うそつき―嘘をつくたびに眺めたくなる月 (新風舎文庫)

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著者 : 日日日
  • 新風舎 (2005年8月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (341ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797498226

うそつき―嘘をつくたびに眺めたくなる月 (新風舎文庫)の感想・レビュー・書評

  • 独特で子供っぽいんだけど、読みやすい語り口で好みな作家さん。怖さや不気味さが生きていてよくできた作品だとおもう。

  • 嘘も恋も死も友情も、そして自分自身の心も、そういや見えないんだよね。存在してるかすら不安定なんだ。

  • 作者の名前に惹かれた。

  • 口が悪くて捻くれているけど、結構純粋だったのかな。ちょっぴり主人公の視点に違和感を感じつつ、でもそれなりには読める一冊。でもこの人たち、冷静に考えると、相当恥ずかしい事いってるよね。

  • 『(愛とか恋とか)思うに、わかろうとしちゃいけないんじゃないかな。わからなくてもそこにあるんだから』ってセリフがベボベの歌詞のまんまのようで驚いた。なんの曲かはちょっと忘れちゃったけど、そんな感じのニュアンスの歌があった。16歳の正直になれない少女がトラウマと戦って恋とか愛とかに正直になっていく話。小説の最後の最後でちょっとうまいこと言っちゃう辺りがコイツゥ~!!って思わせる。

  • 購入です。
    内容も面白かったのですが、それ以上に高橋葉介さんによる表紙に惚れ惚れです。
    それだけでも感動ものなのに、まさかのダブルカバー仕様とか・・・。
    どうしたらいいんでしょう(笑)

  • 主人公が愛って何だろう、と悩む様を見ていると、なんとなく自分でも考えちゃうような感じ。
    何より、カバーがすごく好き。

  • 口癖は「下らない」。それは最凶の愛の言葉。

  • オチがありがちな感じで、何かなぁー。
    良いんだけど、何かなぁー。

  • かなりすばらしい幼なじみでした。実は好き、みたいな。恋愛がデーマだったのに恋愛らしいところがほぼないのも良かったです。内容は、悪い奴もいたもんだな、といったかんじ。

  • 主人公は子供。だけど、誰もがこの主人公にどこかで共感すると思います。
    好き嫌いは分かれるでしょうが、よく出来た話なのは確か。
    ストーリーとしては星2つですが、構成力というか、文章のまとまりのよさに一つ追加で3つです。

  • 文章の荒っぽさと青臭さが凄いエネルギーな作品。恋愛小説っていうしっとりさよりがむしゃらな青春小説って感じ。

  • 嫌いじゃない。でもちょっと現実とかけ離れすぎちゃってる気がしないでもない。「くだらない」は自分もよく使ってます。

  • 日日日作品。
    「下らない」と主役が言うたびにやり。特別よかった!感はなかったけれど、嫌いではない。

  • 好きの意味が分からない。愛してるの意味が分からない。そんな少女は、周囲の全てに対し「下らない」と言って日々をすごしている。
    そして、いつの日か自分自身すらも下らなく感じ、何が正しいか分からなくなり……。
    実際、僕自身好きも愛してるもどんな意味だかわかりません。ある意味、人類の命題に挑んだ作品とも言えるでしょう。
    何が下らないのか、何ならいいのか、そんなことはこの作品では描かれません。結局人一人の出来ることなんて、何言ってもたかがしれてるだろってのが、僕の印象。良いこといえばいくらでも言えるけど、それを感じさせる作品ではありませんでした。

  • 日日日初の書き下ろし作品。恋愛というものに疑問を抱く、純愛否定純愛もの(?)
    ちなみにこの作品、表紙だけ平成教育予備校のスペシャルで流れた。

  • やっとこさ読了。ちょっと中途半端な恋愛小説だったなぁ。

    主人公竹宮輝夜の恋愛物語なんだろうけれど、恋愛というにはちょっとグロい。

    グロいと言っても、スプラッタや猟奇とかじゃなくて、醜いのかな?

    日日日は女の子キライなのか?とか、かんぐったり(笑)

    でも、程度の差はあるにしても、恋愛観に悩むお年頃はあるからねぇ。

    正直考えれば考えるほど、ロクなモンじゃないだろうけれど…。

    それをそのまま文章にしたような感じ。

    物語にしなければならないという制約みたいな部分がちょっと邪魔してるみたいで、あとがきで言っている「一般文芸」というジャンルを意識しすぎてるかな?と。

    ジャンル的制約なんか取っ払って、物語を終わらせることに執着せずに書けば、いわゆる「文学作品」という評価が貰えたんじゃないかなぁ…。

    まあ、それが欲しいのかどうかはまた別の話だからねぇ。

  • 文章稚拙な気がして展開が丸見えてしまった…。。</br>言ってることも世界観も理解できるし、</br>感じる孤独感は誰しも共感できると思う。</br>でも「太陽」「輝夜」など懲りすぎた登場人物の名前と</br>設定展開が、こてこての少女漫画のようで覚めてしまった原因かも。

  • 一見こんなのないだろ、と思わせておいても、最終的には普遍的な話に纏められているという、日日日マジック。

  • 相変わらずこの人は文章が楽しいですね。

    <hr>

    <blockquote>いいからもう喋らないで。早いとこ帰りたいんだから。あたしはあんたが好きだの愛してるだのと何回口にしているか数えているだけでほとんど内容を聞いているわけじゃないんだってば。</blockquote>竹宮輝夜(たけみやかぐや)は高校生の女の子。<br>
    特に嫌いじゃないからと男と付き合っては、
    すぐに相手を捨ててしまう。<blockquote>現実は、ゲームじゃない。
    <br>あたしはアイテムじゃない。意思を持った一人の人間だ。
    <br>わかってよ。わかってる?
    <br>ねぇ。山野くん。海藤くん。ちゃんとわかっているのかな?
    <br>わかってないでしょう。<br>
    「必ずきてよね」<br>
    行くものか。</blockquote>

    彼女の口癖は「下らない」。

    <blockquote>下らない。
    <br>あたしは、下らないことに。<br>
    姉さんが死んだら哀しいことを、姉さんが死んでから思いだした。</blockquote>

    冷たくて嫌な奴で嘘つきで。<br>
    自分自身をそう評する輝夜。<br>
    彼女の目の前には、時々、仮面を被った影法師が現れるようになる。<br>
    それはまさに自分自身の姿?<blockquote>「スキって、どういう意味?」<br>
    「え――」<br>
    「アイシテルってどういう意味?」<br>
    「何を」
    <br>あんたが十二回と七回、合計十九回も熱烈に口にしていた言葉の意味を尋ねただけなんだけど。まさか知らずにつかっていたんですか?</blockquote>
    <hr>

    これはラブストーリー?
    <br>いやちょっと違うかな。<br>
    でもやっぱりラブストーリーだ。
    <br><br>

    日日日の文章(言葉とリズム)はいつもどおりに軽妙すぎて、
    どんどん読めちゃうから非常に軽くて浅い感じもしちゃうんですけど、
    でも、ときどきドキッとする内容もあってなかなかいいですね。

    <br><br>ずっとトップギアで上滑りしそうな文章のままで、
    最後まで書ききっちゃうのはこの作者の力なのでしょう。<br>
    テンポにメリハリをつけると、もっと泣かせられたりするのでしょうが、
    それはこの人の味じゃないんでしょうね。
    <br><br>
    <br>
    独特の文章で面白いので、是非一度読んでもらいたい作家さんです。
    <blockquote>「人間はみんな寂しい」</blockquote>

    <hr>

    <a href="http://blogs.dion.ne.jp/zzz/archives/1035178.html" >※その他の本の紹介・感想まとめはこちら</a>

  • ▼『ちーちゃん』で期待しすぎたせいかもしれないけど、ちょっとがっかりです。▼青臭い! ちょっと私には青臭すぎる! しかも書き手が『青臭いんじゃないのこれ』って思ってない! もう素で書きすぎ! 恥ずかしいよ! ▼ヒロインが、かぐや姫がモチーフの女の子ってだけで恥ずかしいですよ! かぐや姫に関連づけられた表現が出るたんびに、はいはい高校に戻りなさい、という気分になれるよ。ひらがなの章立てがかっこよさ狙ってやってるのにちっともかっこよくなくて恥ずかしい! 『がらすぶさいく』っていう造語のセンスも恥ずかしい!! また幼少期のトラウマにつなげてくるのも時代遅れで恥ずかしい! タイトルも恥ずかしい! もう何もかも恥ずかしい! 恥ずかしさに気付かない書き手が恥ずかしい! ▼ええっと、赤面したければ買え。

  • 好きも愛してるもわからない。「下らない」と最凶のアイノコトバを繰り出し男どもを拒絶し、本当に好きな子にはなかなか素直になれない、現代版かぐや姫。

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