知のトレッキング叢書 宇宙はなぜこんなにうまくできているのか

著者 :
  • 集英社インターナショナル
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感想 : 69
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797672237

感想・レビュー・書評

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  • 宇宙論入門。この宇宙の謎を分かりやすく解説する。ただ、岩波新書の佐藤勝彦著の「宇宙論入門」の方がぐいぐい引き付けられて読みやすかったなあ。

  • 二億四千万个的瞳。一億五千万的距离(地球和太阳)是一天文単位。衛星軌道要八公里/秒,地球脱出要十一,太陽系脱出要十八。地球的外周要四万公里。光速是三十万公里/秒。地球七周半。宇宙背景放射线探索机。光是粒和波。暗黒能源。

  • 同著者の「宇宙は何でできている」とは少し違った内容でまあまあ楽しめた。
    読みやすかったし、まあ人に薦めれる本ではあるかな。

  • 了。

  • 読んでいる途中で非常に心配な記述があった。我々が住む太陽系を含む天の川銀河が、隣のアンドロメダ銀河と互いの重力で引き合っており、衝突の危険があるとの事なのだ。そんな天文学的な大惨事が起きてしまったら、我々の生活はどうなるのだ。家族は?会社は?家のローンは!?
    そんな50億年先の不安に苛まれるのであった。

  • 簡単に説明する為に深い内容までは書かれていない。宇宙に関してひととおりさらっと知りたい人には良いと思う。

  • 最近の宇宙論で、日本のトップランナーの村山斉さんの本。
    前回の新書が面白かったので買ってみた。


    村山さんは東大の数物連携宇宙研究機構の方。最先端の研究をしてると共に、ヒッグス粒子が発見された時にはNHKのクローズアップ現代で解説役を務めるような、メディアや執筆活動も積極的に行なっている。


    難しい本は難しく、簡単な本は簡単に宇宙論を説明している。その中で今作は、前回の書評であった宇宙は何でできているのかという新書よりも優しい内容になってる。


    今作の内容は、ニュートン力学からアインシュタインの時代への変化。最近の宇宙論。素粒子物理学の標準模型の話。比較的簡単な内容で、これを読めば何となく先端宇宙論が理解できるというものだった。難しい公式や難しい理論は飛ばし、優しい話だけを書いた本だった。


    人柄がにじみ出ていて、楽しんで研究している姿と、宇宙の不思議さを東大教授でありながら子供のように楽しく語ってる。


    興味ある人は、是非ご覧になってみて下さい

  • わかりやすく書かれている。面白い。素人の私でも新聞やテレビで見聞きするキーワードが少しずつつながるような解説。重力の話から太陽、銀河系、ブラックホールやビッグバンまで。太陽や銀河の最後の姿、はじまりの姿、想像するとワクワクするなぁ。生きていて確認できるものじゃないってところがロマンだなぁ。ダークマターもダークエネルギーも…最後は量子力学という、物質の起源を探るミクロの世界に一気に転換。素粒子の話は私には難解すぎだな、興味深いけど…

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著者プロフィール

東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)教授、カリフォルニア大学バークレー校Mac Adams冠教授。
1964年東京都生まれ。1991年東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。理学博士。東北大学助手などを経て、2007年から2018年10月までKavli IPMUの初代機構長を務めた。専門は素粒子論・宇宙論。『宇宙は何でできているのか』(幻冬舎新書)はじめ著作多数。メディアを通して研究成果を伝えることにも力を入れる。難解な素粒子論・宇宙論をわかりやすい言葉で語る。

「2020年 『そうたいせいりろん for babies』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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