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みんなの感想・レビュー・書評
引用を上手に読ませる本。
ちょっと賢くなった気分になれるw
読んでいる間、銀英伝を思い出して仕方なかった。あのこってりした比喩が無性にハマるんだよなぁ。
世界の有名人のちょっと気の利いた名台詞を紹介しつつ、それをネタにしてお酒のつまみならぬ小話を一くさりといった趣向のプレイボーイの連載コラムをまとめたもの。
電車の車中の読書には不向き。
やっぱし、自宅でビール片手にがいいようです。
いろいろなテーマで、世界の様々なウィットにあふれてユーモラスな発言が引用されていて、とても楽しい本でした。
肩が凝らずに気楽に読めるのもいいです。
なんだか「諸君、どうだね?」って言われてるような気がして、その「諸君」というニュアンスであったり「どうだね」といういやらしさであったりが安っぽい人生劇場のようで、中にはすとんと落ちてくる言葉や感心するほど面白い名言も沢山あるのだけど、どうにもこうにも胡散臭い成金紳士の一人漫談みたいな語りのせいで好きにはなれず、それは何故かを考えてみたところ結局はこういう名言集のような類の本はちらつく著者の影でとんだ興ざめになるのだと思い自己完結しました。
なんて思いつつもベット・ミドラーの言葉が引用されてたのは嬉しかったな。あとちらつく影が興ざめとかなんとか言っちゃったけど共感もしたりして。なんだかんだ楽しみました。声を大にして言えることは、表紙がスマートで美しいってことだけです。
池澤夏樹という人をテレビで何度か見たことがある。教育テレビで世界文学をめぐる講義をしていた。
なかなか恰好の良いナイス(ハイ)ミドルという印象。あるいはぎらぎらがとれた島田雅彦。
・・・続きは下のブログをご覧下さい。
http://hikagedo-baikanan.blogspot.com/
名言集。ウィットに富んだユーモアあふれる名言を池澤夏樹の視点によりまとめたもの。
こういう企画ものは、ただ単に名言が羅列されているだけではおもしろくもなんともなくて、引用に対する編集者の意図があってこそ元ネタも生きてくるというもの。そういう意味で池澤氏は適役。世界をしなやかに捉える氏の視点は共鳴できるところであるし、その為のヒントとなり得る名言の数々も素晴らしい。ユーモアのセンスを持った大人になりたいものです。
なかなか良い本だ。叡智の断片が処狭しと掲載されていて苦笑したり、納得させられたり、こんな気の利いたせりふをいってみたいと思ったり・・。読んでいるときはフンフンと楽しい。そしてこれらを覚えていればなにかと役立つだろうと意地汚く考える。しかし私の能力はこの本を閉じたとたん、これらの言葉を忘れてしまう「叡智」しか持ち合わせていないのが現実です。






