- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797395365
作品紹介・あらすじ
●グーグルは、「社員の体調・メンタルの管理」も先進的!
「いつも10倍の成果をめざす」「優秀な人も多く競争も激しい」など、実際には心理的なストレスも多そうなグーグル社ではありますが、その分、会社も「社員がストレスをためない取り組み」を多くやっています そうしたグーグルの取り組みから、個人でもマネできるもの、などを中心に紹介します。
●「疲れる組織」と「疲れない組織」は何が違う?
日本の会社は「疲れる組織」「疲れる働き方」が多い。いくら健康体でいても、組織が「疲れる組織」であれば、元も子もありません。ご自身がマネジャー・リーダーであっても、一般の社員であってもできる、「疲れない組織」にする方法も紹介していきます。
感想・レビュー・書評
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上司と部下のコミュニケーションの点で、私の会社の今の状況ではパフォーマンスが下がるのは仕方がないと思った。
あとがきの、筆者の故国ポーランドの話は心に響いた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2018046
如何に疲れずに、仕事に取り組めるか。
元Googleの人事担当の著者。受け身で仕事をするから、余計に疲れる。上司との関係は、特にストレスに感じる。それなら、自分で上司をマネージメントする。主体的に考えれば、決して受け身にはならないのかもしれないけど、思考停止してしまう時はある。
やりたくない時に、無理に仕事に行かなくても良い。以外と、画期的な気もしたけど、生産性で考えたら当たり前。
食事を自分で作るようにする。食材への関心も湧き、仕事へのパフォーマンスにも繋がるとのこと。
信頼と信用も組織が生きるか死ぬかぐらい、とても重要な考え方。信頼があるからリスクが取れる。 -
・この仕事はなんのためにしているのか考える
・その人はなにを考えているのか意識する。強気な発言だけど実は緊張しているなとか。もっとコミュニケーションがうまくいく。 -
生産性の高いチームの共通点は「他のメンバーへの思いやりと共感する能力」と書いてあった、、、、
そう考えると、仕事の質は人間の質に比例するのだと思う。
疲れない働き方の核となる部分は、自身の人間的成長であると感じた。 -
仕事をするためにフロー状態に入るのがよく、そのために運動や食事をしっかりして心の平穏を保ち、チームと協調性を持つといった感じ。
少し上の難易度の仕事かつ興味が湧くようにする -
【この本のお気に入り】
◎フローのメリット
◎瞑想の習慣を取り入れる
【序章】皆さん、疲れすぎていませんか?
◎疲れずに仕事をするための「エネルギー」のマネジメント
↳自分のエネルギーをマネジメントする、ということ
①体のエネルギー②感情のエネルギー
③集中のエネルギー④生きることの意義からくるエネルギー
【1章】時間のマネジメントから「集中力」のマネジメントへ
◎タイムマネジメントより、集中力のマネジメントを意識しよう
↳自分の「集中力」と「エネルギー」をマネジメントする
◎フローの状態に入ると生産性が2倍になる!
・フローのメリット
↳創造性/課題解決能力が4倍になる
↳新しいスキルの学習スピードが2倍速になる
↳モチベーションが高まる(アドレナリン/ドーパミン/エンドルフィン等の脳内物質が放出される)
↳痛みや疲労を感じなくなる
◎新しいことをするためにもルーチンは持っておく
◎マインドフルネス瞑想などの心を整える習慣を持とう
【2章】疲れず生産性を上げる「エネルギー」と「感情」のマネジメント
◎90分のスプリント(サイクル)で大事な仕事に集中して当たる
◎疲れた時、イライラしている時は、頑張らない
◎新しいことをするためにもルーチンは持っておく
【3章】確実に自分をチャージする食事/睡眠/運動の習慣
◎よい食習慣のために「食事」への意識を高めよう
◎お酒は「自分の軸」を持って付き合う
◎健康に関するティップスはPCAを回して自分に合ったものを選ぶ
◎睡眠はリズムを作ることを心がける
◎忙しい時は仕事の中で動く
【4章】疲れる組織と疲れない組織
◎「疲れない組織」は自分でつくれる
◎「わからない」ことを「わからない」と言える人が「できる人」
◎ダメな上司に当たったら、自分がうまく使うつもりで
◎建設的なコミュニケーションを意識する -
「仕事とは、アウトプットを出すプロセスです。『自分ができるだけよいアウトプットを出す』ために、知恵を絞らなければなりません」
仕事はどうしても「こうあるべき」で考えてしまいますが、会社にとっても自身の成長にとってもアウトプットを高めて成果を出すことが最優先事項。そのためにいかに自分のエネルギーや時間、環境を大切にてきるか。今までの自分が知らず知らずのうちにパフォーマンスを下げていたことに愕然としました・・。
本書には具体策が多く載っております。以下はすぐ取り入れようと思った内容です。
・通勤電車のルーティン
・食事と運動
・他者を含めたマインドフルネス
・疲れない働き方
仕事は変えられなくても働き方はすぐに変えられます。周りに気を遣ってしまう日本人だからこそ、自分のアウトプットを高めることが周りのため!と思い、もっと自身・周りを大切にしようと気づかせてくれた本です。とても参考になりました。ありがとうございます。 -
・モルガン・スタンレーやGoogleで働いていた著者による教養、実践本。
・現日本の仕事環境、現状について多く言及している。働き方の多様化が急速に進んでいる中ではあるが、過去から構築してきた日本の根強い仕事環境(生産性の低さ、長時間労働を是とするなど)がすぐに変わるとは思えない。ただ、こういった本を手に取って読む人が増え、読んだ人が少しずつ仕事に対する考え方や行動を変えていくことで、変化は生じると思う。
・理論や考え方は理解できるが、具体的な実践・行動が長期間伴うかどうかというのは本書のみだと難しいかも。 -
他者との関係のマインドフルネスも大切。
恐れのない組織の作りかたを参考にしたい。
・違和感を無視しない。
・過去の振り返りをする。
・コミュニケーションにはいい質問が欠かせない。
・集中:最低限のアウトプットを決める。 -
なかなか働く上で参考になりました