- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797388763
作品紹介・あらすじ
先送り、先延ばし、
いつもギリギリ、やる気が出ない、
すべてのことがめんどくさい…etc
すぐに動けない自分を救う39の技術!
『昨日の疲れが抜けなくなったら読む本』がベストセラーとなった大人気の精神科医・西多昌規氏が
どうしてもやる気にならない状態からの脱出法を教えます!
・仕事を前にして、心にブレーキがかかってしまうときの簡単な対処法
・「めんどくさい」と思ったときの対処法
・いつも「やる気」あふれる人でいるための習慣術
・「やる気」を生み出す休み方
まで、豊富な具体例とともにわかりやすくアドバイスしていきます。
仕事のパフォーマンスを上げるためのコンディションの整え方指南に定評がある著者が教える、
「やる気が出ない」状態を抜け出し、「すぐやる人になる」ためのコツを教える1冊です。
感想・レビュー・書評
-
やる気に関する本を2冊続けて読んだ。
現代人がやる気を出せなくなっている背景に始まり、
やる気がないとはどういう状況なのか、
やる気を取り戻すにはどうしたら良いのか等の手法が具体的に綴られている。
休息や体調管理にも触れており、
フィジカルとメンタルが総合的に語られているのが良かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
何はさておき体調管理。
行動しなくても生きていける現代で、どう動くのか。やる気を出す、というとなんだか疲れそうだが、やる気を出せないことで疲れているのが、今の私たちなのかもしれない。
パレートの法則
全体の20%のなかに重要なものが80%あるという経済理論
休み方で大事なのは、疲れが癒せたというイメージを脳に残すこと。 -
休むためにやる気を出す
-
まさにやる気の本である。
2017年一冊目になるかな?時差ボケで眠れなかったので、夜通しで一気に読んだ。
第1章は社会背景などを通じて、現代の日本人が一般的にやる気をうしなっていることを説明する一方で、やる気を持たないとやばいぞ!という危機感を煽る内容で、その煽りっぷりに違和感を感じたが読み進める。
「野心がなく打たれ弱いのに人には褒められたい」のが現代の日本人だという説には少しどきっとさせられたが。確かにそうかもしれない。
第2章は具体的にやる気のない状態の説明で、逃避・根拠なき自信・あきらめ、というやる気なし状態をどう変えていくかという話。自己啓発書をいくつか読んでいれば、そうだよね〜という内容だった。
第3章〜第6章で一気に具体性が深まる。第3章でやる気を出すコツを説明した後、それぞれ4〜6章でそれらのコツに対応する行動や習慣が解説されている。
こういうタイプの自己啓発書は、というか自己啓発書自体そうかもしれないが、読んでただ終わりでは全く意味がなくて、何かしら自分の行動に変化を起こさなくては意味がない。その点では、本書は具体的に理論を行動につなげる解説がされているのがわかりやすい。たとえば自分に対する「ごほうび」をどう設定すれば効果が得られやすいかを心理学の観点から説明したり、目標を見失ったり不安を感じたときにどう区切りをつければよいか、などである。
また、著者は精神科医であり、自分が怠惰になっているときや逆にやる気がある時には、脳の中でどのような物質が分泌されているか、ということを逐一説明してくれるので、私は脳の仕組みを全て理解していないながらも説得力を感じた。
2016年は自分に対するコントロールがおろそかになっていた年だったので、本書から得られた行動規範、特に自分に対するごほうびの厳格な設定と、仕事の能率が下がったときに区切り方を生活に取り入れて実践したい。 -
以前、SB文庫から出版されたものを、加筆修正・改題した単行本。書店でざっと読み比べたら、章の見出しや時事的な部分が違っているくらいで内容には大差ないように感じた。値段は倍になるのに…。内容はわかりやすく納得できるものだけになんか釈然としない。
-
やりたいことややらなきゃいけないことがあるのに
やる気が出ず、なかなか前へ進めない状況がよくあります。
そんな状況を打破するために本書を読みました。
本書ではやる気を出す方法だけでなく
やる気が出ない理由まで解説をしています。
自分のやる気が出ない理由をしっかりと理解した上で
やる気を出す方法を学びたい方にはおすすめの一冊です。
ただ、やる気を出す方法だけ知りたい方には
ちょっと物足りないように感じました。 -
燃え尽き症候群、ワーキングメモリの機能低下や強迫的な部分が正に自分がやる気がでない原因の1つなのが、この本でようやく分かれたので、少し心に突っかかっていることが取り除けた気分です。