ピーター・バラカン音楽日記

  • 集英社インターナショナル
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本棚登録 : 169
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797672183

作品紹介・あらすじ

21世紀の多国籍ミュージックを聴くよろこび。ロック、ジャズ、ブルース、ソウル、ワールド・ミュージック-7年にわたって書き続けた驚きと感動の音楽体験日記を135枚のディスクとともに一挙公開。

感想・レビュー・書評

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  • マンクとは
    俺のことかと
    モンクいい

    マイルズやアリーサはいいとして、ジョーニ・ミチェルはなかなかに辛い。

  • 嫁さんが買ってきてくれた「ピーター・バラカン」のエッセイ集『ピーター・バラカン音楽日記』を読みました。

    お気に入りの本屋で見つけて買ってきてくれたようです。
    ありがとう!

    -----story-------------
    これが21世紀の新しい音楽のスタンダードだ!
    ロック、ジャズ、ブルーズ、ソウル、ワールド・ミュージック──
    7年にわたって書き続けた驚きと感動の音楽体験日記を135枚のディスクとともに一挙公開!
    月刊『PLAYBOY』に7年(76回)にわたり連載された「ピーター・バラカン」氏の人気コラム『ブロードキャスターの音楽日記』に大幅加筆をし、単行本化。
    現在日本でもっとも信頼されている音楽案内人「ピーター・バラカン」氏が、「衝撃的な音楽との出会い」「ラジオへの熱い思い」「音楽を通して見えてくる政治と社会」などについて、独自の視点と音楽観で書き尽くしています。
    -----------------------

    「ピーター・バラカン」が『PLAYBOY日本版』の2002年10月号から2009年1月号まで連載されたエッセイを追加、再構成した作品で、ロック、ジャズ、ブルース、ソウル、ワールドミュージック等、「ピーター・バラカン」が幅広いジャンルに亘って綴った音楽体験日記です。

    「沢田としき」のイラストも、イメージとぴったり合っていて、とてもイイ感じですね。

    紹介されているミュージシャンのCDやDVDも紹介されているので、色んな作品を聴きたくなりましたね。
    クリックすると元のサイズで表示します

    「ピーター・バラカン」って、ロック、ブルース、ソウルのイメージが強かったので、ワールミュージック(特にアフリカのミュージシャンの作品)が多く紹介されていたのは意外でした。

    大好きな「ボブ・ディラン」や「トム・ウェイツ」、「ジョン・レノン」、「マイルス・デイビス」が紹介されているのを嬉しく感じながら読んだり、

    まだ聴いたことのないけど、「ピーター・バラカン」が紹介している文章を読んで「リンダ・トンプスン」や「ジョーン・オズボーン」、「モゼイク」、「デレク・トラックス・バンド」を聴きたくなったりと、

    音楽に関する興味が高まる作品でした。

  • 図書館で借り手なく返却カウンターにあったのでゲット。バラカンさんやし、と思うも、やっぱり世代が違うとこんなに違うかね、というぐらい全く入ってこない。
    そもそもギリノラジョーンズぐらいで、私はブルースやらカントリーなんか全然聞かないし、
    まぁお決まりのボブディラン、ヴァンモリソン、ザ・バンド、マイルスデイヴィスあとデッド。デッドってグレイトフルうんちゃらと同じなのか違うのかも分からない。
    ちょっと世代違うだけでこんなに変わるかね。
    あとちょっとイデオロギー露出目の人だからうーん、あんまり。
    本読みながらApple Musicにあるか、なければYoutubeで検索しつつ読んだよ。
    15分で読了。



  • mmsn01-

    【要約】


    【ノート】

  •  ピーター・バラカンが月刊『PLAYBOY 日本版』に、同誌休刊までの最後の7年間(2002~08)連載した音楽コラムをまとめたもの。音楽に対する愛が全編にあふれ、愉しく読める一冊。

     バラカンが1980年代半ばにやっていた深夜の洋楽テレビ番組『ポッパーズMTV』と、89年発刊の彼の著書『魂(ソウル)のゆくえ』は、当時の私にとって、ワールド・ミュージックやブラック・ミュージックなどへの得難いガイドであった。彼の番組や本で初めて知って好きになったアーティストが、私にはたくさんいる。
     「音楽に対するアンテナが、ピーター・バラカンのおかげでグーンと伸びた」と感じている人は、私以外にも日本に大勢いるに違いない。

     本書もしかり。私の知らないマニアックなアーティストも少なからず取り上げられているが、そういう回でさえ面白く読める。そして、紹介されたアルバムを聴いてみたくなる。

     くわえて、2010年に世を去った沢田としきが担当したイラストが、じつに素晴らしい。
     各回のコラムに添えられたそのイラストは、取り上げられたミュージシャンを描いたもので、「雑誌コラムの挿し絵」の域をはるかに超えたクオリティである。各ミュージシャンのアルバム・ジャケットに、そのまま使えそうだ。
     本書のカヴァーにはその一部がカラーで使われているが、本文中のイラストは残念ながらモノクロ。すべてカラーのまま載せてくれていたら、さらによかったのに(本の値段はぐっと上がっただろうけど)。

  • 2016/1/4購入
    2016/1/22読了

  • ピーターバラカンさんが2002〜2009年までPLAYBOY日本版で連載してきたものを追加わ再構成して一冊にまとめたもの。一言で伝えられる小見出しはさすが。またバラカンさんの出来事や考え方がところどころでハッキリとされていて面白い。あまり表に出ない音楽業界の現状など、言い方さえちゃんとすれば言ってもいいんだなぁ。アーティストについては、成功した人やそうでない人、どれも興味深く、レイチャールズやウォークザライン、ロニーレインのドキュメンタリーなどは見ないといけない。といいつつも、まだまだ知らないアーティストが多いので、もう一回読むことにする。

  • ■解説
    読めば音楽が10倍楽しくなるエッセイ集
    今もっとも信頼されている音楽案内人ピーター・バラカンが、ロック、ジャズ、ブルース、ソウル、ワールド・ミュージックについて独自の視点と音楽観で書き尽くす。130枚を超えるCDガイド付き。
    ■感想
    ピーターバラカンさんのラジオで育った私にとっては貴重な一冊。
    少々アフリカ音楽に傾倒はしているものの、そこは個性。
    ただ、普段買わない音楽だけに、これらを集めているとお金が持たないよ。

  •  朝、仕事の準備をしながら聴いていたInterFMの番組「バラカンモーニング」では、色んなジャンルの色んなアーティストの曲を聴くことができました。その番組のDJ、ピーター・バラカンさんの紹介する楽曲がいつも「おっ、誰だコレは?」となるようないい曲ばかりだったので、知らないアーティストを知るいい機会にもなったし、CD購入の参考にもなりました。
     この本は、そのピーター・バラカンさんの「PLAYBOY」に連載してされていた音楽紹介のコラムをまとめたものです。前述のラジオ同様、国籍・ジャンル関係なくアーティストが紹介されていて、曲を聴いてみたくなるのはもちろん、ピーター・バラカンさんの音楽に対する気持ちがよくわかります。
     ちなみにこの本を読むとどんどん「買い物カゴ」にCD、DVDがたまっていきます。ご注意を。

  •  朝、仕事の準備をしながら聴いていたInterFMの番組「バラカンモーニング」では、色んなジャンルの色んなアーティストの曲を聴くことができました。その番組のDJ、ピーター・バラカンさんの紹介する楽曲がいつも「おっ、誰だコレは?」となるようないい曲ばかりだったので、知らないアーティストを知るいい機会にもなったし、CD購入の参考にもなりました。
     この本は、そのピーター・バラカンさんの「PLAYBOY」に連載していた音楽紹介のコラムをまとめたものです。前述のラジオ同様、国籍・ジャンル関係なくアーティストが紹介されていて、曲を聴いてみたくなるのはもちろん、ピーター・バラカンさんの音楽に対する気持ちがよくわかります。
     ちなみにこの本を読むとどんどん「買い物カゴ」にCD、DVDがたまっていきます。ご注意を。

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著者プロフィール

ピーター・バラカン(Peter Barakan)
1951年ロンドン生まれ。ロンドン大学日本語学科を卒業後、1974年音楽出版社で著作権関係の仕事に就くため来日。現在はフリーランスのブロードキャスターとして幅広く活躍。著書『魂のゆくえ(新版)』(アルテスパブリッシング)、『ラジオのこちら側で』(岩波新書)、『テイキング・ストック』(駒草出版)など多数。

「2022年 『ふしぎな日本人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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