- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797391589
作品紹介・あらすじ
「…………取り戻さないと」
「……何を、ですかな」
「すべてを。喪った物を、すべて」
ゴブリン退治から消息を絶った令嬢剣士を探して欲しい――剣の乙女の依頼を受けて、北方の雪山に向かうゴブリンスレイヤーたち一行。
しかし、襲撃される寒村、謎の礼拝堂、今回のゴブリンの群れに違和感を覚えるゴブリンスレイヤー。
「……学習した、だと?」
仲間の痛手を越えて洞窟探索を終えた一行は、あるものを見つける。
「外なる、智恵の神。覚知神……」
何者かに統率されたゴブリンの巣くう古代の砦にゴブリンスレイヤーたちが挑む!
蝸牛くも×神奈月昇が贈るダークファンタジー第5弾!
感想・レビュー・書評
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やっぱり長編のほうが面白い。今回もごぶごぶ退治ですが、女神官が少しずつ成長していくのが面白いです。そろそろレベルアップしないかなー。今後も楽しみです。
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令嬢剣士もパーティに加わって欲しかった。
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9/10.
令嬢剣士とゴブリン聖騎士。最高。 -
今回は、剣の乙女の依頼を受け、ゴブリンに囚われた令嬢剣士を救出する話
救出後、ゴブリンを殲滅するため、根城である砦に邪神の神官一同と貢物を装って侵入するあたりはわくわくどきどき
令嬢剣士の単なるお荷物ではなく戦力としても有用で、戦略や戦闘の幅も広がり、なかなかおもしろかったです
ゴブリンに対する強い気持ちもあり、今後の活躍も期待できるのか、ワンポイントなのか
できればパーティに加入してくれれば面白いのかな
女性キャラが増えるのは華やかだし
以下再読のための備忘
・剣の乙女からの恋文のような依頼文
・露天風呂に入る女神官と妖精弓手「これから育つのよね。……良いなぁ」
・龍が暴れる理由は暇つぶし?
・「旨い飯、酒。良い音楽に歌。綺麗な着物。後はま、女でもおりゃあ、人生は楽しいのよ」
・「…………寒くなーーくしゅんっ」
・「重くありませんか……?」「多少はな」
・「そらそうよ、鱗の。女っつーんは、竜よかおっかないもんと相場が決まっとる」 -
今度やる劇場版の原作っぽいやつ。
雪山に籠る小鬼聖騎士との戦い。
ラストは正直う~んと思わないでもないけど、全体的には今までのレベルを維持してて面白い。神官ちゃんの成長がうかがえる1冊。 -
相変わらず女性冒険者には優しくない世界。この暴力が吹き荒れる世界感がゴブリンスレイヤーなのだなあ。
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ドワーフらが残した古代遺跡に巣食うゴブリンを討伐する5巻である。
寒村近くで初討伐に挑む令嬢剣士のショートストーリーから始まった物語は、よくまとまったものだ。外なる神の干渉がゴブリンらに変革をもたらしかけたところを、ゴブリンスレイヤーがスレイする物語である。
今回登場した彼女が今後どのような形で物語の本筋に絡んでくるかは定かではないが、今後の活躍に期待したい。雰囲気から察するに、今回もちょい役として関わった剣の乙女くらいの立ち位置になりそうだけれど。
今回も楽しませていただいた。星五つで評価している。 -
TRPGを前面にだしてきたなぁ、と。
あとはゲストヒロインはひどい目にあうのがデフォのようで。
ひどい世界だ。