- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797671957
作品紹介・あらすじ
2期連続囲碁名人挑戦。天才の素顔と成長の記録。
感想・レビュー・書評
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2011/1/16 予約 2/8 借りて一気に読み終える。
H23年 囲碁 棋聖戦が始まった。 張栩棋聖に 挑戦するのは井山裕太名人。
井山さんは天才なんだろうけど、おじいさんをはじめとした家族、学校の先生などにも恵まれたんだなぁとわかった。
以前から、TVで 弟子井山のこととなると顔が緩みっぱなしの師匠、石井邦生氏には好感を持っていました。
改めて本書から 人と時流にあったいい導き方をしたことがわかる。
どの世界でも、才能がつぶされる人もいるから・・・。
あとは、井山さんだけでなく日本勢みんな! 世界戦でいい結果を出してほしいね。
本書には、棋譜も載っているので興味のある人には ポイント解説も楽しめるでしょう。
内容と著者は
内容 :
12歳でプロデビューをはたし、20歳の現在は日本碁界のトップを争うまでに成長した井山裕太。
師匠・石井邦生九段から見た井山の歩みを綴る。
漫画「ヒカルの碁」原作者・ほったゆみと井山との特別対談も収録。
著者 :
昭和16年生まれ。福岡県出身。棋士。九段。
日本棋院関西総本部所属。平成5年テレビ囲碁番組制作者会賞受賞。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
囲碁界を席巻する井山裕太について、師匠の石井九段が「師匠バカ」を自認しながら書いた本。
弟子へのあふれる愛が感じ取れる。
素直で謙虚な奴は伸びる。
棋士の世界のような独立独居の場合はアドバイスも相手のやり方を壊さないように気をつけなければいけない。 -
天才がどんな道を歩んできたのかが分かる。けっして順調ではなく、悔しい思いもいっぱいしてきたということが分かった。対局の解説が結構載っているので、囲碁をもう少し勉強したら、もう一回読んでみたい。
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井山裕太が最年少で名人位を獲得する目前に出版された本。師匠が、少年時代からの逸材ぶりを紹介する。やはり常識ではかんがえられない天才はいるものだと関心するとともに、まわりの人間がつぶさずによく育てたことに感動した。