- Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797672862
作品紹介・あらすじ
長州力がすべてを語った! 在日朝鮮人二世として生まれた幼少期から、ミュンヘン五輪、噛ませ犬事件、WJプロレス崩壊まで、多くの関係者取材を通し今明かされる「革命戦士」の真実、その全歴史!!
感想・レビュー・書評
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よくぞ語ったと思ったが、引退後人気タレントになった現在を考えると、長州は昔からクレバーだったということ。
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p472 みんなで、波を立てて、乗るのは一人だとは長州の言葉だ
p483 何を得て何を失ったか
得たものは、人を見る目。失ったものは家族 -
社会の表裏・虚実を生きた長州力の伝記。オススメ!
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「小力」さんではなく、元祖、本物の長州力さんそのものが、長期間にわたり、冷静かつ多面的に描かれています。
きっと、本人が書く自伝よりもずっと、吉田光雄さんと長州力さん自身が読み手に理解できるでしょう。
それが田崎さんの描写力によるものなのは明らかです。でも、その田崎さんでさえ、何が本当で何が筋のあるドラマなのかわからなくなるような場面が何度かでてきます。
プロレスには、魔力がある。
プロレスをみてこなかった人、これからもきっと見ない人でも、その言葉が実感できるはずです。 -
ノンフィクション作家が追った、プロレスラー長州力の生涯。90年代のプロレスに興味があれば、読んで損の無い、高いクオリティ。
長州力の生涯に迫っていくと、自然とそれがアントニオ猪木の狂気的存在に接近していく。エピローグで語られる、猪木の戦慄の一言が印象に残った。 -
もちろん、昭和プロレスファンとしてメチャメチャ引き込まれる逸話の数々が語られているんだけど、それ以上に人間 長州力=吉田光雄 のドキュメンタリーとして読みごたえあり。
両親が朝鮮半島出身、レスリングのミュンヘン五輪代表、渋々入ったプロレス界、でもプロレスという魔界のど真ん中を、最強レスラーとして、変わらぬ姿勢で走り続けた人生。インタビューからは、心優しい吉田光雄の素顔が感じ取れます。
同世代の昭和プロレスファンにはお薦めです。 -
昭和のヒーロー長州力
あまりに寂しい。谷津との決裂は知ってたけど、キラーカーン、マサ斎藤そして佐々木まで不仲になっちゃったとか。寂しいな。 -
2017.6.6読了。図書館で借りた。
とても長かった。
長州以外のプロレスのこともいろいろ書いてあります。 -
今までの歴史がわかって大変面白かった。ノンフィクション作家が書いたこともプラス要因。