タイムマシン論最先端物理学によるタイムトラベル入門

著者 :
  • 秀和システム
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798013527

作品紹介・あらすじ

ワームホールのつくりかた/ティプラーの円筒/宇宙ひもによるゴット型タイムマシン/空間を伸び縮みさせるワープドライブ/タイム・パラドックスの解決方法…アインシュタインもペンローズもホーキングもみーんな頭を悩ませた現代科学の超難問。

感想・レビュー・書評

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  • エントロピーの増大がなければ時間が流れていると認識できない。
    何かの変化が起こるから人は時間を感じる。

    変化がゆっくりであれば時間が進むのが遅いと感じ、いろんなものがめまぐるしく変わっていけば時間が進むのが早いと感じる。

    また、自分自身すなわち脳がそれを感じることができるかどうかも重要で、
    極めて短時間にものすごい情報が脳の中を目まぐるしく駆け巡れば、一瞬時間が止まったような感覚に陥ることもありますよね。

    こういう本は大好きです。

  • 2010年6月18日

    <Time Travel for beginners>
      
    Cover Illustration / Lok Jansen

  • 理論物理で実際にタイムマシンが論じられていることは、実は知らない人も多いかもしれない。どのような実現可能性があるのかをさっと見たい人にはいいかもしれない。ただ、コストパフォーマンスは期待してはいけないと思う。500円なら買いだと思うけれど…

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著者プロフィール

1953年,北海道札幌市生まれ、1976年,京都大学理学部卒業。英・ウェールズ大学カーディフ校博士課程修了,PhD),マックス・ブランク天体物理学研究所、米・ワシントン大学研究員などを経て、弘前大学助教授、同教授。東北大学大学院理学研究所教授、2016年から京都産業大学教授、東北大学名誉教授。
専攻:一般相対性理論・宇宙論。 
主な著書『宇宙物理学』(朝倉書店)、『シリーズ現代の天文学3宇宙論Ⅱ』(共著、日本評論社)、『ブラックホールに近づいたらどうなるか?』(さくら舎)など多数。翻訳『シュッツ相対論入門』(共訳、丸善出版)など

「2017年 『宇宙を見た人たち 現代天文学入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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