第九弾! 「ベル……大好き」 これは、少年が歩み、女神が記す、ーー【眷族の物語】ーー
    (2015年)
    — 目次 —
    プロローグ「出会い」
    一章「異形の少女」
    二章「竜娘のいる日常」
    三章「世界と現実と怪物」
    四章「MISSiON」
    五章「異端児」
    幕間「とどまらぬ悪意」

  • 新たな時代への幕開けか?狩るものと狩られるものが共に暮らせる世界。いつかそんな日が来るか?

  • 4月28日読了。購入。

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著者プロフィール

第4回GA文庫大賞で【大賞】を受賞、GA文庫『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』でデビュー。

「2023年 『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか19 ドラマCD付き特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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