Think 疑え! (知のトレッキング叢書)

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制作 : 松本 剛史 
  • 集英社インターナショナル (2014年12月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797672824

Think 疑え! (知のトレッキング叢書)の感想・レビュー・書評

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  • そうそう。健全な懐疑主義ってのは、
    「それは間違ってる!」
    じゃなくて
    「正しいかどうかわからない」
    なんだよな。
    で、何もかもが「わからない」なんだけど、
    「わからないなかでも様々な証拠を比較衡量した結果、これが今のところは本当っぽい」
    という態度で「真理」を捉えるわけ。
    そこんところの機微が分かる人が増えてくれると嬉しいのだが。

  • ESP,UF,占星術、血液型、etcを信じている人が多い。多くはトンデモ本から読んだ情報だが、実際に見たという人も多い。しかし、脳は実際に見なくても見たという記憶が残るという。証拠もない思い込みは信憑性に欠ける。

  • 最初と最後以外はどちらかといえば、「○○の謎」の紹介といった方がいい内容でした。

  • 事例は面白いが考え方として新しいことはなかった。

  • 懐疑論者(スケプティクス)入門。科学的思考の方法、思考バイアスの種類と懐疑主義で見るべきトンデモの事例。いずれも類書にもっと詳しいものがあるが、最初の一冊としてざっと読むなら時間もかからず、悪くない。

  • つまんねー

  • スピリチュアルや代替医療を熱心に勧めてくる人達にはこうやって言いかえそう(笑)

  • 懐疑主義の大切さを優しく説く一冊。小学生くらい向けか?
    前半の「脳の偏重」がうまくまとまっていて面白い。後半の事例集はちょっと極端なのだが(人によるのか?)、「こういう困った人居るよねぇ」と感じてしまう。
     脳の偏重についてのポイントをまとめておく。
      アンカリング
      権威に訴える論証
      無知に訴える論証 
       合理的な確証が得られない場合に、
       魔法のような超自然な方法を信じること。
       わからないものはわからないと心得ること。
      利用可能性カスケード
       正しくないことも何度も言う、聞く事により、
       正しいように感じる。
      利用可能性ヒューリスティック
       事実や統計より「目の前にある事実」に
       心を動かされやすい
      バックファイア効果
       自分の信じるものを否定されると
       感情的になる。 
      バイアス盲点
       他人の偏見は分かりやすいが、
       自分自身の偏見は見えにくい。
      作話
       不確かなのに正しいと勘違いしていまう
      確証バイアス
       自分の見たいものしか見ない。
       自分の主張と異なる証拠は根拠として無視する。
      同調
       別名バンドワゴン効果。自分の意志で選択を
       しているように見えて、社会の圧力や多数派の
       圧力に流されている
      感情バイアス
       感情的になり意思決定を歪めること
      偽の合意効果
       他人も自分と同じように感じたり考えていると
       思いがち
      偽の記憶
       空想が実際の体験として記憶される
      フォアラー効果
       別名バーナム効果。誰にでも当てはまるような
       ことをその人にしか当てはまらないように言う
      フレーミング効果
       10%死亡の手術か、生存率90%の手術か
      後知恵バイアス
       前から知っていたかのように振る舞う
      錯誤相関
       勝手に関連性のないものに因果関係を持たせる
      「非注意性盲目」による見落とし
       例)ゴリラ
       集中すると大事な情報でも見落とす
      内集団バイアス
       自分の所属集団の主張を高く評価する傾向
      立場固定
       ある立場に固執しすぎて間違った信念を
       長い期間背負い込むこと
      観測選択効果
       欲しいものがあるとその関連情報が
       自動的に目に入ってくる
      パレイドリア
       雲などの形の中に意味のあるモノ人の顔などを
       見出す
      現状維持バイアス
       現状を変えたくないため、現状維持を保つように
       考える

  • やみくもに疑うのでもない、「よき懐疑主義」とはどのように可能か、という本だと期待して購入。
    読みやすい。
    たくさん挙げられている、私たちの非合理的考えを導くバイアスも、「おお、それあるある」といちいち思い当たる。
    脳を大事にすること(栄養と運動、休養、刺激)などの大切さが書かれていて、とてもプラクティカルな本なのかな、という感じを受けた。

    妄信している人には、「証拠を示せ」の一言でよく、知識も理論武装も必要ないとある。

    ところが、その「証拠」が…難しいのよね。
    今、私たちにはほとんどのものが「言説」を通して入ってくる。
    証拠を示せと言われても、現物をそこに持ってくるというわけにはいかない。
    そうすると、そこには解釈も主観も含まれた言説となってしまうわけで、なかなか泥仕合から抜け出せないのではないだろうか?
    やはり知識がないと、「有効な疑い」が持てないのではないかという疑問が残った。

  • 懐疑主義と書くと、如何にもなんでも疑ってかかる印象を受けるがそうではなくて。科学的な根拠や証拠が提示できない事実に対しては、迂闊に信じるべきではない。例えば星占い、バミューダトライアングル。例示されているものは確かに眉つばなものを含んでいるので、自分はだまされへんと思うかもしれない。でもこれが、権威ある学者がゆうているあるAという事実、やったならころっと信じてしまう人がいるのではないでしょうか。

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Think 疑え! (知のトレッキング叢書)の作品紹介

人に騙されたり、間違ったことを信じたりしないための「懐疑主義」のすすめ。事実と虚偽を見極める「疑う=考える」技術。自らを騙そうとする脳のバイアスや、疑似科学への対処法を実践的に学ぶ。

Think 疑え! (知のトレッキング叢書)はこんな本です

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