現代ニュースの真相がわかる逆読み世界史 (SB新書 : 400)

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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797391688

作品紹介・あらすじ

★世界史を「逆」から眺めると、
いま起きている事象(時事問題、国際情勢、現代史)の
「根源」と「ターニングポイント」がわかる!


「海へ陸へと膨張する中国の覇権主義は、前漢の武帝の時代に始まる」
「チベット、ウイグル問題を作ったのは中国共産党ではなく清の乾隆帝だった」
「イギリスがEU離脱と通貨ポンドにこだわるのは大英帝国の栄光があるから」
「EUがトルコの加盟に消極的なのはオスマン帝国の記憶が消えないため」
「ロシアの強国・大国願望はモンゴル支配下のトラウマがなすもの」
「アメリカに不法移民が絶えないのは、メキシコから領土を奪ったから」
……

このように時代を新しいほうから逆に読んでいくと、
今起きているの事象の原因(根源)が見えてきやすい。
だが、教科書のように時代を古い順から読んでも、
それだけでは因果関係をつかむのは難しいままである。

この本では、歴史の教科書のように時代を古代から追うのではなく、
「衝突のきっかけは何だったのか?」「そのいざこざはいつ始まったのか」などと、
時代をさかのぼることで、隠れた真相や遠因にスポットを当てて、
「原因」を深読みしていく。
またさかのぼることで、
今から見ての「歴史の転換点」があらためてわかるようになる。

本書を通して、いま起きている宗教・民族問題の遠因、
世界史を揺るがした大きな事件の本当の意味(根源)などが
すっきりわかるようになる!

感想・レビュー・書評

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  • 今購入してきました。200円です。
    併せて400円です。全てを足し合わせても新刊の新書以下
    です。こういうことってアンバランスなんでしょうな。
    時代がそうさせる、のだ。そういう時差を求め続けてはお
    りましたなぁ。しょうがないよ。
    そういう時代なんだからね。近代における金勘定について
    はそういう形におさまるしか道はないのですが。
    それとは違う道を考えないといけないよね。
    いやね…近代の枠組み以内ならそういう価格体系に従わねば。
    極めて、穏やかだけれど妥当性を逸脱しない中国史でした。
    最初から疑ってすみませんです!

  • もともとテキサス州がメキシコの領土だったとは知らなかった。世の中、現代から歴史をさかのぼっていくように読まないとわからないことは沢山あると思う。

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著者プロフィール

歴史作家

「2023年 『いっきに読める史記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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