上海クライシス

  • 63人登録
  • 3.46評価
    • (5)
    • (6)
    • (14)
    • (3)
    • (0)
  • 14レビュー
著者 : 春江一也
  • 集英社インターナショナル (2007年4月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (575ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797671605

上海クライシスの感想・レビュー・書評

  • 「在上海日本総領事館員自殺事件」にヒントを得たフィクション。元外交官という著者のバックグラウンドを活かした描写は流石であり、テーマも面白かったのですが、小説としては膨らませすぎた感があります。

  • 春江一也最新作。ニューヨーク同時多発テロの頃の上海を舞台にした、日本人外交官とウィグル人のテロリストの妹との恋の物語。
    テーマはイスラム原理主義、中国共産党の腐敗、放射能被害、アメリカの秘密工作など盛りだくさん。電信の暗号化の仕組みや中国公安の恐ろしさなど、元外交官ならではのリアリティはさすが。日本人の外交官が訳ありの女性と恋に落ちて政治的な厄介事に巻き込まれて…という展開は以前の作品と全く変わらないのだけれど、舞台となる国が違うだけで何作でも読みたくなるのはそのリアリティのためだと思う。

  • 2005年、「上海日本総領事館員自殺事件」をヒントに、新疆ウイグル問題、中国共産党内の暗闘を物語にした小説。

  • ストーリー調の本。数年前の日本領事館職員の自殺事件に着想を得たフィクションではあるものの、上海、アメリカ、中東を渡る国政を背景にしておりかなり面白い。上海には実在の地名も多く使われており、追体験出来た。

  • 上海にいるなら読まなきゃと買ったけど、そのまま。
    文庫本も出たんですね。

  • 上海の日本領事館館員が自殺したことから、春江さんが着想して書いた小説。上海在住の私、春江さんが上海でこの小説の取材をしていたのを知っていたので、興味津々、臨場感をもって読めるかと期待したのだが..........
    テーマを大きくしすぎたような気がする。

  • 11月20日
    集英社文庫

  • 「上海クライシス」本日やっと読了しました。 3回借り直してやっと。。。
    作者は作家としてというより、元外交官という経歴がこの本を書かずにはいられなかったのでは?と思わせる内容でした。
    日本と中国の冷え切った関係を作った元凶ーー江沢民、元国家主席を悪の親玉として登場させています。少数民族問題、中国マフィア、権力中枢の過激な闘争、スパイ合戦等々。。。それはそれは盛りだくさんの内容で、小説としての完成度が(私にとっては、)いまひとつ?の感があり。。。

    それにしても、これだけしたたかな指導者の揃っている国家が、どうして侵略の対象となってきたのか不思

  • 『ウィーンの冬』以来、久しぶりの春江さんの作品。めちゃめちゃ面白かった。他のどんな本より現在の中国の実態が描かれているのではないか、と思うほどです。実は私も子供の頃に上海に二年ほど住んでいた事があるため、本の中で随所に、行ったことがある地名や、思い浮かぶ光景があったので余計にリアルでした。<br>
    ただ本作品では胡錦濤は中国を一党独裁主義から民主化へ開放する英雄のように書いているが、これはどうも事実を歪曲化しすぎかと思わざるを得ないでしょう。<br>

  • 緻密なストーリーがとても面白くスリリングです、ただ解説する部分が少しまわりくどいが外交官のリアリティはとえても他では味わえない。

  • おもしろくないことはないが、力つきてる感じ。だいたい私は『ベルリンの秋』からこっち、作者の女性観に対して言いたいことがてんこもりなのである。

  • 読んだ日 2007.6 (借:熊本市東部図書館)(24) 

    内容:シルクロードの彼方から舞い降りた「うたかたの恋」は、中国の権力闘争とCIAの陰謀に巻き込まれ意外な道へと踏み込んでいく…。「上海日本総領事館員自殺事件」をヒントに、中国自滅への道を克明に描くサスペンス・ロマンス。

  • 中国(特に上海)に住んだことある人、中国について勉強してる人はすごく読みやすいと思う。いまの中国のこと、しっかり調べてあって、それをすごく上手に小説の中に取り込んでます。

全14件中 1 - 14件を表示

上海クライシスを本棚に「読みたい」で登録しているひと

上海クライシスを本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

上海クライシスを本棚に「読み終わった」で登録しているひと

上海クライシスはこんな本です

ツイートする