日本人のためのイスラム原論

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  • 集英社インターナショナル
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  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797670561

感想・レビュー・書評

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  • 日本ではどうしてイスラム教が広がらないのか?を起点にして、日本人の「戒律を嫌う」宗教観から他の宗教との比較、ひいては欧米社会(特にアメリカ)とイスラム社会はどうしたら分かり合えるのかが軽快な語り口で綴られている。

    特にオススメなのが宗教比較。「キリスト教は信じれば(=信仰心があれば)救われるという考えをベースにし、行動規律を持たない。一方イスラム教は律法を守ることで、アッラーへの信仰心を表わす」など。イスラム教はもちろん、諸宗教のアウトラインがざっくり掴めるのは良いです。

  • イスラムの友達が出来たのがきっかけで読んだのかな確か
    わかりやすい。おすすめ

  • うっぱらってしまったからいまいち思い出せないけどイスラムと中国のことをクロスさせた本だったけど昔過ぎて忘れた。

著者プロフィール

1932年、東京生まれ。京都大学理学部数学科卒。大阪大学大学院経済学研究科中退、東京大学大学院法学政治学研究科修了。マサチューセッツ工科大学、ミシガン大学、ハーバード大学に留学。1972年、東京大学から法学博士号を授与される。2010年没。著書は『ソビエト帝国の崩壊』『韓国の悲劇』『日本人のための経済原論』『日本人のための宗教原論』『戦争と国際法を知らない日本人へ』他多数。渡部昇一氏との共著に『自ら国を潰すのか』『封印の昭和史』がある。

「2023年 『「天皇」の原理』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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