- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797673135
作品紹介・あらすじ
先の安保特別委員会で山本議員が総理以下各大臣に迫った全質疑に詳細な注を加え、さらに側近と本人への新規取材を収録。率直で真っ当、ぶれない政治家としての姿勢と戦略、情熱の全て。(解説・小林節)
感想・レビュー・書評
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山本太郎さんの質問は、シンプルで真っ当だ。
本書は是非、当日の衆議院審議中継を聞きながら読むことをお勧めしたい。言葉を選び考え抜かれた質問は、私たちにも「一緒に考えよう」と強く訴えてくる。
あの時国会の中で何があったのか、ニュースを見ているだけでは分からない。
太郎さんの真面目さと覚悟がずしんと伝わってきた。誠実で、いつの間にか周りを巻き込むパワー、今後も注目し応援したいと思う。 -
山本太郎って自己顕示欲の強いアホぐらいに思ってたんだけど、これを読んでアホだったのはなんとなくなイメージで人を判断していた自分だと思い知った。山本太郎、彼の質問は本質を突いてるし、相手の答えを計算してと思われるさらなる突っ込みが賢い。焼香パフォーマンスなど彼の全てを肯定的に捉えているわけではないが、1人の政治家としての彼の今後に期待したい。
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2015年9月の安全保障関連法案(戦争法案)に対する山本太郎議員の国会質疑を文章に書き起こしたもの。今、改めてこれを読むと、山本議員の質問は論理的で一貫性があり的を得た質問であることがよく分かる。
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期待しなかったが読んでみるとおもしろい。2015年8月〜9月にかけての参議院での質問だ。リアルタイムでテレビで見ていたのを思い出した。質問の内容や主張にはなるほどというのもあるので、今後は期待したい。
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討論の内容自体は面白く感じるが、
もう少し質問の核がわかる編集だと良かったかな?と感じた。
山本氏には、政府の悪いところを出していくのも大事だが、
奨学金制度の討論の時のような、ポジティブな議論もたくさんお願いしたい。
自分がいろいろ知らない、勉強不足だと感じることも多かったので、ちゃんと調べよう。 -
安保法案で国会が揺れた時、山本太郎と安倍総理のやりとりがYou Tubeで話題になりましたが、数回にわたるこのやりとりを、発言そのままにまとめられたもの。この時掲示された資料も添付されています。もちろん、動画を見る方が臨場感あふれて面白いのですが、文字で起こすことで何が言いたかったのか分かりやすい面があります。また最後の数十ページは彼をサポートする著名人による評価や彼の行動の背景などが解説されていて、ここだけ読んでも面白いと思います。まあ、彼を批判的にみるのであれば何を言っても面白くないでしょうけど・・・
個人的には芸能人だから当選したのかなと最初は思っていましたが、当選した要因がたとえ認知度があったからだったとしても、その後の彼の行動に対する評価は芸人としての山本太郎ではなく、政治家として山本太郎の評価だと思います。目立ちたがり屋、無知、いろんなこと言われていますが、一方で愚直で素直、無知であることを自覚しているが故に非常に勉強家であるという評価もある。
国会中継では、テレビで放映される時間に合わせて、最も知りたい、聞きたいであろう質問をぶつけるようにしているとのこと。政治を見てもらうためだという。アドリブで率直な質問をするので、質問内容を書いた紙をのぞき見する官僚も現れ始めたのでダミーの内容を混ぜたり、詳細な紙を用意するのをやめたりと、質疑前から攻防は始っているというくだりの話は面白い。他の政治家が同じタイトルで同じような内容の本を出しても売れないだろうし、評価どころか批判もないだろう。 -
「みんなが聞きたい」というよりは「みんなが知らない」ことを総理に質問している本 そしてその質問に総理はじめ関係者はほとんど答えず逃げている、というのが分かる本
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どのように質問がなされ、どのような回答が総理から返ってきているかがよく分かる。
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山本太郎。
すごい政治家だ。
自分も行動しよう。