シナリオのためのミリタリー事典 知っておきたい軍隊・兵器・お約束110 (Entertainment&IDEA)

著者 :
  • SBクリエイティブ
4.00
  • (1)
  • (4)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 80
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797396782

作品紹介・あらすじ

ミリタリーテイストのひきだし。

ミリタリー要素を含む物語を創作するときに知っていておきたい知識を事典形式でまとめたネタ帳。
現代の軍隊組織や兵器にまつわるトピックなど、ミリタリーにかかせないキーワードを網羅的に解説。
シナリオの魅力を増すためのヒントが満載。

●第1章 軍隊・軍人
軍隊と軍人/民間人と軍人/兵士と士官/訓練・教育/軍装・儀礼
軍人の一生/軍隊の任務/戦地での生活/前線での一日/戦争と心/災害派遣
統合軍/パラミリタリー

●第2章 戦争・紛争
戦争/軍事力・国力/戦争の勃発/戦略/作戦/補給・兵站
不正規戦/低強度紛争/戦争のルール/戦争の費用/軍事制裁/核戦争
生物化学戦/情報戦/冷戦

●第3章 陸の戦い
陸軍/兵科・兵種/部隊編成/戦車部隊/戦車戦/歩兵部隊/市街戦
歩兵対戦車/次世代の歩兵/砲兵部隊/偵察部隊/空挺部隊/支援部隊
小火器/ライフル/グレネード/砲/砲弾/戦車/戦車の構造/次世代の戦車
装甲車/歩兵戦闘車/迷彩/地雷

●第4章 海の戦い
海軍/艦隊/空母/「準空母」/艦載機/空母の戦い/水上戦闘艦
対艦ミサイル/魚雷/潜水艦/潜水艦の航行/対潜作戦/イージス・システム
海戦/軍艦の構造と機関/上陸作戦/海兵隊/上陸用艦艇/機雷/次世代の軍艦

●第5章 空の戦い
空軍/航空機の種類/空中戦/戦闘機/空対空ミサイル/第五世代機/次世代の戦闘機
攻撃機/爆撃機/偵察機・監視機/支援機/ヘリコプター/対地攻撃兵器/巡航ミサイル
ドローン・UAV/地対空ミサイル/V/STOL機/航空団と空軍基地/航空自衛隊
弾道ミサイルとミサイル防衛

●第6章 特殊部隊の戦い
特殊部隊/正規戦/戦略・民事作戦/強襲・対テロ作戦/長距離偵察/
戦闘救難/特殊部隊の装備/特殊部隊の訓練/自衛隊の特殊部隊

●第7章 電子の戦い
C4ISR/通信/サイバー戦/情報収集/暗号/センサー/レーダー/ステルス技術

※本書は2012年に刊行した『ゲームシナリオのミリタリー事典』をもとに、以下の改編を加えた新版です。
・第1章を「軍隊・軍人」の章に変更。項目追加。ミリタリーに携わるキャラを創造するために役立つ知識を増量。
・最新の軍事事情に合わせて内容を更新
・解説イラスト・カットイラストを大増量。イラストレーターには、ヒラタリョウと池田正輝を起用。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 借りたもの。
    物語の肉付け、リアリティーのためにミリタリーに関する諸要素を事典的に解説。カバー袖部分に「ミリタリーを俯瞰的に知りたい人」と書いてあるように、現代戦争の入門的な情報を知るために便利。
    見開きのページにぎゅっと凝縮。
    軍と呼ばれる存在の一般的な定義や自衛隊の組織体系など。
    敬称やスラングについても。
    戦略、戦法の話よりも、正面装備や先鋒部隊の装備についての事項が多い。…戦術についても言及されてはいない。
    現代の軍隊の話なので、過去――中世・近世――との違いも何となく言及されている。迷彩について書かれているところでは、かつての派手さがなくなり、第二次世界大戦以降、戦場でのカムフラージュ――実利的な面が重要視――されていったことが理解できる。
    現代戦争で今後の行方が気になる電子戦の話も最終ページに載っているが……ちょっと少ない。
    情報戦、サイバー戦などの話がどんな手段で行われる可能性があるか等の明言は避けている?プロパガンダについては書かれていたが。レーダー戦やその対抗策(ステレス)についてちょっとだけ。
    できればドローンの話もあって欲しかったが…言及はなかった。

  •  よく纏まっている。
     内容は、軍事ファン等には既知のものばかりだが、そうでない人達の認識はこんなものかという指標にはなる。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

東北大学卒。ホビー系出版社にてボードシミュレーションゲーム(ウォーゲーム)、テーブルトークRPG、カードゲームの開発、ローカライズを手掛けたのち、フリーの編集者/ライターに転身。ミリタリー関連では、総合ミリタリー誌『丸』、陸戦誌『PANZER』などに寄稿するほか、著書・共著に『図解 軍艦』『図解 空母』(新紀元社)、『空母決戦のすべて』(エンターブレイン)、『ゲーム視点から見た空母の戦い』(Si-phon)などがある。ゲーム関係では、定期刊行アナログゲーム書籍『Role&Roll』(新紀元社)にゲーム記事を寄稿するほか、『クトゥルフ神話TRPG』(KADOKAWA)のシリーズ展開およびプロモーションを担当するアーカム・メンバーズの代表を務める。

「2019年 『シナリオのためのミリタリー事典』 で使われていた紹介文から引用しています。」

坂本雅之の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×