ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア5 (GA文庫)

著者 :
制作 : (キャラクター原案)ヤスダ スズヒト 
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797385083

作品紹介・あらすじ

59階層の決戦を制し帰還に移る【ロキ・ファミリア】。
だが道中、ダンジョンの異常事態により行動停止となる一行は18階層で野営を行うことに。
そこにはアイズが再会を望む白髪の少年の姿が……
「ベル……?」

昇格の世界最速記録を樹立した少年に興味津々のアイズ達、そして一人不機嫌に陥るエルフの少女。
何とか我慢しようとするレフィーヤだったが──少年がもたらす騒動に、とうとう怒りが爆発する!
「待ちなさぁ────────い!」
「ひいいいいいぃいいいいいいい!?」
冒険者達の束の間の休息編!

これは、もう一つの眷族の物語、
──【剣姫の神聖譚(ソード・オラトリア)】──

感想・レビュー・書評

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  • 18 層のエピソード外伝版。
    やはり、ロキ・ファミリア側からの再話が楽しいですね。
    アイズの秘密も一部開示されましたが、本編の方にどう活かされるのか楽しみ。
    レフィーアとベルのエピソードは、本編でまったく触れられていないのが不自然に思える感じでしたね。(^^;

  • 今回の巻は本編の第四巻と第五巻の時系列のお話しでした。
    アイズだけでなく、レフィーアも語り部となって、18階層でのベルとの物語が綴られています。
    本編にもある部分なので、大部分で起きる出来事は変わらずあまり大きな動きはないのですが、ベル以外の視点から描くとまた新しい発見がありますよね。

    そもそも外伝の種類は、本編と同一主人公の日常編という位置づけのものと、本編とは同じ世界でありながら本編とは違う側面を見せる位置づけのものと、大きく分けて二つのものがあると思います。
    ダンまちの外伝は後者ながら、本編と密接に交差しながら話が進んでいます。
    それなのに本編と矛盾なく話が進むさまは圧巻ですよね。

    ここまで外伝でしっかりした話があると、本編でロキ・ファミリアが使いにくくなってしまいそうなのが心配です。
    本編を読んでいる人には絶対おすすめです。読まないなんてもったいない!

  • 59階層の決戦を制し帰還に移る【ロキ・ファミリア】。だが道中、ダンジョンの異常事態により行動停止となる一行は18階層で野営を行うことに。そこにはアイズが再会を望む白髪の少年の姿が……。「ベル……?」 昇格の世界最速記録を樹立した少年に興味津々のアイズ達、そして一人不機嫌に陥るエルフの少女。何とか我慢しようとするレフィーヤだったがーー少年がもたらす騒動に、とうとう怒りが爆発する! 「待ちなさぁーーーーーーーーーい!」「ひいいいいいぃいいいいいいい!?」 冒険者達の束の間の休息編! これは、もう一つの眷属の物語、ーー【剣姫の神聖譚】ーー
    (2015年)
    — 目次 —
    プロローグ「水と憩いのひととき」
    一章「経過と現状」
    間章「喜劇の裏側」
    二章「ラビット・ルーキー」
    間章「和解の裏側」
    三章「1/3の純粋な激情」
    間章「舞台の裏側」
    エピローグ「帰る場所へ」

  • ロキ・ファミリア視点のダンまち外伝第5巻。この巻では主にレフィーヤをフィーチャーして、18階層でのベルとのドタバタコメディ(?)を描いている。アイズを巡ってベルに嫉妬するレフィーヤの様子は、もはや百合に近い。アイズはアイズで勝手にベート×ベルだと思い込んでいるし、なんのこっちゃ。

  • ダンまち外伝5巻は本編でもちょうど5巻のエピソードと重なり合う物語だった。
    うん、やっぱり面白いなあ。

    ダンジョン深部への遠征だった前巻のような息詰まる戦いはなかったけれど、その分肌色成分多めでなんとも愉しかった(笑)
    そんな中、本編では描かれなかったレフィーヤとベルとの極細色モンスターに対する戦いが、なんとも熱かった。
    これまでも書いたけどレフィーヤって外伝の裏の主人公だと思うんだよね。
    もちろん表の主人公はアイズなんだけど、ちょうど本編の主人公であるベル君の役回りがレフィーヤなんだ。
    なので外伝裏主人公と本編主人公の共闘はとてもよかった。
    個人的ハイライトはそんな極細色のモンスターとの戦いで、攻撃を受けてボロボロになりながらレフィーヤを守ろうとするベルに、彼女が『わたし、貴女のこと、嫌いです。……でも、信じます』と告げる場面。
    好き嫌いや嫉妬やライバル心を越えて、彼女がベルを認めた場面。
    なんだか二人の関係がこれから少し変わっていく予感がする。
    まあ、レフィーヤってツンデレだから(笑)

    それにしても今巻はエルフ成分多めだった気がする。
    リューさんが相変わらずハンパないです。
    うん、ステキ!

    あとやっぱりアイズには精霊の血が流れていたんだ。
    ということは精霊アリアに対する英雄アルバートの如く、アイズの英雄はベル君になるんだろうな。
    いや、ひょっとしたらベルにも隠れた血筋があったりして。
    だって育ての親があの神だもんなあ。

    さて、外伝的にはダンジョンに蠢く陰謀話を追っていくことになるんだろう。
    次巻はどんな展開が待っているのか、楽しみだ。

  • 6月16日読了。図書館。

  • 様々な人達の思惑が書かれていた結果、全貌がよく分からなくなってしまった。

  • 本編でははっきりしていなかったアイズ→ベルの関係が分かって微笑ましい。ラストでベートに誤解するところはちょっとサービスが過ぎる気もするけど。オラトリアの逸話は、ベルの出生にも関わるのだろうか。いろいろと割りを食っているロキ・ファミリアだけど、別路線からダンジョンの異変を探ってて、段々と、本編と両方追ってないと世界観が分からなくなってきてしまった。

  • 特に大きな進展とか攻略もなく、閑話休題的なお話し。
    剣姫も活躍せず、主にレフィーヤの回でした。

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著者プロフィール

第4回GA文庫大賞で【大賞】を受賞、GA文庫『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』でデビュー。

「2023年 『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか19 ドラマCD付き特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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