知のトレッキング叢書 宇宙はなぜこんなにうまくできているのか
- 集英社インターナショナル (2012年1月26日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797672237
感想・レビュー・書評
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筆者は実にわかりやすく難しい概念を語ってくれるからありがたい。宇宙の謎初心者は、本書一冊だけでだいぶウンチクが語れるようになるんじゃないかな。
あとなんか筆者が人間原理を嫌っているのがそこはかとなく伝わってきておもしろい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
村山さんの本は「宇宙は何でできているのか」から読み始めましたが、これから読み始める方は、この本の後に「宇宙になぜ我々が存在するのか」→「宇宙は何でできているのか」と読み進めた方が、よりわかりやすいのではないかと思います。
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例えが分かりやすい。
宇宙のはじまりは、原子が20%で残りが暗黒物質で、重量と揺らぎで、現在の様な状況になっておる。
50億年後には、太陽の膨張で地球が飲み込まれるか、アンドロメダ銀河と衝突かで、地球は無くなる。 -
難解な専門用語をわかりやすい言葉に置き換えて説明されている本でした。しかし物理の知識が高校生で止まってさらにそこから退化している私にとっては難しい部分もありました。もう一回物理勉強しようかな…。
地球が生まれてから現在までを一年とすると人類が誕生したのは大晦日、なんてよく表現しますが、そんなごく短時間で宇宙についての研究がこれだけ進んだということに驚き。でもなんで宇宙について研究するのだろう?医学の研究だったら新しい治療法や薬が開発されることで患者の病気が治る、治療の選択肢が増えるという利益が私たち人間にもたらされると思うけど、宇宙について知ることで人間にどんな利益があるのだろう?筆者は人間の起源を知ることができると書いていたけど、私たちの生活にもっと近い、というかもっとわかりやすい利益は無いのだろうか。より具体的でわかりやすい利益があったほうご研究の意欲が湧きそうだなと思うのだけど、天才はまだ誰も予測していないような未来のビジョンを描いて日々そこに向かって研究しているのかもしれない。 -
宇宙の疑問について分かりやすく解説
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こういう本を読むと学生のときのように天体望遠鏡で夜空を見上げたり、天体写真を撮ってみたくなりますね。でもそうすると、早く寝て朝読書する習慣を持っている私としてはそれができなくなるのも辛いのです。もっと時間が欲しい!
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宇宙論入門。この宇宙の謎を分かりやすく解説する。ただ、岩波新書の佐藤勝彦著の「宇宙論入門」の方がぐいぐい引き付けられて読みやすかったなあ。
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二億四千万个的瞳。一億五千万的距离(地球和太阳)是一天文単位。衛星軌道要八公里/秒,地球脱出要十一,太陽系脱出要十八。地球的外周要四万公里。光速是三十万公里/秒。地球七周半。宇宙背景放射线探索机。光是粒和波。暗黒能源。
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了。
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地上の不思議から、太陽、銀河系、宇宙のなりたち、そして未来の宇宙、マルチバース、どんどん壮大な話になっていくけれど、どれも、人間の小さななぜ?から生まれた。好奇心を持ち続けるとこんなにも面白さを教えてくれる。量子力学がやたらとすすめられていた。難しそうだけれど、今度のぞいてみようかな。