りゅうおうのおしごと! 2 (GA文庫)

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  • SBクリエイティブ
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797386769

作品紹介・あらすじ

「私はあなたを師匠だなんて呼ばないから」
『竜王』九頭竜八一の前に現れた黒衣の少女は高飛車にそう言い放った。
 夜叉神天衣。小学4年生。
 弟子と同じ『あい』という名を持つJSの教育を将棋連盟会長より依頼された八一は密かに特訓を施す。
 だがそれが弟子にバレた時――かつてない修羅場が訪れた!
「ししょう……? だれですか? その子……?」
 はじめてのライバル、はじめての修羅場、そしてはじめての家出……幼い師弟に訪れた危機を乗り越え、二人のあいを救うことができるか!?
 悲しみの雨に閉ざされた少女達の心に、若き竜王の角が虹を描く!!

感想・レビュー・書評

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  • 2巻、夜叉神天衣(やしゃじんあい)登場。これがとてもいい。あいのライバルにる同じ年の天才少女。この天衣が八一の弟子になる原因エピソードがベタで非常に良い。途中でふと忘れがちだが、九頭竜竜王も少年に毛の生えた程度なので将棋はすごいが、人間としてはかなり経験値が低い感じ。それが文章の端端に現れてくるところもとても好感がもてる。
    いいですねぇ。

  • あいのライバル、天衣登場。

    新世界で鍛えられる天衣。
    どうでもいいけどパンサーさんはなんなんだろう。

    あとクズは鈍い。ちょっとは気付け。
    銀子さん多分たまにでれてるけどすげー分かりにくいよ。

    将棋はよくわからないけど熱い。読んでて楽しい。

    あいちゃんの成長は楽しみですね。


    最後に小学生は最高だぜ!

  • もうひとりのあい登場。満足してしまったら、上へは上がれないよね。八一と天衣の縁に鳥肌が立った。清滝一門ますます賑やかになりそう。しかし、八一はどこまで鈍感なのか。りゅうおうのおしごとはJSと手を繋ぐことだったり、女の子を奪うことだったりかー。さすがドラゲキン。

  • 購入して読み。
    もう一人の「あい」=天衣が出てくる巻。


    私は清滝師匠が割に好きなのだが、この巻でも弟子を取るのに悩む八一とのやり取りがよい。
    師匠にできることとは、戦う姿勢を見せること。強くなっていく姿を見せること。それこそが最高の指導なのかもしれない。(p175)

    新世界はジャンジャン横丁の将棋道場の描写、パンサーの描写がいい。あのあたりは通ったことがあったのでなんかうれしい気持ちになった。

  • 『熱い物語が書きたかったから』と1巻のあとがきにありましたが、その通りの2巻だったと思います。1巻同様に取材を真摯にされていることが覗えます。特に主人公:八一と清滝師匠の間で交わされた弟子の育て方についての会話は強く印象に残りました。

    この巻のあとがきに3巻については『私が最も書きたかったことがテーマになります。』とあるので引き続きで楽しみです。

  • 熱血なにわ将棋物語2巻。あいちゃんのライバル登場、九頭竜竜王ロリコン疑惑深まる、の巻。あいちゃんの可愛さと銀子姉弟子の不器用な好意は1巻と変わらず感じられたもの、天衣が登場したことにより薄まった感じ。新キャラの天衣も悪くないが、まだあいちゃんとだけいちゃいちゃしていたかったかも。

  • ある日八一は将棋連盟の会長から新たに弟子をとるよう依頼される。会長曰く「お好きでしょう?小学生」何と言うことだ!紹介されたのは夜叉神天衣。小学4年生。高飛車で紛れもない天才だが八一は弟子にすることを逡巡する。しかし、あいの同世代の強力なライバルがいないことを危惧した八一は、弟子入りを認め街の道場で密かに特訓を施すことになるのだが…。あいライバルとなるもう一人の”あい”が登場。あいvs天衣の熱い対局シーンや、過去のつながりについての人情話があり、今回もとても面白く読みました。続きが気になりますね。

  • 個人的には、天衣ちゃんが好きなので、活躍、更には幸せなフィナーレを迎えて欲しい

  • 「あい」にライバル登場!その名も天衣(あい)ちゃん。超ツボでした。八一も弟子に触発され強くなる………1巻からさらに面白くなっていた。primeリーディングにて。

  • やっぱこのノミダメかも・・・でもやっぱ内容はおもろいかも・・・
    の狭間で揺れております

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著者プロフィール

白鳥士郎(しらとりしろう)
GA文庫より『らじかるエレメンツ』でデビュー。
代表作として『りゅうおうのおしごと!』『のうりん』シリーズ(GA文庫)など

「2022年 『りゅうおうのおしごと!16』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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