ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか ファミリアクロニクル episodeリュー (GA文庫)
- SBクリエイティブ (2017年3月14日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797390803
作品紹介・あらすじ
『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』第二の外伝、ここに始動!
これは、綴られることのない妖精譚、──【疾風の外典(ストーリー・オブ・リオン)】──
感想・レビュー・書評
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サブストーリー。いつも賑やかし要員な居酒屋の店員さん達が実は・・・。という奴。適度なピンチで面白かったかな。
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ダン待ちの二つ目の外伝。
2編の中編が入っている。
サブタイトルにあるようにリューを主人公にしたお話なのだけど、むしろこれは酒場『豊穣の女主人』という、神様のファミリアではないけれど、ひとつのファミリーの物語だ。
そういう意味で、二つの物語のうち後半のリューはもとより、猫人のクロエやルノアが店員になる経緯の話が印象深い。
いや、最初のカジノの話もいいんだよ。
特に相変わらずシルが謎すぎて、彼女、フレイヤの実の娘じゃないかと予想してたりするんだけど、それにしてもほんわか無双すぎる(笑)
リューにつては本編で、ベルたちのファミリアの加わる流れなのかなと思っていたんだけど、この巻を読むと、それはないなあと思ってしまった。
傷ついて全てを失った自分を救って居場所をくれた素敵な仲間たちのいる場所をリューが離れるとは思えない。
そんなことしたら、ミア母さんが怖すぎるし(爆)
それにしても、ダン待ち世界がどんどん広がっていくなあ。
それだけ魅力的な登場人物が多いということなんだけど。
まだまだ、例えばヘルメスファミリアのペルセウスだったり、ガネーシャファミリアだったり、もちろんフレイヤファミリアとか、ネタはいっぱいありそうだ。
本編、外伝共々、これからも楽しみ。 -
剣姫の方とは別のスピンオフ。エピソード○○となってるからサブキャラがメインになる感じです。今回は『疾風』リューの現在と過去。現在の方は義賊的活躍を見せる話。…なんだけどリューの物理的強さはいつもどおりとして、シルの謎が深まった感じが。フレイヤとこと繋がりがあるから何かしらはあるんだろうけど。過去話は「豊穣の女主人」のメンバーも掘り下げられる話でした。どう考えても豊穣の女主人ってそこいらのファミリアよりも戦力あるよね(笑)それをほぼ腕一本(文字通りの意味)で纏め上げるミア母さんパねぇっす。
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ダンまちの新しい外伝シリーズの第1弾。外伝は「ソード・オラトリア」シリーズに加えて、この「ファミリアクロニクル」シリーズも加わることに。著者は大変だ…。
ダンまちの濃ゆいサブキャラ達の知られぜるエピソードを描くというコンセプトのこのシリーズ、本巻では【疾風】リュー、および「豊穣の女主人」 に勤めるウェイトレスの何人かが描かれた。いやあ、「豊穣の女主人」にLv.4がゴロゴロいたとは驚きである。そして、女将のミア・グラントはまさかのLv.…、某有力派閥の元団長でもあったとは。やはり一般人は近づいてはいけない酒場なのであった…。 -
それは神の眷属が紡ぐ歴史の欠片ーー。「アンナ・クレーズを買い取ったのは、『大賭博場』の人間です」 腕利きの元冒険者リューが働く『豊穣の女主人』で今日も騒動が起こる。とある夫婦の一人娘がさらわれたことを知り、正義の名のもとに調査を開始するリュー。その先に彼女が辿り着いたのはーー迷宮都市の治外法権、大賭博場。人の欲望が渦巻く黄金の都で【疾風】の轟きが巻き起こる! 「お前達、声を出しな! ここは笑って飯を食べてもらう場所さ!」 そして少女達が酒場に集う始まりの物語も収録! ダンまちの世界を補完するクロニクル・シリーズ第一弾、始動!
(2017年)
— 目次 —
グラン・カジノをぶっつぶせ!
そこは豊穣の酒場〜Girl meets Girls〜 -
・グラン・カジノをぶっつぶせ!
リューが賭博の借金のかたで連れていかれたアンナという娘を助け出す。
田舎出身の伯爵夫妻として乗り込んだリュー・リオンとシル・フローヴィア。VIPルームでのオーナーらとのポーカー勝負。シルの謎の強さが。。。
・そこは豊穣の酒場
行き場をなくしたリューがシルに拾われ酒場で働くようになる。
黒拳ルノア・ファウスト、黒猫クロエ・ロロ、リューの暗殺依頼が罠と知り同じく酒場で働くことに。一時的に身を寄せていたデメテルとニョルズに祝福される。 -
それは神の眷族が紡ぐ歴史の欠片(クロニクル)――。
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何気に色々なところでネタばれ、とあと思った以上のインフレ。
まあ、わからんでもないが、インフレにも度が過ぎるというかこれでダンジョンが攻略されていないってどんだけ、というか。 -
4月4日読了。購入。