進化論の最前線 (インターナショナル新書)

  • 86人登録
  • 3.67評価
    • (5)
    • (7)
    • (11)
    • (1)
    • (0)
  • 8レビュー
著者 : 池田清彦
  • 集英社インターナショナル (2017年1月12日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797680027

進化論の最前線 (インターナショナル新書)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  •  進化論をめぐるダーウィン、ファーブル、メンデルの関係性や進化論がどう信じられるようになったのか、進化論懐疑主義者の言い分(交雑により一気に新種が生まれる事例は、生物が徐々に進化するネオダーウィニズムでは説明がつかないことなど)が書かれている。またips,stap細胞についても書かれている。 
     実際に生物が種の壁を乗り越えて進化した場面を見たことはないのに、進化を事実として受け入れがちな日本人と、すべての生き物は創造主がつくったとするキリスト教原理主義の創造論の影響で進化論を疑う人達のこと、ゲノム編集のこと、ネオンデオタール人と現生人類が交配していたかもしれないこと、ファーブルがどうダーウィンの進化論を疑ったのか、ネオダーウィニズムでもいまだ進化のなぞは解けていないことが書かれていた。
     どうして学校でこういう風に教えてもらえなかったんだろう。疑うということを禁じることは、科学的探求心の芽を摘むことだ。日本の教科書はどうしてこれほど面白いトピックをあんなにつまらなくまとめられるのだろう。勉強嫌いの子が多いのは教科書がつまらないからなのでは。
     こういう本の児童書版を日本の子どもたちに届けたいとこれを読んで強く思った。

  • 突然変異と自然選択で小さな進化は説明できるが、種を越えるような大きな進化は、できない。

    人類はこれ以上進化しないのだろうか。

  • 読みやすい章と難しい章のムラが激しかった。最後の方の猿人から現生人類の流れのところが一番面白かったかな。

    専門用語というより、(私の読解力が低いのかもしれませんが、)文脈の読解が難しいことが多々ありました。

  • STAP細胞の話はやはり夢でありあってほしいと思います。ああいう形で公表されるのも科学者としてはつらいんだろうな。

  • 読みやすく面白かった

  • 17/02/01。

  • 「ホンマでっか!?TV」でお馴染み、池田清彦さんの『進化論の最前線』

    ダーウィンの自然選択説とメンデル遺伝学が融合した「ネオダーウィニズム」。生物の進化の主な要因は突然変異と自然選択であるともっともらしく言われることが多いそうですが、実際はまだまだ解明できていない謎がかなりたくさんあるとのこと。そんな生物の進化について、「わかっていること」と「わかっていないこと」を池田先生が平易な文章で教えてくれました。

    約700万年前に分岐したヒトとチンパンジー。DNAにおける塩基配列はたった1.2%の違いしかないそうですが、ヒトが大きな脳を持つことができたのは脳の肥大化を抑制するDNAを失ったことによる可能性が高いそうです。

    などなど、面白い話がたくさん載っていました。

全8件中 1 - 8件を表示

池田清彦の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ジャレド・ダイア...
有効な右矢印 無効な右矢印

進化論の最前線 (インターナショナル新書)はこんな本です

進化論の最前線 (インターナショナル新書)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

進化論の最前線 (インターナショナル新書)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

進化論の最前線 (インターナショナル新書)を本棚に「積読」で登録しているひと

進化論の最前線 (インターナショナル新書)の作品紹介

ダーウィンの進化論に真っ先に異を唱えたファーブル。進化論の本流とされているネオダーウィニズムは、いまだファーブルの批判を論破できていない。進化論の問題点とゲノム編集など最新研究を解説。

進化論の最前線 (インターナショナル新書)のKindle版

ツイートする